(ここをクリックすると表示します) [PDFファイル/288KB]

蒲郡市認知症ケアパス(認知症の経過と対応法)
認知症の疑い
○印⇒周りの環境により、うまく対応できない場合、このような症状が出ることがあります。
認知症を有するが日常生活は自立
誰かの見守りがあれば日常生活は自立
●物忘れの自覚があるが特に気にした様子は ●置き場所が分からず、探し回る
ない
●歩行が不安定になる
●言葉が減る
●服の着方がわからない、表と裏がわからない
●着替えの動作ができない
●日中うつらうつらする
●年齢を実際より、若く言う
●声かけや介護を拒む
●口から飲食物が入らな
●不安、いらいら、あせり、抑うつ、自信喪失
●トイレの場所を間違えて排泄する
●不快な音を立てる
い
●話を取り繕って話す
●道に迷うことがある
●尿意や便意を感じにくくなる
●料理がうまくできない
●夕方~夜間にかけて症状悪化の傾向がある
●飲み込みが悪くなる
●味付けが変わる
●食べ物をあるだけ食べてしまう
●食事に介助が必要
●ATM が使えない
○大声を出したり、手が出たりすることがある
●会話が成り立ちにくくなる
●買い物で小銭が払えていない
○物を破壊することがある
●考えるスピードが遅くなる
○我慢ができなくなる
●同時に複数のことを処理できない
○人格が変わったように見える人もいる
●気持ちを言葉でうまく伝えられない
○非常識な時間帯に電話したり外出をする
●「あれ」
「それ」
「あの人」等という代名詞 ●疲れる、音や光に敏感になる
●何かヒントがあれば思い出せる
本人の
様子
常に介護が必要
●季節に応じた服を選べない
●約束したことを忘れる
が多く出てくる
日常生活に手助けが必要
○「物を盗られた」という
同じ話が多くなる
⇒
直近のことを覚えられない
⇒ 体験したことを忘れる ⇒ いつどこで何をしたかなどの出来事を忘れる
カレンダーや新聞で確認しないとわからなくなる ⇒
◎認知症予防のための生活に心がける
◎大事な事や出来事をメモに書きとめる
◎認知症を発見しても、進行を遅らせるとい ◎ゆっくり、短いことばで、1 つずつ言う
対応の
う点では生活の工夫は同じ
時間や日にちがわからなくなる ⇒
季節・年次がわからなくなる ⇒
親しい人や家族が認識できなくなる
◎自然の風や光に適度にあたる
◎体調の変化など身体管理を十分にする
◎昔の思い出に触れたり、なじみの歌に親しむ
◎言葉以外の表情などのサインを大切にする
◎時間の見当がつく工夫をする
ポイント ◎同じことを何度聞いても親切に対応する
⇒ 過去に獲得した記憶を失い、若い頃の記憶の世界で生きる
◎スキンシップを大切にする
◎不快な表情や態度はとらない
◎できないことはさせない
◎できることを活かす
★家族や孫、子供との交流をふやす
★認知症の介護について勉強しましょう
★介護サービスを利用したり、家族の交流会に参加 ★認知症が進行した後の備えをする
★出来る家事は行ってもらう
★近い親戚家族や本人の親しい人には、病気のことを する
★一緒に外出や食事する時間をもつ
伝えておきましょう
★体の動きが少なくなり、介護の負担が軽くなることもある
★今後の生活設計(介護、金銭管理、財産等)につ ★主治医、ケアマネジャーと生活の場を考えておく
★本人へ将来(財産や介護の希望等)の希望 ★認知症の方のご家族と交流しましょう
いての備えをする
を聞く,難しければ第三者を挟む
一人で抱え込まない生活の準備(3人くらいは対応
本人へ今後の生活についての意向を聞いておく
本 人 家 族 ★認知症の初期症状を学ぶ
★病識がないため受診拒否をすることがある「高齢者 ができるように)をする
が し て お ★異変を感じたら早めに医師に相談する
向け内科がある」と勧め方を変えて対応する
★本人の行動パターンを知っておく
くとよい
★認知症予防の活動の場(集いの場)へ参加 ★診断を受けるため、かかりつけ医、専門医療機関を ★介護保険施設の見学、申し込みを検討する
こと
する
知っておく
★認知症が心配なときの相談先を知る
★日常生活自立支援事業(社会福祉協議会)を知って
★障害福祉制度について知っておく
★地域や職場で認知症の正しい理解「認知症 おく
サポーター養成講座」をうける
★居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)を知ってお
★成年後見制度について知っておく
く
★地域包括支援センターに相談する
<相談窓口>あなたのお住まいの地域包括支援センターへどうぞ
◎東部地域包括支援センター(大塚・三谷中学校区)電話59―6790 FAX59-6790 ◎みらいあ地域包括支援センター(中部中学校区)電話66―0800 FAX66-0808
◎中央地域包括支援センター(蒲郡中学校区)電話69―6674 FAX69-3993
◎西部地域包括支援センター(塩津・形原・西浦中学校区)電話58―1136 FAX57-3808
<介護保険申請窓口・お問合せ>
蒲郡市役所長寿課
電話66―1105
FAX66―3130
(H27.3.31 作成)
(認知症の経過と支援体制)
※は、別に資料あり
認知症の疑い
認知症予防
介護予防
社会参加
住民普及啓発
認知症を有するが日常生活は自立
誰かの見守りがあれば日常生活は自立
日常生活に手助けが必要
脳の健康教室、健康づくり教室、機能アップ教室
健康づくり情報マップ※
老人クラブ活動、各種サークル活動
寿楽荘、公民館活動への参加、近隣サロンへの参加
認知症サポーター養成講座
地域の見守り
見守りネットワーク (地元商店街、金融機関、薬局、郵便局、新聞、乳飲料、電力会社、水道、生活共同組合、
お寺、喫茶店、スーパー、コンビニエンスストア、認知症サポーター、近所の人、友人の見守り支援)
安心カード、配食サービス、乳酸菌飲料宅配サービス
生活援助
(介護保険以外)
ふれあい蒲郡※
食料品・日用品の宅配サービス、お助け店一覧表※
社会資源周知
身元保証のできるNPO法人等
日常生活自立支援事業
成年後見制度
認知症徘徊探知機の利用検討
家族支援
がまごおり認知症家族の交流会、介護者のつどい
認知症支援プログラム
認知症介護相談・シングル介護者交流会/認知症の人と家族の会(愛知県支部)
救急医療
医療
救急医療情報キット・安心カード
症状がひどいとき
かかりつけ医(認知症専門医と連携)
認知症疾患病院レスパイト入院
急性期の病気・高度医療(市民病院等と連携)
往診・訪問診療
認知症専門外来
相談窓口
あなたのお住まいの中学校区担当の地域包括支援センター(表面記載あり)
居宅介護支援事業所※(ケアマネジャー)を自分で選択
介護保険サービス
通所介護(デイサービス・デイケア)
(家族と同居の場合)
短期入所(ショートステイ)
訪問介護(ヘルパー)
訪問入浴
訪問看護
介護保険サービス
(一人暮らしの場合)
訪問介護(ヘルパー)
通所介護(デイサービス)
短期入所(ショートステイ)
施設サービス
グループホーム
有料老人ホーム
介護保険施設
(H27.3.31 作成)