10月:お手伝いで子どものやる気を育てよう(PDF形式:200kbyte)

平成26年 10 月
金沢市教育プラザ
研修相談センター
お手伝いで子どものやる気を育てよう
子どもはお手伝いが大好きです。お手伝いをすることで子どもたちは、出来たという達成感や自
分も役に立っているという自立の心が芽生えます。大人が「時間がかかる」「後始末が大変」とお
手伝いに消極的にならず、まずは「できそうなこと」から始めてみましょう。
できること!
やりたいこと!
なにからはじめる?
食材の準備
食卓の準備
どんな料理をつくるか相談したり、一緒に
買い物に行き食材を準備したりしましょう。
買い物の時は、食べ物の名前や
美味しく食べるためには、食卓の準
備も大切です。
料理の運び方や、食器の配置などを
色、形などを知るよい機会です。
知る機会となります。
買う食材を大人が手渡して、
食器を並べる前に、テー
「おいしそうだね」と声かけし、
ブルを拭いてきれいにする
買い物カゴに入れてもらうのも
ことも教えてあげましょう。
いいですね。
料理のお手伝い
後片付け
年齢に応じたことから、始めましょう。
食べ終わった後にも、使った食器を
包丁や火を使うのがまだ早い場合は、野菜
キッチンに持って行く、食器を洗う、
を手でちぎったり、材料を混ぜたりなどの
食器を拭くなど、子どもたちができる
お手伝いもいいですね。
ことはたくさんあります。
包丁を使用する場合は、食材が転がらな
何かを行ったら、きちんと後片付け
いように手をそえたり、丸いなすなどは先
をする、きれいにしておくと次に使う
にたて半分に切っておくなど、大人もしっ
時に気持ちがよいことなども伝えてあ
かり準備を整えましょう。
げましょう。
見
見守
守り
りが
が大
大切
切
お手伝いをしてもらうと、ついつい手を出したり、「早くしなさい!」などの言葉がでてしまいがち
です。安全面などで注意することやアドバイス以外は、忍耐強く見守ってあげましょう。そして、でき
たことはたくさんほめてあげましょう。ほめることによって、子どものやる気もドンドン増してきます。