策定業務委託候補事業者選定

第3次日野市ごみゼロプラン(日野市一般廃棄物処理基本計画)
策定業務委託候補事業者選定プロポーザル実施要項
平成27年4月
日野市
1.目的
第3次日野市ごみゼロプラン(日野市一般廃棄物処理基本計画)策定業務について、最適
な委託候補事業者をプロポーザル方式により選定するために必要な手続きを定めるもので
ある。
2.業務に関する事項
(1)業務名
第3次日野市ごみゼロプラン(日野市一般廃棄物処理基本計画)策定業務
(2)プロポーザルの目的
廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6条に規定する一般廃棄物処理計画として、日野
市では平成20年度から29年度までを計画期間とする第2次日野市ごみゼロプランを策
定し、ごみゼロ社会を目指して諸施策を推進している。
同法に定められている項目に加えて、第2次日野市ごみゼロプランを見直し、日野市とし
て新たに取り組むべきごみ減量施策の内容を市民とともに検討した第3次日野市ごみゼロ
プラン(日野市一般廃棄物処理基本計画(以下「第3次ごみゼロプラン」という。)を策定
しなければならない。
現在、日野市では、国分寺市・小金井市と共同処理する新可燃ごみ処理施設の建設・運
営を行う一部事務組合を設立していく予定である。
日野市・国分寺市・小金井市(以下「3市」という。)では、新施設の建設と併せて、それ
ぞれごみ減量の施策を展開し、更なるごみ減量を行うことを目標にしており、日野市とし
て3市の先頭となって取り組んでいけるような施策や3市と共同で取り組んでいくための
手法などを検討し、計画に盛り込み、今回策定する第3次ごみゼロプランを他市にない先
進的な計画にしたいと考えている。
そのためには、幅広い知識・経験や高度な専門的能力を有する者の支援を受け策定を行
うことが重要である。
また、多くの市民を募り、市民の目線で計画を策定することが、市民への浸透性を高め
減量を促進する手法であると考えている。
そのため、最適な委託候補事業者の選定にあたっては、価格面のみの選定方法でなく、
企業や技術者の能力を総合的に評価するため、プロポーザル方式による業者選定を行うも
のである。
(3)履行期間
契約日の翌日から平成28年12月23日まで
(4)業務の内容
①第2次ごみゼロプランの事前検証支援
②第3次ごみゼロプランの計画策定支援
③計画策定までのスケジュール作成
④公募市民等で構成する策定委員会の開催と運営支援
⑤パブリックコメントの実施支援
⑥市民への周知支援
⑦成果品の作成及び納品
※業務の内容は、現時点での概要を示すものであり、プロポーザル参加者の提案により
仕様を変更することがある。
業務内容の詳細は、委託仕様書(案)によるものとし、申込書を提出した事業者に対し
電子メールにて配布する。
また、本プロポーザル提案に必要な資料も申込事業者に対して貸出するものとする。
(5)業務比率(業務の進捗状況に応じて変更を行う場合もある)
平成27年度 85%
平成28年度 15%
(6)委託契約の限度額
11,691,000円
3.参加資格等
プロポーザルに参加できる事業者は、次に揚げる全ての項目を有しているものとする。
(1)東京電子自治体共同運営電子調達サービスにおける物品買入れ等競争入札参加資
格において、申請先自治体「日野市」を登録していること。
(2)(1)の登録について、登録実績を 1 年以上有していること。
(3)(1)の登録について、申請業種「市場・補償鑑定関係調査業務」を登録していること。
(4)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当して
いないこと
(5)申込日現在、東京都内において指名停止期間中でないこと。
(6)会社更生法(平成14年法律第154号)の適用を申請したものにあっては、裁
判所より更生計画の認可決定を受けていること。
(7)民事再生法(平成11年法律第225号)の適用を申請したものにあっては、裁
判所より再生計画の認定決定を受けていること。
(8)日野市契約における暴力団等排除措置要綱(平成24年12月27日制定)に基
づく排除措置を受けていないこと
(9)過去10年間で地方公共団体(地方自治法(昭和22年法律第67号)による地
方公共団体を含む)
(以下「地方公共団体」という。)が発注する廃棄物の処理及び清掃に
関する法律((昭和45年法律第137号)第6条に規定される「一般廃棄物処理計画」を
元請として受託した実績を有していること。
(10)過去10年間で地方公共団体の施策等の計画策定にあたって、市民との協働によ
り作り上げた実績を有すること。
4.選定スケジュール
(1)募集広告・参加申込受付開始
(2)参加申込書提出期限
平成27年4月7日(火)
平成27年4月15日(水)午後5時まで
(3)質問の受付期限
平成27年4月22日(水)午後5時まで
(4)質問回答日
(5)提案書・見積書提出期限
(6)第1次選考(書類による審査)
平成27年4月24日(金)
平成27年5月11日(月)午後5時まで
平成27年5月14日(木)※①
※①提案者が5者以上の場合に実施
2
(7)第1次選考結果通知及び選定事業者へのプレゼンテーション時間の通知
平成27年5月15日(金)※②
※②第1次選考を実施しない場合は通知が早まる場合もある。
(8)最終選考(プレゼンテーション)
平成27年5月22日(金)
(9)選考結果の通知
(10)業務委託契約
平成27年5月下旪
平成27年6月上旪予定
5.提出書類
(1)参加申込書(様式1)
(2)質問書(様式2) ※必要がある場合のみ
(3)提案書
ア)表紙(様式3)
イ)会社概要(様式4)
ウ)業務実績(様式5)
エ)業務執行体制(様式6-1)
オ)業務執行体制(様式6-2)
カ)特定テーマ1 多数の市民が参加する会議の進め方について(様式7-1)
キ)特定テーマ2 情報収集能力・関係機関との調整能力について(様式7-2)
ク)特定テーマ3 3市での先進的な取組み項目について(様式7-3)
ケ)特定テーマ4 事業系一般廃棄物の具体的減量施策について(様式7-4)
コ)特定テーマ5 計画の実施体制・検証方法について(様式7-5)
サ)見積書(任意様式)
※本申請関係の書類は質問状を除き信書扱いとする。持参以外の方法で送付する場合は、
郵便法等の法令に抵触しない方法で発送すること。
6.参加申込書の提出
(1)提出書類
参加申込書
(2)提出先
日野市環境共生部ごみゼロ推進課
〒191-0021 東京都日野市石田1-210-2
(3)提出期限
平成27年4月15日(水)(午後5時必着)
(4)提出方法
持参又は郵送 持参の場合は午前9時から午後5時までとし、
土曜・日曜は受け付けない。
(5)その他
参加申込書提出後の辞退については、提案書提出前においては可能とするが、
日野市長あてに辞退する旨の届出書(任意様式)を提出すること。
7.質問の受付・回答
(1)提出書類
質問書(様式2)
(2)提出先
日野市環境共生部ごみゼロ推進課
Eメール:[email protected]
(3)提出期限
平成27年4月22日(水)(午後5時必着)
3
(4)提出方法
(5)回答日等
E メールを原則とし、Eメールの配信等ができない場合に限り FAX
を可とする。
平成27年4月24日(金)までに、参加申込書提出者すべてに
E メールにて回答する。メールの受信等ができない場合に限り FAX
を送付する。
8.提案書等の提出
(1)提出期限
(2)提出先
(3)提出方法
平成27年5月11日(月)(午後5時必着)
日野市環境共生部ごみゼロ推進課
持参又は郵送。持参の場合は午前9時から午後5時までとし、
土曜・日曜日は受け付けない。祝日は5日前までに連絡を受けた
場合のみ受付を行う
(4)提出書類と部数
ア)提案書(見積書を除く) 原本1部、コピー10部(A4版)
提案書の様式3から様式7-5までを左端2か所をホッチキス止めとし、原本の表紙
(様式3)には代表者印を押印すること。残るコピーについては、表紙については押
印したものを白黒でコピーし、表紙を除き原本がカラー印刷されているものは、コピ
ーについてもカラー印刷されたものを提出すること。
イ)見積書
原本1部、コピー1部
コピーは白黒コピーで提出すること。(カラーコピーは不可)
見積書の宛先は日野市長とすること
9.プロポーザルの審査方法等
(1)提案書及びプレゼンテーションの内容を審査の上、最優秀提案者1者、優秀提案
者1者を選定する。
(2)提案者が5者以上の場合は、提案書の内容審査による第1次選考を実施し、4者
に絞り込んだうえ、4者によるプレゼンテーションを実施する。
4
10.審査基準
第1次選考については特定テーマ1と特定テーマ3及びプレゼンテーションを含まない9
0点満点で評価し、評価点上位4者を選定する。
最終選定はプレゼンテーションによる採点を加えた評価項目について改めて審査を行う。
評価項目
事
業
者
及
び
担
当
者
提
案
ヒ
ア
リ
ン
グ
委
託
費
配点
評価事項
業務実績及び能力(様式4・様式5) 10
業務の実績
業務執行体制(様式6-1)
10
業務の体制、学識経験委員候補者の
業績
業務執行体制(様式6-2)
10
担当者の役割・能力(実績)
特定テーマ1
20
多数の市民が参加する会議の進め方
について(様式7-1)
仕様書の内容を実施する上での会
議の進め方、市民の意見の取りまと
め方など
特定テーマ2
20
情報収集能力・関係機関との調整能力
について(様式7-2)
会社が保有する情報や情報収集に
よる提案能力及び関係機関に関す
る情報や調整能力など
特定テーマ3
3市での取組み手法等について
(様式7-3)
20
提案の具体性・実現性
特定テーマ4
10
具体的施策の実現性・費用対効果な
事業系一般廃棄物の具体的減量施策
について(様式7-4)
ど
特定テーマ5
10
計画の実施体制・検証方法について
(様式7-5)
実施体制・検証方法の実現性・作業
効率など
プレゼンテーション
20
コミュニケーション力
取組み姿勢
技術提案の表現力
説明者の専門技術力の確認
見積書(任意様式)
20
業務委託料の見積額
点数(小数点第2位を四捨五入)=
(最低の見積額÷見積額)×20
評価点合計
150
提案の詳細については次頁のとおり
5
テーマ
配点
特定テーマ1
20
提案内容
第2次ごみゼロプラン策定時には、事務局と16名の市民による準備会として10回
多数の市民が参
の会議と44名の市民委員と5名の関係委員、13名の事務局が参加して12回の委員
加する会議の進
会を開催し、約2年間の期間をかけて現在の第2次ごみゼロプランを策定している。
め方について
第3次ごみゼロプランでは、公募委員(40名程度を想定)と関係委員10名、事務
(様式7-1)
局6名程度での会議を考えている。
以上の事を踏まえて、会議をどのような形式で進め、市民の意見の集約・反映、事務
局(ごみゼロ推進課)との調整などを実施していくかを提案すること。
提案には①会議の進め方②会議の開催頻度③素案の策定時期④パブリックコメント
実施予定時期については必ず明記し、全体スケジュールを併せて提案すること。
また、分科会形式など委員を分けて会議を行うとした場合は、その分け方(グループ)
について具体的に示すこと。
特定テーマ2
20
生ごみリサイクルに取り組んでいる地方公共団体の手法について実施内容(収集方
情報収集能力・
法・中間処理方法から処分(リサイクル含む)まで)、対象世帯数、年間の必要経費に
関係機関との調
ついて情報収集を行い、その結果を提出するとともに、情報収集した施策とこれまでの
整能力について
経験やノウハウを活かし、日野市で実現可能で効率的と思われる生ごみリサイクル施策
(様式7-2)
を提案すること。
また、提案では、施策実現のための手法及び調整を行う関係機関について、できる限
り具体的に提案すること。
情報収集の結果については、A4用紙による任意書式とし、情報収集した方法を加え
て提案すること。なお、提出する件数の上限は30件までとし、実施内容等が同じと判
断できるものについては、提案件数から除外する。
特定テーマ3
20
平成32年度から日野市・国分寺・小金井市(以下「3市」という。)と共同で可燃
3市での取組み
ごみの焼却処理を行う中で、3市が更なるごみ減量に取り組んでいかなければならな
手法等について
い。そのため、本業務を通じて、3市のトップとなって共同処理する2市に提案できる
(様式7-3)
ような取り組みを進めたいと考えている。
このことを踏まえ、3市で実施していけるような計画を策定し取り組んでいくため
に、3市において合意形成を得ていけるような手法等について提案すること。
提案は、他の市町村等で具体的な事例があればその事例について示すこと。事例が無
い場合はその手法についてできる限り具体的な提案を行うこと。
特定テーマ4
10
事業系一般廃棄
事業系一般廃棄物の更なる減量を進めていくための具体的施策について提案するこ
と。
物の具体的減量
提案は費用がかかる事業については、概算経費等も算出し費用対効果を含めその実現
施策について
性を加味して提案すること。
(様式7-4)
特定テーマ5
計画の実施体
制・検証方法に
ついて
(様式7-5)
10
計画策定後には、毎年実施状況の検証を行い、計画期間の半分を経過した時点で見直
しを行うなど、様々な検証・見直し方法が考えられる。
策定した計画を適切に実行していくための体制や検証・見直しの手法について、提案
すること。
検証方法については、できる限り効率的な検証手法を提案すること
6
11.プレゼンテーションの実施
(1)日 時
平成27年5月22日(金)
(2)場 所
(3)時 間
(4)説明者
(5)その他
日野市役所(日野市神明1-12-1)本庁舎5階 502会議室
(控室については該当者に別途通知する)
提案書に基づく説明20分以内と選定委員による質疑応答25分
以内の45分とし、開始時間等の詳細については、個別に通知する
ものとする。
本業務を担当する予定である担当者が中心に説明し、補足を行う者
として入室できるのは4名までとする。
プレゼンテーションは非公開とする。
プロジェクターを使用して説明する場合も可とするが、日野市が用
意する条件は以下のとおりとする。
また、日野市が用意するプロジェクターに接続するパソコンは、事
前にウィルスの感染などがされていないことを確認し、確認した後
はインターネットへの接続を行っていないものを使用すること。
・プロジェクター Panasonic TH-P1SD
・スクリーン
会議室の白壁(パーテーション)に投影する
※上記の機器への接続又は機器等を持ち込む場合は、準備時間は
10分以内で行い、撤去は5分以内で行うこと。
12.審査結果
(1)第1次選考を実施した場合は、平成27年5月15日(金)までに第1次選考結
果について電話で通知した後に、その後郵送で通知する。ただし10社を超える
場合は、最終選考を受ける者のみ電話で通知し、その他はすべて郵送で通知する。
(2)最終選考結果は、平成27年5月下旪に通知する。
13.契約手続き
(1)最優秀提案者は、本業務委託契約に係る優先交渉権を有する。
(2)最優秀提案者との契約が不調となった場合は、優秀提案者との契約交渉を行う。
(3)契約交渉により市との合意に至った場合は、随意契約を行う。ただし、本契約締
結までに参加資格条件を有しなくなった場合は、この限りではない。
14.無効となるプロポーザル
下記のいずれかに該当する場合は、提案は無効とする。
(1)提出書類の不備や虚偽がある(あった)場合
(2)著しく信義に反する行為又は審査の公平性に影響を与える行為があった場合
(3)プレゼンテーションに出席しない場合
(4)会社更生法の適用を申請する等、契約の履行が困難と認められる状況に至った
場合
(5)見積額が予算額を超える場合
(6)提出期限を過ぎて提出書類が提出された場合
(7)その他、本要項に違反した場合
15.提出書類作成上の留意事項
(1)会社概要(様式4)
廃棄物分野の従業員数は、衛生工学部門の廃棄物管理、廃棄物管理計画、廃棄物
処理のいずれかの専門分野を保有している人数を記入のこと。
(技術士補は衛生工
学部門)
(2)業務実績(様式5)
業務実績については、市町村が定める「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第
6条に規定する一般廃棄物処理計画の策定業務及び地方公共団体による計画策定
業務で市民を交えて策定した業務であり、平成17年4月1日から平成27年3
月31日までに業務が完了したものに限り、最新のものから最大5件を記入する
こと。記入できるものは5件まですべて記入すること。
参加した市民委員の人数は、計画策定の経過で携わった市民の人数を記入するこ
と。なお、受託実績を証明する書類(契約書等)の写しを添付すること。
(3)業務執行体制(様式6-1)
業務担当者は、配置予定の責任者・主担当及び担当者すべてを記載すること。
学識経験者委員の推薦予定者を記載し、経歴等についても記載すること。
(4)業務執行体制(様式6-2)
業務実績は、様式5で記載することができるもの(過去10年での一般廃棄物処
理基本計画の策定業務)を記載すること。
記載は1名1頁とし、学識経験委員を除き、責任者を含むすべての担当者(様式
6-1で記載した者)について提出すること。
(5)特定テーマに関する技術提案
各様式につき、A4 版2頁(両面印刷)又は A3 片面1頁までとすること。ただし、
特定テーマ2の情報収集の結果を提出するものを除く。
(6)見積書(任意様式)
内訳書を添付し、積算にあたっての根拠等を明示すること。
16.その他
(1)提出された提案書を市の了承なく公表、使用してはならない。
(2)提出された提案書は、返却しない
(3)提出された提案書は、同意がある場合を除き、参加者の選定又は提案書の採用以
外に使用しないものとする。
(4)提案書等の作成経費やプレゼンテーション等に要する経費等は参加者の負担とし、
市は一切の経費を負担しない。
(5)業務実施にあたり、応募書類に記載された責任者及び担当者の変更については、
2
原則として真にやむを得ないと認められる場合(病休や退職など)を除き認めな
いものとする。
(6)審査結果の異議申し立ては認めない。
(7)提出書類等の提出期限以降における差し替え又は再提出は認めない。
17.担当
〒191-0021 東京都日野市石田1丁目210番地の2
日野市環境共生部ごみゼロ推進課
電話 042-581-0444(直通)月曜~金曜日午前 8 時 30 分~午後 5 時
Fax 042-586-6606
E メール [email protected]
担当者 安部・佐々木・井尻
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