(4) 水質管理目標設定項目検査 将来にわたって水道水の安全性を確保

(4)
表2
水質管理目標設定項目検査
将来にわたって水道水の安全性を確保するため、水質管理上留意すべき項目とし
て、設定された水質管理目標設定項目については、表2とおり八代水源地におい
て1年に1回水質検査を行います。
水質管理目標設定項目
項目
目標値
1
アンチモン及びその化合物
2
ウラン及びその化合物
3
ニッケル及びその化合物
0.01mg/L 以下(暫定)
4
亜硝酸態窒素
0.05mg/L 以下(暫定)
5
1,2-ジクロロエタン
0.015mg/L 以下
0.002mg/L 以下(暫定)
0.004mg/L 以下
6
削除
削除
7
削除
削除
8
トルエン
0.2mg/L 以下
9
フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)
0.1mg/L 以下
10
亜塩素酸
0.6mg/L 以下
11
削除
削除
12
二酸化塩素
13
ジクロロアセトニトリル
0.01mg/L 以下(暫定)
14
抱水クロラール
0.02mg/L 以下(暫定)
15
農薬類
16
残留塩素
17
カルシウム、マグネシウム等(硬度)
18
マンガン及びその化合物
19
遊離炭酸
20mg/L 以下
20
1,1,1-トリクロロエタン
0.3mg/L 以下
21
メチル-t-ブチルエーテル
22
有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)
23
臭気強度(TON)
24
蒸発残留物
25
濁度
1 度以下
26
pH値
7.5 程度
27
腐食性(ランゲリア指数)
28
従属栄養細菌
29
1,1-ジクロロエチレン
0.1mg/L 以下
30
アルミニウム及びその化合物
0.1mg/L 以下
0.6mg/L 以下
1 以下
1mg/L 以下
10mg/L 以上 100mg/L 以下
0.01mg/L 以下
0.02mg/L 以下
3mg/L 以下
3 以下
30mg/L 以上 200mg/L 以下
-1~0
2,000/1mL以下
(5)
表3
その他の検査
より安全で安心してご利用できる水道水をお届けするために、表3のとおり
ダイオキシン類及び指標菌(クリプトスポリジウム対応)(原水中の大腸菌・嫌
気性芽胞菌)について水質検査を行います。
その他の項目検査及び検査頻度
項
目
検査頻度
検査地点
八代水源地・松江城水源地・高田水源地・建馬
1
指標菌
4 回/年
水源地・新開水源地
2
ダイオキシン類
1 回/年
八代水源地
6.水質検査方法
採水・水質検査・成績書の発行までの業務を水道法第20条第3項による厚生労働
大臣登録機関に委託して行います。
7.臨時の水質検査
水源等の水質に異常が確認され、水質基準を満たさないおそれがある時は、直ちに
取水を停止するなど必要な措置をとるとともに、水源や配水池など必要な地点で、安
全が確認されるまで臨時の水質検査を行います。また、事故、災害により配水管で異
常が見られたときにも臨時の水質検査を行います。
8.水質検査計画及び結果の公表について
水質検査計画や水質検査結果については、水道局ホームページで公表します。また、
水道局内でも閲覧できるようにします。
9.水質検査の評価について
検査結果の評価は検査ごとに行います。また、検査結果をもとに、必要があれば検
査計画を見直していきます。
10.水質事故時の対応
水質事故が発生した場合、関係機関と連携によって迅速な対応に努めるとともに、
速やかに市民の皆さまにお知らせします。