2015 SYLLABUS 科 目 名 対象学年・学科 開講時期 単位 通年 4 担当教員 担当形態 3 年社会福祉学科 医療福祉・こども福祉・福祉心理コース ソーシャルワーク実習 3 年経営福祉ビジネス学科 4 年生活医療福祉学科 吉森 恵 他 クラス分け 介護福祉コース ■到達目標■ 社会福祉サービスを行う施設、機関等で、社会福祉士を目指した相談援助実習を行い、大学での学びや 実習先で教示される知識や技能等を、実際の暮らしと活動の場面で積極的に実践し、面接や援助が、対象 者の生活向上と自己実現、福祉につながっていくことを理解する。 ■授業概要■ 1.職場を理解する。実習先の業務を現場職員から学び、社会で果たしている役割や責任を知り、社会貢献 ができる人材になれるように努力し、成果が修められる力を養成する。 2.職種を理解する。医療・保健・福祉・教育・労働等、多職種との連携・調整をしながら、対象者に向け チームアプローチすることによって、援助や支援の効果が高められることを理解する。 3.ソーシャルワークを理解する。社会福祉士が果たすべき相談援助プロセスについて、個別や集団、また は地域の支援計画案を社会資源の活用、開発を踏まえて作成し、それを実践し、その結果を評価し、成 果、反省点と課題を明確に認識できるようにする。 ■授業計画■ ソーシャルワーク実習期間を、実日数 23 日以上かつ 180 時間と定め実施する。 学生は概ね次の事柄を学ぶ。 1 週目 社会福祉施設、機関等を利用する人々、または利用ニーズがある人々と面接・交流し、社会福祉 サービスを必要としている理由を理解し、相談援助の必要性を知る。社会福祉施設・機関等の社 会に対する役割や機能を理解する。 2 週目 社会福祉施設・機関等に従事する専門職員の職種や職能を理解する。 社会福祉施設・機関等を必要としている人々の生活背景と生活困難性を理解する。その方法とし て、家族、地域等の私的な社会資源や、行政、福祉サービス等の公的な社会資源を調べ、その人々 の福祉とそれらの社会資源がどのように結びつけばいいか、検討する。 3 週目 実習現場職員の相談援助の実際に接し、その根拠となる支援計画と記録資料等を調べ、ニーズ把 握から計画、実践へと発展させる一連の相談援助業務の重要性を認識する。そして支援計画を立 案する。 4 週目 社会福祉施設・機関等と地域社会のあり方について理解を深める。 支援計画案を実践し、実習指導者の助言指導を受ける。 ■授業の方法・メッセージ■ 実習の目標に向け、約 1 ヶ月、集中し継続できる力が絶対条件となります。多くの関係者の努力により実 習の場を与えてもらっていることと同時に、学生ではなく社会人としてふさわしい人材かどうかの評価を受 けているとこを十分に認識して、勇気を持って自分の可能性を開拓してください。 ■授業時間外の学習■ 体調管理をしっかりして実習に臨むこと。 現場での職員の指導に従うこと、また、担当教員との連絡も怠らないこと。 ■評価の方法■ 実習先の評価 70%、実習中の学習態度や提出物(日誌、書類等)の内容 30% ■テキスト■ ソーシャルワーク実習・実習の手引き(2015 年版)、ソーシャルワーク実習指導Ⅰで使用したテキストを継 続して使用します。 神戸医療福祉大学
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