体内の病気を できる限り体に傷を残さずに やさしく治す 新しい治療法の

体内の病気を
骨粗鬆症でもろくなった骨の内部に
セメントなどを注入して丈夫にする。
できる限り体に傷を残さずに
IVRを安全に実施するためには、
セメント
針
骨
高度な技術が要求されます。
現在、 I V Rは放射線科医が中心になって
行っています。放射線科医は画像をもとに
やさしく治す
新しい治療法の一つである
IVRをご存じですか?
診断し治療する仕事をしています。放射線科
体の外から細い針を刺し、特殊な
電波などを照射してがんを焼く。
医が長年培ってきた能力・技術が、この新し
い治療法に生かされています。
IVR学会では、このすぐれた治療法が、より
安全に、より多くの医 療機関で実施されること
をめざして、会員の教育、 技術研鑽につとめ、
がん
針
この治療法の専門医である
「IVR専門医」の
育成と認定を行っています。
IVRには保険認可されていない治療もあり
ますので、必ず専門の医師に相談して下さい。
IVR 学会 広報委員会
IVR 学会 事務局
〒355 - 0063 埼玉県東松山市元宿1- 9 - 4ハイムレグルス1階
http://www. jsivr. jp/
(2005 年 3月制作)
IVR 学会
http : / / w w w . j s i v r . j p /
IVRとは
「I V R:アイ・ブイ・アール」は、
今、
注目されている
「患者様にやさしい最先端の治療法」の一つです。
IVRは原語である
「 Interventional Radiology:
私たちの体内には、全部をつなぐと10万km
(地球を2周半)
の長さになる血管が張り巡らされています。
また、胆管や尿管、消化管などの大切な管もあります。 IVR はこれらの管にカテーテル
(細い管)
を
挿入し、
さまざまな治療を行います。
がんを養っている血管に抗がん剤
を注入、または血管をつめてがんを
死滅させる。
インターベンショナルラジオロジー」
の略語であり、
原語では専門家でも覚えにくいので、
がん
IVRが日本の医療で用いられています。
カテーテル
(細い管)
こぶ
瘤をつくって今にも破裂しそうな血管
に、人工血管(ステントグラフト)を留
置して大出血を防ぐ。
血管
瘤
JRは新幹線だけでなくローカル線も含めて
人工血管
(ステントグラフト)
説明しなくても理解され親しまれている
略語であることと同じように
IVRも医療界だけではなく、
国民の皆様にも
なじみ深い言葉になってもらいたいと願い、
わかりやすく説明いたします。
IVRはX線(レントゲン)
透視像、血管造影像、
つまった 胆管をステントなどで
拡げる。
US
(超音波)像、
またはCT像を見ながら、
胆管
カテーテルと呼ばれる細い管や、針を用いて
外科手術なしで、
できるかぎり体に傷を残さずに
ステント
(細い金属の管)
病気を治療する画期的な方法です。
つまった血管や胆管を拡げたり、
カテーテル
出血した血管をつめて止血したり、
がんを死滅させたり、
さまざまな治療を行います。
手術を必要としないため、体への負担が少なく、
交通事故などで破れて出血した血
管を、コイルなどの塞栓物質でつめ
て止血する。
コイル
つまった血管をバルーンやステント
で拡げて再開通する。
カテーテル
出血
血管
バルーン
(風船)
病気の場所だけを正確に治療することができます。
血管
IVR の可能性は
無限に広がっています。