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ぼくと一 緒 に,気 仙 沼 市 の
よさんを見 てみようね!
気仙沼市観光キャラクター
海の子
気
仙
沼
ホヤぼーや
市
目
次
だよ
はじめに
1
平成27年度当初予算について
(1) 予 算 の 概 要
1
(2) 一 般 会 計 『 歳 入 』
3
(3) 一 般 会 計 『 歳 出 』
5
①
款
別(目的別)
②
性質別
(4) 家 計 簿 に 例 え る と
2
5
6
7
平成27年度の主要事業について
【震災復興計画に基づく主要事業】
3
(1) 市 土 基 盤 の 整 備
8
(2) 防 災 体 制 の 整 備
11
(3) 産 業 再 生 と 雇 用 創 出
12
(4) 自 然 環 境 の 復 元 ・ 保 全 と 環 境 未 来 都 市 の 実 現
16
(5) 保 健 ・ 医 療 ・ 福 祉 ・ 介 護 の 充 実
17
(6) 学 び と 子 ど も を 育 む 環 境 の 整 備
18
(7) 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ の 充 実 と 市 民 等 と の 協 働 の 推 進
19
参考資料
(1) 予 算 の 基 礎 知 識
21
(2) 市 の 基 金 ( 貯 金 ) の 状 況
22
(3) 市 債 ( 借 入 金 ) の 状 況
23
(4) 引 上 げ 分 の 地 方 消 費 税 収 の 使 途 に つ い て
23
1
平成27年度当初予算について
(1) 予算の概要
気仙沼市には,一般会計のほかに土地特別会計など9つの特別会計と水道事業会計などの3
つの企業会計があり,会計ごとの予算額は,下図のとおりです。
一般会計については,復旧・復興関連事業をはじめ,合併協議に基づく事業や継続事業を中
心に,震災復興分が763億円(73.1%),通常分282億円(26.9%)となり,巨額の予
算規模となっています。
市では,これらの予算を効果的に活用し,復旧・復興に取り組んでいきます。
気仙沼市全会計当初予算
○一般会計当初予算
うち 震災復興分
通
常
1,605億2,244万円
1,045億2,579万円
763億5,966万円(73.1%)
分
281億6,613万円(26.9%)
○特別会計当初予算
329億4,659万円
①
土
地
180万円
②
国民健康保険
102億5,769万円
③
後期高齢者医療
9億1,091万円
④
介
⑤
魚
⑥
唐桑半島ビジターセンター事業
⑦
公 共 下 水 道
⑧
集
落
排
水
7,255万円
⑨
簡
易
水
道
6,977万円
護
保
市
険
66億3,210万円
場
5億
②
ガ ス 事 業
③
病 院 事 業
553万円
144億8,664万円
○公営企業会計当初予算
① 水 道 事 業
960万円
230億5,006万円
75億9,742万円
8億4,540万円
146億
724万円
一 般 会 計とは・・・教育,福祉や道路等の整備など市の基礎的な行政サービスを行うための会計であり,主
な収入は市税や国県支出金などです。
特 別 会 計とは・・・特定の目的のための会計予算で,国民健康保険税など特定の収入があり,一般会計から
切り離して収入,支出を経理する予算のことです。
公営企業会計とは・・・民間企業と同様に,事業を行い収益をあげて運営している予算です。
1
一般会計当初予算規模の推移(全体)
百万円
180,000
158,281
132,073
150,000
120,000
95,169
104,526
90,000
60,000
27,010
27,912
震災復興経費で震災前の 約3.5
~6倍にもなっているんだね。
30,000
0
H22
百万円
30,000
H23
H24
H25
H26
一般会計当初予算規模の推移(通常分)
28,166
27,912
28,000
27,010
26,899
25,479
26,000
.
H27
25,511
24,000
22,000
20,000
H22
百万円
150,000
H23
H24
H25
H26
H27
一般会計当初予算規模の推移(震災復興分)
132,769
130,000
106,593
110,000
90,000
68,270
76,360
70,000
50,000
H22
H23
H24
2
H25
H26
H27
(2) 一般会計『歳入』
一般会計当初予算の
○ 約45.5%(475億5,349万円)が繰入金や市税などの自主財源です。
・自主財源45.5%のうち35.5%は,国から交付される財源を積み立てた東日本大震災復
興交付金事業基金からの繰入金となっています。
・予算額が大幅に増えたことと,震災により税収が減ったことにより,市税が占める割合
が,5.2%と極端に低くなっています。
○ 国からの交付金など依存財源が約54.5%(569億7,230万円)です。
・自主財源のひとつである市税の割合と比べて非常に高くなっていることが分かります。
その他の自主財源
4.8%
・繰入金(東日本大震災復興交付金事業基金を除く)2.6%
歳入 の 多くが,復 旧・復 興
・諸収入 1.2%
事業のために国から交付さ
・使用料及び手数料 0.5%
れるものなんだね!
・分担金及び負担金 0.1% ・繰越金等 0.4%
市税
5.2%
地方交付税
25.8%
自主財源
依存財源
45.5%
54.5%
繰入金(東日本大震災
復興交付金事業基金)
35.5%
その他の依存財源
10.6%
県支出金
3.3%
市
5.8%
債
地方譲与税等
国庫支出金
18.1%
1.5%
<参考>平成23年度
○自主財源 34.3%
・市
・諸
収
税
入
○依存財源
・地方交付税
・市
債
・国庫支出金
3
23.3%
4.9%
自主財源
95億6,425万円
・繰 入 金
・そ の 他
3.3%
2.8%
65.7% 183億4,732万円
36.2%
10.8%
9.4%
・県支出金
・そ の 他
5.0%
4.3%
34.3%
依存財源
65.7%
平成26年度と比較した歳入の主な増減は,以下のとおりです
【増】・市
税:震災からの復興に伴い4.7億円(9.6%)増
・地 方 交 付 税:震災復興特別交付税により60.8億円(29.1%)増
・市
債:災害公営住宅整備事業債などにより12.2億円(25.2%)増
【減】・地 方 譲 与 税:県税収入見込み額の減により900万円(3.2%)減
区
市
分
明
市民税,固定資産税など皆さんに納めてい
税
ただく税金
貸付金の元利収入や学校給食費など,他の
諸収入
自
説
項目に含まれないもの
繰入金
主に基金(預金)を取り崩したお金
予
算
額
53億8,538万円
12億8,898万円
398億4,762万円
主
財
源
使用料及び手数料
分担金及び負担金
その他の自主財源
市の施設を使用する際の使用料や各種証明
等の手数料
保育料など,事業にかかわる経費の一部を
負担していただくもの
前年度からの繰越金,市財産の運用・売払
い収入や寄附金
5億2,983万円
1億2,528万円
3億7,640万円
全国の地方公共団体が一定水準の行政を確
地方交付税
保できるよう,国が徴収した国税を財政力
269億9,163万円
の弱い自治体に交付するもの
国庫支出金
特定の事業実施のために国から交付される
もの
188億8,332万円
依
存
財
特定の事業実施のために県から交付される
県支出金
もの
34億8,825万円
源
市
建物などを建てるときに多額の費用がかか
債
るため,銀行等から借入するもの
60億4,900万円
国や県が徴収した税等を一定の基準により
地方譲与税等
交付するもの(地方譲与税,地方消費税交
15億6,010万円
付金等)
計
1,045億2,579万円
4
(3) 一般会計『歳出』
① 款 別(目的別)
市の支出は,福祉,農林水産業,土木などの目的ごとの分野に分けて使われています。
区
分
説
予 算 額
明
(下段の()書きは震災復興分)
2億9,800万円
議 会 費
議員の報酬や議会事務局職員の人件費,議会運営などに
かかる経費
総 務 費
庁舎などの管理事務にかかる経費,市税の賦課徴収事務,
戸籍住民基本台帳事務,選挙事務などにかかる経費
54億8,511万円
民 生 費
災害廃棄物の処理や児童,高齢者,障害のある人に対する
福祉の充実,子育て支援,生活保護などにかかる経費
86億3,359万円
衛 生 費
健康診断など市民の健康やごみ処理,し尿処理などに
かかる経費
48億1,482万円
労 働 費
農林水産業費
(5百万円)
(約25億4千万円)
(約8億5千万円)
(約6億9千万円)
8億4,640万円
労働者の福祉向上や就労支援などにかかる経費
(約5億3千万円)
194億8,421万円
農林水産業の支援や生産基盤整備などにかかる経費
(約182億5千万円)
27億1,620万円
商 工 費
商工業の振興と企業の育成,観光の振興などにかかる経費
土 木 費
道路,河川,住宅,公園などの各種公共施設整備や維持管理
などにかかる経費
消 防 費
消防車両などの整備や災害対策などにかかる経費
教 育 費
学校,公民館の管理運営や生涯学習の充実,文化・スポーツ
の振興など教育全般にかかる経費
34億6,211万円
災害復旧費
大雨,暴風,地震などの災害により被災した施設の復旧に
かかる経費
事業を行うために国や金融機関などから借り入れた市債
(借金)の返済に充てる経費
62億9,907万円
公 債 費
諸 支 出 金
予 備 費
(約17億8千万円)
475億
368万円
(約447億3千万円)
13億7,369万円
(約6百万円)
(約5億8千万円)
(約62億8千万円)
33億2,201万円
2億3,690万円
他の支出科目に含まれない経費(ガス事業会計繰出金など)
(約1億1千万円)
5,000万円
緊急の支出を必要とする場合のための経費
1,045億2,579万円
計
(763億5,967万円)
○土木費の主なもの
災害復旧費
6.0%
・防災集団移転促進事業 ( 61億円)
総 務 費
5.3%
・災害公営住宅整備事業 (247億円)
衛 生 費
4.6%
・被災市街地復興土地区画整理事業
教 育 費
3.3%
公 債 費
3.2%
商 工 費
2.6%
消 防 費
1.3%
労 働 費
0.8%
議 会 費
0.3%
諸支出金
0.2%
予 備 費
0.1%
( 66億円)
土木費
45.4%
民生費
8.3%
・道路新設改良事業
( 29億円)
○農林水産業費の主なもの
・魚市場整備事業
(168億円)
<参考>通常分のみ
・土木費 9.9%
・消防費 4.9%
・農林水産業費 4.4%
・商工費 3.3%
・労働費 1.1%
・議会費 1.0%
・諸支出金 0.4%
・災害復旧費 0.1%
・予備費 0.1%
農林水産業費
18.6%
5
民生費
27.7%
教育費
衛生費
10.2%
14.7%
総務費
公債費
10.4%
11.8%
② 性 質 別
市の支出を人件費や投資的経費などの性質別に分けてみると以下のようになります。
区
分
義務的経費
説
明
予 算 額
137億4,411万円
義務的で任意では削減できない経費
人件費
職員の給料や議員報酬,各種委員報酬などにかかる経費
68億2,658万円
扶助費
生活保護費や障害のある人の支援費などの福祉や医療にかか
35億9,552万円
る経費
公債費
事業を行うために国や金融機関などから借り入れた市債(借
33億2,201万円
金)の返済に充てる経費
投資的経費
普通建設事業費
災害復旧事業費
道路・橋りょう,公園,学校,公営住宅の建設等
社会資本の整備に要する経費
道路や学校,公営住宅の整備などにかかる経費
大雨,暴風,地震などの災害により被災した施設を復旧するた
677億5,926万円
614億6,019万円
62億9,907万円
めにかかる経費
その他の経費
物件費
維持補修費
補助費等
230億2,242万円
上記以外の経費
委託や光熱水費,通信運搬費,消耗品の購入などにかかる経費
64億
道路や施設の維持管理にかかる経費
1億9,199万円
69億5,970万円
一部事務組合に対する負担金や外郭団体などに対し交付する
282万円
補助金などにかかる経費
出資及び貸付金
繰出金
積立金
団体への出資金や金融機関に対する預託金などにかかる経費
特別会計などに対し一般会計から支出する経費
各種基金への積立に要する経費
計
1,045億2,579万円
物 件 費
6.1%
補助費等
6.7%
繰 出 金
8.1%
出資及び貸付金 1.0%
維持補修費
0.2%
その他の経費
積 立 金
0.0%
22.1%
○普通建設事業費の主なもの
・防災集団移転促進事業
・災害公営住宅整備事業
10億8,641万円
83億7,035万円
1,115万円
災害復旧
事業費
6.0%
義務的経費
人件費
6.5%
扶助費
3.4%
公債費
3.2%
13.1%
<参考>通常分のみ
投資的経費
( 61億円)
64.8%
(247億円)
その他の経費
47.9%
義務的経費
46.9%
・被災市街地復興土地区画整理事業
( 66億円)
・道路新設改良事業
( 29億円)
○災害復旧事業費の主なもの
普通建設
事業費
58.8%
・都市下水路災害復旧事業 ( 28億円)
・市道等災害復旧事業
( 19億円)
6
投資的経費
5.2%
(4) 家計簿に例えると
一般会計のうちから震災復興事業分を除いた分(通常分)の歳出予算を年収が500万円の
家庭の支出に例えてみると,次のようになります。また,震災復興事業分を同様に例えてみると,
それだけで年収の約 2.7 倍 もの支出をしていることとなります。
(通常分)
支
出
一般会計予算(通常分)
家計簿
単位(万円)
単位(円)
人件費
637,351
食費,生活必需品
扶助費
350,180
医療費,社会保険料
621,633
公債費
332,201
ローン返済
589,717
普通建設事業費
143,873
バイク購入
255,401
災害復旧事業費
1,500
屋根の補修
2,663
物件費
448,159
維持補修費
補助費等
電気・ガス・上下水道料金
15,835
各種修理
263,883
出資及び貸付金
78,641
繰出金
544,377
積立金
613
計
1,131,414
795,564
28,110
会費・負担金
468,440
社債購入
139,602
子供への仕送り
966,368
預貯金
1,088
計
2,816,613
5,000,000
震災復興分
は,通常分の
2.7 倍にもな
るんだね。
(震災復興分)
一般会計予算(震災復興分) 単位(万円)
震災復興事業
(漁港や道路の復旧など)
家計簿
家の建て替え,修理
7,635,966
7
単位(円)
13,555,228
2
平成27年度の主要事業について
気仙沼市震災復興計画の「7つの柱」に沿って,主要な事業を説明します。
震災復興計画に基づく主要事業
(1) 市土基盤の整備
被災市街地復興土地区画整理事業
都市計画課
壊滅的な被害を受けた臨海部の市街地について,土地区画整理事業により街区再編と地盤
嵩上げを総合的に実施します。
・実施地区 鹿折地区 42.0ha,南気仙沼地区 32.5ha
・実施内容 換地設計,実施設計,移転補償,盛土工事
・道路整備 鹿折地区
鹿折駅浜線(548m),片浜鹿折線(1,028m),浜港線(782m)
南気仙沼地区 魚市場中谷地線(606m),本町宮口下線(853m),
南気仙沼駅前通線(364m)
事
業
費
財
65億7,068万円
源
繰 入 金
一般財源
〃
東日本大震災復興交付金事業基金繰入金
震災復興特別交付税
道路等災害復旧事業
49億9,333万円
15億7,615万円
120万円
土木課
震災により被災した市管理の河川・道路・橋梁を復旧します。
事
業
費
財
18億8,000万円
源
国庫支出金 公共土木施設災害復旧費国庫負担金
一 般 財 源 震災復興特別交付税
〃
地籍調査事業
15億円
2億1,900万円
1億6,100万円
農林課
土地境界を明確にすることにより,震災復興の迅速化を図るため,国土調査法に基づき,
一筆ごとの土地について,境界,所有者,地番,地目,面積等の調査を行います。
・一筆地調査等対象地区
0.12k㎡
河原田二丁目等5単位区域
本吉町狼の巣の一部1単位区域 2.59k㎡
・地籍図,地籍簿作成等対象地区
南町一丁目の一部等6単位区域 0.28k㎡
本吉町狼の巣の一部1単位区域 1.21k㎡
事
業
費
財
5,986万円
源
県支出金
一般財源
〃
地籍調査事業費負担金
震災復興特別交付税
8
3,763万円
413万円
1,810万円
道路整備事業
土木課
安全・安心なまちづくり形成のため,道路整備と橋梁等構造物の点検を行うとともに,震
災により被災した地域からの避難道及び市街地へのアクセス機能の拡充を図ります。
・社会資本整備総合交付金事業(復興枠)
東八幡前14号線(65m),岩尻縦貫線(550m),
菖蒲沢線外1路線(2,460m),朝日町赤岩港線(640m),
本郷古町線(725m)
・社会資本整備総合交付金事業(通常枠)
小鯖鮪立線(990m),大沢狼の巣線(900m),
前浜中央線外1路線(960m)
・防災・安全社会資本整備交付金事業
九条本線(600m),三島上通り線(300m),
八瀬川線(100m),萱原ノ沢線(700m),
田中赤貝線(650m) 外
事
業
費
財
29億4,139万円
源
国庫支出金 社会資本整備総合交付金(復興枠)
〃
社会資本整備総合交付金(通常枠)
〃
防災・安全社会資本整備交付金
市
債 地方道路交付金事業
一 般 財 源 震災復興特別交付税
〃
街路整備事業
13億6,620万円
2億 700万円
1億6,680万円
2億2,440万円
9億3,364万円
4,335万円
都市計画課
被災地域の都市計画道路を拡幅改良し,復興へ向けた産業・経済活動の活性化及び今後の
災害時に備えて交通網の整備を図ります。
・対象路線 魚市場中谷地線(500m)
本町宮口下線 第1工区(700m),第3工区(600m),第4工区(740m)
浜港線(330m)
(仮称)本浜町線(120m)
内の脇老松線 第1工区(1,200m),第2工区(470m)
釜の前魚市場線 第1工区(600m),第2工区(280m)
仲町魚市場線(330m)
事
業
費
財
7億9,921万円
源
繰 入 金
一般財源
東日本大震災復興交付金事業基金繰入金
震災復興特別交付税
防災集団移転促進事業
6億2,416万円
1億7,505万円
防災集団移転推進課
震災により被災した地域の集団移転のため,安全な高台等に新たな居住地を整備します。
・大浦地区外11地区の造成工事等
・大浦地区外6地区の住宅再建支援利子補給及び移転費等補助
事
業
費
財
60億6,591万円
源
繰 入 金
一般財源
東日本大震災復興交付金事業基金繰入金
震災復興特別交付税
9
52億4,425万円
8億2,166万円
防災集団移転に伴う道路整備事業
防災集団移転推進課
防災集団移転促進事業により新たに造成する団地への道路を整備します。
・対象地区 大浦地区(680m),小泉町地区(720m),松崎浦田地区(400m),
最知川原第2地区(522m),大谷地区(489m),田尻地区(239m),
赤岩杉ノ沢地区(1,241m),鹿折北地区(303m),赤岩牧沢地区(790m),
面瀬地区(1,150m)
事
業
費
財
10億8,177万円
源
繰 入 金
一般財源
東日本大震災復興交付金事業基金繰入金
震災復興特別交付税
盛土材確保対策事業
8億6,541万円
2億1,636万円
計画・調整課
防災集団移転促進事業等の復興交付金事業により発生する土砂を一時的に保管するストッ
クヤードを整備し,盛土材として活用するための管理を行い,復興事業全体の円滑な推進
を図ります。
・ストックヤード管理予定箇所 20地区
40.4ha
・総 面 積
・本年度事業内容
各地区の管理及び返地
事
業
費
財
5億
728万円
源
繰 入 金
一般財源
東日本大震災復興交付金事業基金繰入金
震災復興特別交付税
災害公営住宅整備事業
4億
1億
582万円
146万円
災害公営住宅整備課
震災による被災者の居住の安定確保を図るため,災害公営住宅を整備します。
・住宅等取得
牧沢(松岩)地区,階上地区,南気仙沼地区,大谷地区,
四反田地区,内湾地区,宿地区
・駐車場整備
宿地区
・水路改修
階上地区
事
業
費
財
246億8,577万円
源
繰 入 金
市
債
一般財源
東日本大震災復興交付金事業基金繰入金
災害公営住宅整備事業
都市下水路施設災害復旧事業
215億6,383万円
31億2,160万円
34万円
下水道課
震災により被災した下水路施設の排水機能の回復を図るため,都市下水路施設の災害復旧
事業を実施します。
・実施箇所
事
業
費
鹿折都市下水路ポンプ場,内の脇ポンプ場,
松岩都市下水路ポンプ場
財
27億7,275万円
国庫支出金
公共土木施設災害復旧費負担金
源
10
27億7,275万円
震災復興計画に基づく主要事業
(2) 防災体制の整備
災害用備蓄物資整備事業
危機管理課
災害時に備え,避難所等に必要な備蓄物資を整備します。
・避難者用の食料(水,アルファ米,粉ミルク等)を市内の避難所等に整備
・福祉避難所3箇所に,必要な物資(紙おむつ,段ボールベッド等)を整備
事
業
費
財
560万円
一般財源
560万円
源
消防防災施設災害復旧事業
危機管理課
震災によって被災した消防屯所を復旧するため,消防屯所等の災害復旧事業を行います。
79.56㎡)
・消防屯所 建設工事
(仮称)最知消防屯所
(延面積
79.56㎡)
(仮称)三島消防屯所
(延面積
(仮称)小泉消防屯所
(延面積 145.75㎡)
用地取得
(仮称)中島幣掛消防屯所(取得面積 498㎡)
・消 火 栓 地上式消火栓 48基
事
業
費
財
1億5,467万円
源
国庫支出金 消防防災施設災害復旧費補助金
一 般 財 源 震災復興特別交付税
〃
11
9,791万円
5,353万円
323万円
震災復興計画に基づく主要事業
(3) 産業再生と雇用創出
被災農家経営再開支援事業
農林課
津波等の影響により作付が不能となった農地及びその周辺地域を復旧することで,被災農
家の経営再開を支援します。
・推定面積 100ha
事
業
費
財
3,540万円
県支出金
被災農家経営再開支援事業交付金
3,540万円
源
農山漁村地域復興基盤総合整備事業
農林課
被災農地等の生産基盤整備(区画整理)事業を推進し,農山漁村地域の復興を図ります。
・対象地区 最知工区,大谷工区,田の沢工区,杉ノ下工区
・事業内容 圃場整備換地委員会,評価委員会,実行委員会の開催
換地計画原案作成委託等
事
業
費
財
8,740万円
源
県支出金
一般財源
〃
農山漁村地域復興基盤総合整備事業委託金
震災復興特別交付税
市産業復興支援事業(水産業関係)
2,554万円
5,600万円
586万円
水産課
震災の被害を受けた漁業者や水産関連業者等の復旧を支援します。
①沿岸漁業共同利用施設等復旧事業補助金
国・県の補助金を受けて実施した共同利用漁船及び共同利用施設の整備に対する嵩上
げ補助(対象事業費の5/100以内)
・対象者
漁業協同組合及び漁業生産組合
②水産業共同利用施設等復旧事業補助金
国・県の補助金を受けて実施した共同利用施設等の整備に対する嵩上げ補助
(対象事業費の5/100以内)
・対象者 水産加工業協同組合等
③水産業施設等復旧整備事業補助金
国・県の補助事業を活用していない漁業者や水産関連事業者に対する市独自補助
(対象事業費の2/3以内 上限額 300万円,下限額 100万円)
・対象者 漁業者,水産関連事業者
事
業
費
財
1億9,394万円
源
繰 入 金
一般財源
東日本大震災復興基金繰入金
震災復興特別交付税
12
3,000万円
1億6,394万円
水産流通基盤整備事業
水産基盤整備課
震災で被害を受けた気仙沼市魚市場と隣接地の整備により,水産業の復興を図ります。
①魚市場整備
・魚市場CD棟整備(延面積 17,125.93㎡)
・魚市場E棟l整備 ( 延面積10,016.17㎡)
・魚市場浄化施設整備(延面積1,852.01㎡)
②周 辺 整 備
・ トラックヤード整備 (7,000㎡)
・臨港道路整備(総延長1,025.16mのうち,399.16m)
事
業
費
財
168億1,996万円
源
国庫支出金 水産流通基盤整備事業補助金
一 般 財 源 震災復興特別交付税
〃
漁港施設等災害復旧事業
104億4,303万円
61億1,693万円
2億6,000万円
水産基盤整備課
震災により被災した特定第3種気仙沼漁港に整備したトイレ施設等を復旧します。
①トイレ施設復旧工事
②岸壁監視所施設復旧工事
③水産振興センター施設復旧工事
事
業
費
財
6億7,070万円
一般財源
震災復興特別交付税
6億7,070万円
源
「海の市」復旧整備事業補助金
水産課
海鮮市場「海の市」の再建・再開を支援し,本市経済の活性化や観光産業の発展,雇用の
拡大を図ります。
・対 象 者 ㈱気仙沼産業センター
・対象経費 「海の市」復旧整備事業に要する経費のうち,自己資金の2/3の額を10か年
に分割して補助
事
業
費
財
2,000万円
繰入金
東日本大震災復興支援寄附基金繰入金
2,000万円
源
観光施設等災害復旧事業
観光課
被災した観光施設等の復旧整備により,観光客を受け入れるための基盤整備を行います。
①気仙沼大島長崎公衆トイレ災害復旧 木造平屋建て,22.9㎡
②岩井崎園地外灯災害復旧 外灯4基の撤去および新設
事
業
費
財
2,436万円
一般財源
震災復興特別交付税
源
13
2,436万円
市産業復興支援事業(商工業関係)
商工課
被災した中小事業者の事業再開・継続に向け,中小企業振興資金制度の拡充による資金需
要への対応や店舗等の施設・設備の復旧に対する支援,地元生産品の販売促進・販路開拓
への支援,共同店舗や街区整備の計画づくりに対応する支援を行います。
①中小企業振興資金制度の拡充
・中小企業振興資金融資等信用保証料補給金(全額補給)
・利子2.2%のうち,1.2%相当について補給
②気仙沼の物産品販路拡大等事業補助金
・商談会や物産展等への参加支援 補助率1/2以内 補助限度額 50万円
・商談会や物産展等の開催支援
補助率1/2以内 補助限度額 100万円
③地域商業施設等復旧整備事業補助金
・交付要件 卸売業,小売業,飲食業,運輸業,建設業,宿泊業,製造業等
施設の被害が全壊または大規模半壊
気仙沼市内で事業再開
・対象経費 震災で被災した施設設備の復旧に係る経費(事業費150万円以上)
・補 助 率 2/3以内 補助上限額 300万円
④地域商業等計画策定事業補助金
・対象経費 新たな街区の整備や共同店舗新設のための計画策定費
・補 助 率 5/6以内 補助上限額 500万円
50万円
補助下限額
⑤新商店街活動推進事業費補助金
・交付内容 新商店街活動計画を策定した商店街振興組合等に対し,計画に基づく
事業の実施に必要な経費の一部を,最大3年間補助する。
・補 助 率 対象経費の5/6以内
・補助上限 ソフト事業 300万円/年,ハード事業1,000万円/年
3年間の総額1,900万円
事
業
費
財
2億2,281万円
源
県支出金
繰 入 金
新商店街活動推進事業費補助金
東日本大震災復興基金繰入金
企業誘致推進事業
300万円
2億1,981万円
産業再生戦略課
企業の育成と誘致に必要な奨励措置費等を講じ,産業振興と雇用拡大を図ります。
また,トップセールスにより,市・県外の企業訪問を行い,企業誘致や地元企業との取引
拡大などに努めます。
・企業立地奨励金,雇用奨励金,用地取得補助金,緑化推進補助金の交付
・企業訪問
・宮城県企業立地セミナーへの参加 東京都,愛知県名古屋市
・ゴーヘイ!気仙沼の会の開催 など
事
業
費
財
6,159万円
一般財源
6,159万円
源
14
緊急雇用創出事業
商工課
県が造成する基金を活用し,震災等による失業者の地域雇用創出を図ります。
・新規雇用者数 236人
事
業
費
財
4億3,954万円
県支出金
緊急雇用創出事業補助金
4億3,954万円
源
事業復興型雇用創出助成事業
商工課
市の産業政策の支援対象となった市内の事業所において,被災求職者を雇い入れた場合に,
雇い入れに係る3年間の費用の一部を交付することで,安定的な雇用を創出し,地域産業
や経済の活性化を図ります。
・助成金交付 対象労働者の区分に応じ,1人あたり3年間で最大225万円
事
業
費
財
9,008万円
県支出金
事業復興型雇用創出助成金
源
15
9,008万円
震災復興計画に基づく主要事業
(4) 自然環境の復元・保全と環境未来都市の実現
低炭素社会対応型浄化槽集中導入事業費補助金
環境課
震災により被災した住宅等を再建し,低炭素社会対応型浄化槽を設置した方に対し,浄化
槽の設置費用の一部を補助します。
・助成内容
5人槽:332,000円/基 7人槽:414,000円/基 8人槽~:548,000円/基
事
業
費
財
3億6,926万円
源
繰 入 金
一般財源
〃
東日本大震災復興交付金事業基金繰入金
震災復興特別交付税
街路防犯灯,都市公園外灯,学校校舎LED化事業
2億7,684万円
9,228万円
14万円
土木課,都市計画課,教育総務課
街路防犯灯,都市公園の外灯や市立小・中学校の照明のLED化を進め,公共施設からの
二酸化炭素排出削減を図ります。
①街路防犯灯
灯具24灯(20W蛍光灯から8WLED灯に交換)
②都市公園外灯 田中公園(2基),岩ヶ崎公園(1基),新田公園(1基)
③学校照明
松岩小学校校舎照明 72か所
事
業
費
財
564万円
県支出金
みやぎ環境交付金
564万円
源
震災復興・企画課,
高齢介護課,健康増進課,
教育総務課,生涯学習課
公共施設太陽光発電設備等導入事業
災害時の避難所機能確保のための太陽光発電設備や蓄電池を導入し,停電時の施設機能維
持及び情報収集等のための電力供給等を図るとともに,CO2の排出削減に寄与します。
・設置工事 大島開発総合センター,保健福祉センター「燦さん館」,
(仮称)本吉健康福祉センター,気仙沼小学校,鹿折小学校,階上小学校,
唐桑小学校,気仙沼中学校,条南中学校,鹿折中学校,松岩中学校,
新月中学校,階上中学校,中井公民館,津谷中学校,小泉中学校,
市民会館,
事
業
費
財
3億7,082万円
県支出金
再生可能エネルギー等導入補助金
3億7,082万円
源
太陽光発電設備設置補助金
環境課
太陽光発電設備の設置者に対し補助を行い,再生可能エネルギーの普及促進を図ります。
・補 助 額 1kwあたり 25,000円
・補助限度額 一般住宅 100,000円
事
業
費
財
2,700万円
一般財源
2,700万円
源
16
震災復興計画に基づく主要事業
(5) 保健・医療・福祉・介護の充実
(仮称)鹿折認定こども園整備事業,
鹿折児童館災害復旧事業
子ども家庭課
被災した鹿折児童館の復旧とともに,認定こども園を複合整備し,新たな子育て拠点施設
を提供して子育て環境の充実を図ります。
・建設予定地
鹿折北地区防災集団移転団地地内
・計画面積
施設全体用地 4,189㎡
全体建物面積 約1,100㎡(認定こども園 800㎡,鹿折児童館 300㎡)
事
業
費
財
2,439万円
源
市
債
一般財源
〃
児童福祉施設整備事業
震災復興特別交付税
「絆」再生事業
1,870万円
564万円
5万円
高齢介護課
生活支援相談員等の配置により,被災した高齢者,障害者や離職を余儀なくされた若年層
などに対する見守りや総合相談等を行います。
事
業
費
財
1億4,755万円
県支出金
「絆」再生事業補助金
1億4,755万円
源
サポートセンター運営事業(地域支え合い体制
づくり事業)
高齢介護課
応急仮設住宅入居者等に対する総合相談や交流活動により,被災者が安心した生活を送ら
れるよう支援します。
・サポートセンター 4か所(気仙沼地区,唐桑地区,本吉地区,一関地区)
事
業
費
財
7,361万円
県支出金
地域支え合い体制づくり事業補助金
7,361万円
源
生活援助員(LSA)事業
高齢介護課
応急仮設住宅や災害公営住宅等に入居する高齢者等への総合相談や巡回訪問により,生活
再建や自立生活を支援します。
・高齢者相談室
1か所
・サポート事業所
5か所
事
業
費
財
7,873万円
県支出金
地域支え合い体制づくり事業補助金
源
17
7,873万円
震災復興計画に基づく主要事業
(6) 学びと子どもを育む環境の整備
就学・学習支援の充実
学校教育課
被災児童・生徒への就学支援やスクールバスの運行を行うほか,スクールカウンセラーや
スクールソーシャルワーカー,学び支援コーディネーター等を配置するとともに,きめ細
かな心のケアと学習指導の充実に努めます。
①被災児童・生徒への就学援助事業
②奨学金貸与事業
③スクールバス運行業務
④気仙沼ESD/RCE推進事業
⑤学び支援コーディネーター等配置事業
⑥スクールソーシャルワーカー活用事業
⑦問題を抱える子ども等の自立支援事業
⑧登校支援相談員事業
⑨特別支援教育支援員配置事業
事
業
費
財
2億8,424万円
源
国庫支出金 へき地児童生徒援助費等補助金
218万円
県 支 出 金 宮城県被災児童生徒就学支援事業費補助金 1億5,095万円
〃
学び支援コーディネーター等配置事業委託金
768万円
〃
問題を抱える子ども等の自立支援事業委託金
28万円
〃
宮城県スクールソーシャルワーカー活用事業委託金
1,132万円
〃
学力向上研究指定校事業委託金
27万円
財 産 収 入 奨学資金貸付基金利子
1万円
繰 入 金 奨学資金貸付基金繰入金
1,200万円
諸 収 入 奨学金償還金
1,072万円
一般財源
8,882万円
中学生最先端科学体験研修事業
学校教育課
最先端科学を実際に体験させる研修を実施することにより,次代を担う市内中学生への教
育の充実・人材の育成を図ります。
・研修先 茨城県つくば市 (独)宇宙航空研究開発機構,
高エネルギー加速器研究機構等
・対象者 市内中学生 24人(各校2人) 引率 6人(中学校教諭等)
事
業
費
財
130万円
一般財源
130万円
源
はまなすの館屋根改修事業
生涯学習課
経年劣化により雨漏りしている施設の機能維持のための修繕により,安全で快適な施設を
提供するため,施設の屋根を改修します。
・改修内容
屋根改修工事
事
業
費
財
9,000万円
市債
はまなすの館改修事業
源
18
9,000万円
震災復興計画に基づく主要事業
(7) 地域コミュニティの充実と市民等との協働の推進
集会施設災害復旧事業
地域づくり推進課
震災により被災した地域集会施設を復旧し,地域コミュニティの振興を図ります。
・建築工事 只越集会所,舞根集会所,小鯖集会所,唐桑大沢集会所,本吉大沢生活
改善センター,本吉高漁村センター,本吉日門コミュニティセンター,
本吉大谷漁村センター
・建築設計 唐桑大沢集会所
事
業
費
財
4億4,350万円
一般財源
震災復興特別交付税
4億4,350万円
源
被災集会施設再建整備補助事業
地域づくり推進課
震災により被災した自治会所有の集会施設の再建に対し補助し,地域住民組織の活動拠点
を確保することにより,地域コミュニティの活性化を図ります。
・対象自治会
古谷舘自治会,(仮称)はじかみ自治会
事
業
費
財
8,684万円
源
県支出金
一般財源
被災地域交流拠点施設整備事業補助金
震災復興特別交付税
集会施設整備補助事業
5,000万円
3,684万円
地域づくり推進課
地域住民の活動拠点となる集会施設の整備に対し補助し,地域住民組織の活動拠点を確保
することにより,地域コミュニティの活性化を図ります。
・対象自治会
和野自治会,羽田自治会
事
業
費
財
4,132万円
一般財源
4,132万円
源
地域支援員による自治会活動支援事業
地域づくり推進課
国の復興支援員制度を活用し,既存自治会や仮設住宅自治会の運営支援を行い,コミュニ
ティの維持・振興を図ります。
・配置人数 11名
・実施内容 自治会運営支援,復興に係る情報収集及び情報提供等
事
業
費
財
2,451万円
一般財源
震災復興特別交付税
源
19
2,451万円
復興まちづくり協議会運営費補助金
地域づくり推進課
住民自らが主体となって行う,居住地域の復興まちづくりに資する協議会活動について,
その経費の一部を支援することにより,円滑な復興まちづくりや地域コミュニティ形成を
促進します。
・対象経費
会議資料の作成に要する費用
復興まちづくり協議会構成員の意向把握に関する費用
復興まちづくり計画の作成に関する費用
広報誌及びパンフレット等の作成に関する費用
復興まちづくり協議会に係る事務の委託に関する費用 等
・補助限度額 ①
~499世帯: 5万円
⑥2,000~2,499世帯:70万円
②500~999世帯:25万円
⑦2,500~2,999世帯:85万円
③500未満の概ね小学校区の単位:25万円
④1,000~1,499世帯:40万円
⑧3,000世帯~ :100万円
⑤1,500~1,999世帯:55万円
事
業
費
財
400万円
繰入金
東日本大震災復興基金繰入金
源
20
400万円
3
参考資料
(1) 予算の基礎知識
Q
予算って何だろう?
A
予算とは,1年間(4月から翌年3月まで)の歳入(入ってくるお金)と歳出(使う
お金)を前もって見積もることです。
Q
どうやって,市の予算を決めるの?
A
市では,新しい年度が始まる前に,それぞれの担当部で向こう1年間の「行政サービ
ス」を検討します。市長は,各担当部の案をもとに予算案を決定し,予算書にまとめ,
市議会に提案します。市議会議員は提案された予算案を色々な面から審議した上で,市
議会の議決により予算を決定します。
Q
一度決めた予算は変えることはないの?
A
変えることがあります。それを「補正予算」といいます。
台風などの自然災害や経費のかかり増しなどによって,それらに対応しなければなり
ません。また,東日本大震災では,被害が甚大なため,復旧・復興の計画が固まりしだ
い,順次速やかに予算を組み立てていく必要があります。
その場合,変更する予算の内容を補正予算書にまとめ,最初の予算と同じように市議
会で審議し,予算を決定します。
<参考:平成26年度一般会計予算額>
当初予算
951億6,880万円
補正予算第1号(3月)
824億6,692万円
第2号(6月)
32億7,227万円
第3号(6月追加)
297億1,598万円
第4号(9月)
35億2,679万円
第5号(11月専決)
4,808万円
第6号(11月臨時)
1億2,011万円
第7号(12月)
7億8,557万円
21
第8号(12月追加)
300億8,197万円
第9号(2月)
△16億1,218万円
※補正予算は平成27年度当初予算作成時までのものです。
Q
予算を使ったあとはどうなるの?
A
その年度が終了したら,予算の収支の結果を決算書として作成し報告します。
決算書は会計管理者が作成し,市長が市議会の承認を受けることになります。
(2) 市の基金(貯金)の状況
一般会計の財政調整基金と減債基金の状況は次のとおりです。
※見込み数値は平成 27年度当初予算作成時の数値です。
財政調整基金・・・年度によって生じる財源の不均衡を調整するために積み立てておくもの
減 債 基 金・・・市債の返済に備えて積み立てておくもの
22
(3) 市債(借入金)の状況
市債(借入金)の状況は次のとおりです。
※見込み数値は平成 27年度当初予算作成時の数値です。
(4) 引上げ分の地方消費税収の使途について
平成 26 年4月から地方消費税の税率が引き上げられたことによる増収分については,次の
経費に充てられます。
・引上げ分の地方消費税収(平成27年度分)
492,448千円
・充当先
154,885千円
○社会福祉施策
(障害福祉施策
30,128千円,子育て支援施策86,023千円など)
○社会保険施策
(国民健康保険
160,628千円
26,991千円,介護保険事業
○保健衛生施策
(健康増進事業
79,568千円など)
176,935千円
176,935千円)
地方消費税の増加分は,社会
保障施策に使われるんだね。
23
気仙沼市市章
気仙沼市の「け」の文字をモチーフにデザイン化したもので,楕円を基調
とした渦は,共生・協働・市の限りない発展を表し,波打つ曲線は太平洋と
活力あるまちの姿を,青と緑の色は海と大地の恵みを表現しています。
~
平成27年度版
気仙沼市のよさん
~
平成27年4月発行
編集・発行
気仙沼市総務部財政課
〒 988-8501
気仙沼市八日町一丁目1番1号
TEL:( 0226) 22-6600( 内 線 233,234)
FAX:( 0226) 22-9790
E-mail: [email protected]