「豊中市まち・ひと・しごと創生総合戦略」と「第 4 次豊中市総合計画」策定支援業務委託仕様書 1.委託業務名 「豊中市まち・ひと・しごと創生総合戦略」と「第 4 次豊中市総合計画」策定支援業務 2.業務の目的 国が人口減少の歯止めと成長力の確保を掲げた「長期ビジョン」と「総合戦略」を策定した ことに基づき、豊中市においても、国や府の総合戦略を勘案しながら、地域の実情に応じた「豊 中市まち・ひと・しごと創生総合戦略」(以下「総合戦略」という。)を策定します。 また、人口動向や経済状況の変化、それらに伴う国の施策の動きや、周辺の都市基盤の変化 など、総合計画策定以降の大きな社会環境の変化とそれにより新たに発生している行政課題な どに対応し、持続可能な行政運営が進められるよう、平成13年度に策定した第3次豊中市総 合計画の基本構想や、平成23年度に策定した後期基本計画を見直し、「第4次豊中市総合計 画」(以下「総合計画」という。 )を策定します。 本委託業務は、全庁的な取組み及び広範な市民の参画を図りながら、総合戦略と総合計画の策定を効 率的かつ効果的に進めることを目的とするものである。 総合計画の策定は、平成 27 年度と平成 28 年度、平成 29 年度の 3 か年をかけて行うこととし、 以下については、平成 27 年度に委託する業務分です。 3.委託期間 契約日から平成 28 年(2016 年)3 月 31 日まで 4.受託者の義務 受託者は、作業を円滑に進めるために、委託者と綿密な打ち合わせを行い、その都度、業務 打合せ簿を作成し、委託者の承認を得るものとする。また、受託者は委託者から業務の進捗状 況について報告を要求されたときは、速やかに報告すること。 5.委託業務内容 総合戦略と総合計画の策定に必要な以下の業務を行う。 (1)総合戦略と総合計画策定全般の支援業務 先進事例・知見調査により策定業務全般にわたり、さまざまな情報提供を状況に応じて行う。 (2)既存調査の結果の活用 既存もしくは平成27年度に実施する調査やとよなか都市創造研究所の研究結果から、豊中市 のまちづくりの課題や市民ニーズを把握し、総合戦略と総合計画の内容の検討や施策の優先順位 付の参考とする。 (3)庁内広報誌の作成 総合戦略と総合計画の策定の進捗状況を庁内及び議会に情報共有するため、定期的に広報誌を 作成する。 (4)豊中市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定委員会の運営支援 豊中市まち・ひと・しごと創生総合戦略策定委員会に出席し、資料作成、調査、会議録作成等、 会議運営支援業務を行う。会議は全部で3回程度と想定。ただし、開催回数は増える場合がある。 1 (5)産業及び住宅に関する立地評価調査の実施 豊中市が産業及び住宅の立地に関してどのように評価されているのかを把握するため、豊 中市内外の事業所へのヒアリングと、豊中市内事業所へのアンケートを実施する。事業所へ のヒアリングについては、ヒアリング先の抽出、資料や会議録の作成等を行う。事業所への アンケート調査については、調査対象の抽出と対象事業所宛名シール、調査票、送信用・返 信用封筒の作成と印刷、調査票の送付(封入、封緘、宛名シール貼り、発送、開封等)、調 査の集計と分析、調査結果報告書の作成等を行う。 (6)市民ワークショップの開催 市民ワークショップに出席し、資料作成、会議録作成等、会議運営支援業務、市民ワークショッ プ結果報告書の作成等を行う。ワークショップは全部で5回程度と想定。ただし、開催回数は増 える場合がある。 (7)庁内検討組織の運営支援業務 庁内会議である総合計画検討会議と総合計画検討会議連絡会議、部会に出席し、資料作成、調査、 会議録作成等、会議運営支援業務を行う。会議は全部で10回程度と想定。ただし、開催回数は 増える場合がある。 (8)人口ビジョンの作成業務 豊中市の人口の現状と将来の姿を示し、人口問題に関する認識を市民と共有するとともに、今 後取り組むべき将来の方向を提示するため、人口ビジョンを作成する。 (9)総合戦略の作成業務 総合戦略を作成する。作成にあたっては、 (2)~(7)の内容を反映すること。また、文章 中心ではなく、指標やグラフ表示を中心とした可視的な表現とすること。 (10)総合計画基本構想と基本計画の骨子案の作成業務 総合計画基本構想と基本計画骨子案を作成する。作成にあたっては、 (2)~(7)の内容を反 映すること。また、文章中心ではなく、指標やグラフ表示を中心とした可視的な表現とすること。 (11)その他、豊中市が業務を遂行するにあたり指示する事項 6.調査に要する消耗品等の経費 受託者は、業務を受託するにあたり、所要の消耗品に伴う経費を準備・負担するものとする。 7.関係官公庁等への手続き等 業務遂行のために必要な関係官庁その他に対する諸手続きは、受託者の責任において迅速に 処理するものとする。 8.実施体制 受託者は、本業務を担当する総括責任者及び従事者を指定し、委託者に報告するものとする。 また、総括責任者は、本業務に精通した経験者とすること。 9.資料等の貸与及び返還 受託者は、業務の遂行に必要な資料等の貸与を委託者に申し出ることができるが、本業務完 了後速やかに委託者に返還するものとする。 2 10.成果品等 上記5の委託業務内容に関する成果品等を指定の媒体、部数等で期限迄に提出すること。 成果品等の提出物 1 2 3 4 業務着手届 業務実施計画書 庁内広報誌 豊中市まち・ひと・しごと創生総合戦略 策定委員会資料、議事要旨 提出 部数 1 1 1 提出期日 備考 着手時 紙媒体 契約後 14 日以内 紙媒体 その都度 紙媒体 及び 電子媒体 1 その都度 紙媒体 及び 電子媒体 1 1 その都度 平成 27 年 8 月 紙媒体 及び 電子媒体 紙媒体 及び 電子媒体 ― 平成 27 年 8 月 ― 平成 27 年 8 月 ― 平成 27 年 8 月 1 平成 27 年 10 月 エクセル形式で提出 事業所アンケート調査結果報告書 市民ワークショップ資料、議事要旨 市民ワークショップ結果報告書 庁内会議資料・議事要旨 人口ビジョン 16 総合戦略 1 1 1 1 1 平成 27 年 10 月 その都度 平成 28 年 3 月 その都度 平成 28 年 1 月 紙媒体及び電子媒体 紙媒体 及び 電子媒体 紙媒体 及び 電子媒体 紙媒体 及び 電子媒体 紙媒体 及び 電子媒体 1 平成 28 年 1 月 紙媒体 及び 電子媒体 17 総合計画 基本構想骨子 1 平成 28 年 3 月 紙媒体 及び 電子媒体 18 総合計画 基本計画骨子 1 平成 28 年 3 月 紙媒体 及び 電子媒体 19 業務打合せ簿 20 業務完了届 1 1 その都度 業務完了時 紙媒体 紙媒体 5 6 7 8 9 10 事業所へのヒアリング資料、議事要旨 事業所へのヒアリング結果報告書 事業所アンケート調査対象事業所宛名 シール 事業所アンケート調査票(依頼状・記入 要領等含む。 ) 事業所アンケート調査送信・返信用封筒 事業所アンケート調査の集計と分析に関 する資料 11 12 13 14 15 紙媒体 及び 電子媒体 ※対象事業所数分提出 紙媒体 及び 電子媒体 ※対象事業所数分提出 紙媒体 及び 電子媒体 ※対象事業所数分提出 10.成果品の帰属 成果品の権利の帰属はすべて委託者のものとし、受託者は、委託者が承諾した場合を除き、 成果品を公表してはならない。 12.機密の保持 受託者は、個人情報の保護に関する法律(平成 15 年法律第 57 条)及び豊中市個人情報保護条 例を遵守し、業務上知り得た事項を第三者に漏らしてはならない。 13.その他 本仕様書に記載のない事項が発生した場合は、両者の協議により決定する。 3
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