わたしのたん生 平成26年度 射水市立東明小学校2年 1 題材名 学級活動「わたしのたん生」 この学習では、母親の胎内で育つ赤ちゃんの様子から生命誕生までの様子を知ることで、小さな命の始 まりの尊さや見守ってきた家族の思いや願いについて考える。家族にインタビューしたことを交流した り、赤ちゃん人形を抱いたりしながら、母親の大変さや支えてくれた家族の気持ちに気付かせ、命を大切 にしていこうとする気持ちを育てたい。生活科「あしたへジャンプ」の学習と併用し、大きく成長した自 分を見つめ直すことで、自分の成長を支えてくれた人々がいることに感謝の気持ちを抱き、自分に自信を もって、これからの成長に思いや願いをもって生活していけるようにしていきたい。 2 授業の流れ ・自分がおなかにいるときに気を付けていた母親や家族の思い、自分が生まれたときの家族の気持ちにつ いて、家族にインタビューをする。(事前) ・お腹の中の様子やへその緒の大切さについて養護教諭より話を聞く。生命誕生について知り、見守って きた家族の思いに気付くことで、命を大切にする気持ちや家族への感謝の気持ちをもって生活していこ うとする心情を育てる。(本時) ・自分だけでなく、周りの人みんなが家族から大切にされていることを話し合い、友達を思いやる気持ち や互いに認め合う気持ちを育てていく。(随時) 3 授業を終えて この単元を通して、自分自身の成長を振り返り、誕生に関わる話や家族の思いを聞くことができたこと は、生命について考えるよい機会となった。お腹の中で大きくなっていく命を大切にしながら育てていた 母親の温かい気持ちや無事に生まれるか不安だった気持ち、様々な苦労等、今まで知らなかったことを知 ることができ、自分を支えてくれた家族への感謝の気持ちをもつことができた。また、赤ちゃん人形を抱 くことで、赤ちゃんの大きさや重さを実感し、命の大切さや大きくなった今の自分の成長を感じることも できた。自分だけでなく、周りの友達も大切な一つの命として生まれてきたことを忘れないよう、これか らも命を大切さにして生きるよう伝えていきたい。 ≪子供たちの感想から≫ ・いのちの始まりは点だったのに、こんなに大きくなってびっくり した。 ・へその緒っていらないものだと思っていたけど、お母さんと赤ち ゃんをつなぐ大事なものなんだと初めて知った。 ・お母さんが、おなかの中のわたしを大切にしていたことがうれし かった。 ・赤ちゃん人形が思っていたよりも重くてびっくりした。抱 っこするのも重くて大変なのに、おなかの中に入っていた ら、もっと大変だっただろうな。 ・おなかの中にいるときも栄養や病気などに注意しながら、 お母さんはぼくを育ててくれたので、いのちをこれからも 大切にしたい。 ・お母さんの子供に生まれてうれしいな。 -1-
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