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新座市国民健康保険データヘルス計画(概要版)
< 計 画 期 間 : 平 成 27 年 度 ~ 平 成 29 年 度 >
【新座市の特徴】
①
特定健診の受診率が低く、埼玉県市町村平均を下回っている。
・ 若 年 層 ( 40 歳 代 及 び 50 歳 代 ) の 受 診 率 が 特 に 低 い 。
・練馬区・西東京市に隣接している地区の受診率が特に低い。
②
特 定 保 健 指 導 終 了 率 が 年 度 に よ っ て 上 下 し て お り 、埼 玉 県 市 町 村 平 均 を
下回っている年度もある。
・ 若 年 層 ( 40 歳 代 及 び 50 歳 代 ) 及 び 男 性 の 終 了 率 が 特 に 低 い 。
③
心疾患のSMR(標準化死亡比)が高い。
・急性心筋梗塞のSMR(標準化死亡比)が特に高い。
④
特定健診の結果で、血圧・血糖の基準値を超えた方の割合が高く、全国
及び埼玉県の割合を上回っている。
⑤
喫 煙 習 慣 が あ る 方 の 割 合 が 男 女 と も に 高 く 、全 国 及 び 埼 玉 県 の 割 合 を 上
回っている。
→高血圧・糖尿病・喫煙は動脈硬化を進行させる危険因子であり、急性心
筋梗塞を始めとする心疾患のリスクを高める。
⑥
一 人 当 た り 診 療 費 は 年 々 増 加 し て い る 。特 定 健 診 の 受 診 回 数 別 の 一 人 当
たり診療費では、3回受診の方の診療費は無受診の方より少ない。
⑦
人 工 透 析 を 行 っ て い る 方 の う ち 、半 数 以 上 が 糖 尿 病 に 罹 患 し て お り 、透
析を行っている方のほぼ全員が高血圧に罹患している。
【課題】
①
特 定 健 診 受 診 率 ( 継 続 受 診 率 )・ 特 定 保 健 指 導 終 了 率 の 向 上
②
糖 尿 病 及 び 高 血 圧 の 早 期 治 療 、血 糖 及 び 血 圧 の 基 準 値 を 超 え て い る 方
を減らす(人工透析に移行する方の人数を減らす)
③
被保険者の健康意識向上(特に高血圧、糖尿病、喫煙)
④
医療費の増加を抑える
【達成しようとする目標】
⑴
短期目標(各年度の目標)
・特定健診受診率の目標値
平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 平 成 29 年 度
特定健診受診率
の目標値
45%
51%
60%
・特定健診継続受診率の目標値
平 成 26 年 度 に 受 診
平 成 27 年 度 に 受 診
平 成 28 年 度 に 受 診
し た 方 が 、平 成 2 7 年 し た 方 が 、平 成 2 8 年 し た 方 が 、平 成 2 9 年
度も受診する割合
特定健診継続受診率
の目標値
度も受診する割合
79%
82%
度も受診する割合
85%
・特定保健指導終了率の目標値
平 成 27 年 度 平 成 28 年 度 平 成 29 年 度
特定保健指導
終了率の目標値
⑵
40%
50%
60%
中 長 期 目 標 ( 平 成 29 年 度 ま で の 目 標 )
・ 医 療 費 の 目 標 値 ( 平 成 29 年 度 ま で の 中 長 期 目 標 )
平 成 2 9 年 度 の 1 人 当 た り 診 療 費 の 目 標 に つ い て 、埼 玉 県 の 推 計 を 参 考 に 設
定した。
【目標を達成するために実施する保健事業】
・特定健診
・総合健診
・総合健診結果説明会
・人間ドック
・特定保健指導
・健康教室
・重症化予防事業
・重複・頻回受診者訪問事業
・事業主健診の結果受領
・健康診査補助金の交付
・健康相談(栄養相談)