独自の「新しい学力、人間力」の育成で 大学入試改革にも十分対応 昨 年 月、 中 央 教 育 審 議 会 か ら 答 申 が 出 さ れ、 今 年 度 の 新 中 生 が 臨 む 2 0 2 0 年 度から、大学入試は大きな転換期を迎えることになった。難関大学に高い合格実績 を あ げ て い る 海 城 学 園 で は、 そ の 新 し い 大 学 入 試 に も 十 分 に 対 応 で き る 教 育 を 先 取 り し て き た と 自 信 を 見 せ る。 ど の よ う な 独 自 の 教 育 プ ロ グ ラ ム が 展 開 さ れ て い る の か、中田大成教頭にインタビューした。 今回の 答 申 を ど の よ う に 捉 え て 「知識獲得型」から 「課題設定解決型」への転換 ─ いらっしゃ い ま す か 。 社 会 の 変 化 に 対 応 し て、 新 し い 時 う と い う 答 申 で す。 そ の 背 景 に は、 質な他者とコラボレート(協働)で に多様化しています。そのため、異 えた日本では、人々の価値観が急激 海城学園では、新しい大学入試 新しい学力観を 先取りした教育を展開 ─ え い れ ば 解 け る 問 題 を 極 力 排 し、 ス ト( 仮 称 )」 は、 知 識 を 覚 え て さ 中 田 セ ン タ ー 試 験 に 代 わ っ て 導 入 さ れ る「 大 学 入 学 希 望 者 学 力 テ う形式に移行するのですね。 展開してきたと自負しており、これ す。時代の要請を先取りした教育を 今後求められる能力と合致していま とんどが、 今回の答申で提言された、 中田 本校では、 数年前に教育改 革を始め、 「新しい学力」 「新しい人 にどう対応されるのですか。 知識を活用する問題が中心になり までの教育を維持し、充実させるこ 新中1生が臨む2020年度の において取り組む課題は、単 ま す。 大 学 ご と の 個 別 試 験 で は、 とで、新しい大学入試にも十分に対 ─ きる力も重要になります。 代を切り拓く人材に必要な能力を 育 成 す る た め に は、 教 育 が 変 わ ら なければならないという強い危機 純な正解が得られないケース い わ ゆ る ペ ー パ ー テ ス ト で は な く、 た も の で は あ り ま せ ん。 そ の 前 後 は何でしょうか。 大学入試からは、そうした能力を問 も 少 な く あ り ま せ ん。 「自ら 面 接、 エ ッ セ イ ラ イ テ ィ ン グ、 中 新しい時代に求められる能力と 課題を設定する力」 「情報を 高時代の活動経験などを重視する 感があると思います。 収集・分析し、深く考える力」 こ と が 提 言 さ れ て い ま す。 で す か ら、 今 後 は、 単 な る 知 識 注 入 型 の の 中 高 教 育、 大 学 教 育 の 質 的 転 換 ─ れない中で、価値選択する力」 「絶対的な真理がないかもし 「選択したものを周囲にわか 教 育 で は な く、 そ う し た 能 力 を き 間力」の育成を掲げました。そのほ 応できると考えています。 具体的にはどのような教育プロ グラムが導入されているのですか。 ─ 中田 体験型の学びが豊富なのが特 色 で す。 た と え ば、 約 年 前 か ら、 名程度の生徒でグループを編成 と一緒に学ぶことによって、互いに した。海外で異文化を体験した生徒 中 田 2 0 1 1 年 度 か ら 中 学 校 で 「帰国生入試」を本格的に導入しま 進められていますね。 こ と で、 「課題設定解決型」の学力 く、生徒参加型の学びを充実させる 富です。一方通行の講義形式ではな る歴史的大局観や大きな価値観を ことのない価値判断の拠り所とな や、 こ こ ぞ と い っ た と き に ぶ れ る 原体験を生徒たちに持たせること 克 服・ 解 決 へ の 意 志 を 育 む よ う な 質 的 な 課 題 に 気 づ か せ、 そ れ ら の 格差と言った現代社会が抱える本 い る わ け で は あ り ま せ ん。 貧 困 や た だ し、 英 語 力 を 高 め、 世 界 に 視野を広げることだけをめざして 体制を整えています。 書 類 作 成 支 援 な ど、 バ ッ ク ア ッ プ なっていくでしょう。 る か ど う か が、 学 校 選 択 の 基 準 に 究 を 進 め て い ま す。 そ の ほ か、 2 グ ラ ム の 評 価 方 法 な ど の 調 査・ 研 あ る I B( 国 際 バ カ ロ レ ア ) プ ロ チ し ま す。 す で に そ の 先 行 事 例 で に評価するのか、評価方法もリサー といわれる新しい学力をどう公平 な り ま す。 ま た、 定 量 化 し に く い 確な情報を提供することが大切に で、 生 徒 が 戸 惑 わ な い よ う に、 正 を使ったテストが導入される予定 学 入 学 希 望 者 学 力 テ ス ト( 仮 称 )」 チと対応策の策定です。とくに「大 する 「プロジェクトアドベンチャー」 し、与えられた課題を協力して解決 ちんと養成する教育が行われてい りやすく表現する力」が求め 体験共有し、異質なものへの寛容性 作るリベラルアーツ教育の充実に 年後にスタートする学習指導要領 ─ グローバル化を意識した改革も さらに、文部科学省が2015年 度、省内に「次世代型教育推進セン も収集します。 で は C B T、 つ ま り コ ン ピ ュ ー タ を育んでいます。 ついても今後グローバル教育部は を涵養しているわけです。 また、2012年には「グローバ ル 教 育 部 」 が 発 足。 帰 国 生 が 早 く 改訂の内容と方向性に関する情報 るとともに、一般生徒の英語力アッ プを図るプログラムも充実させて います。とくに今回の答申では、英 い ま す。 近 年 は、 海 外 大 学 へ の 進 グ リ ッ シ ュ・ キ ャ ン プ を 実 施 し て 2 泊 3 日 で「 日 本 語 禁 止 」 の イ ン に は 中 2・ 中 3・ 高 1 生 を 対 象 に、 注 い で い ま す。 た と え ば、 夏 休 み めた総合的な英語力の養成に力を に 偏 重 せ ず、「 話 す 」「 聞 く 」 を 含 ち ろ ん、 本 校 で も「 読 む 」「 書 く 」 る 方 針 が 打 ち 出 さ れ て い ま す。 も を大学入試で活用できるようにす ト( T O E F L、 I E L T S な ど ) その測定に適した民間の外部テス ようにするために設置したのが「改 分 析 し、 よ り 的 確 な 対 応 が で き る ん。 で き る だ け 早 く 情 報 を 収 集・ だ不透明な部分も少なくありませ う な 入 試 改 革 を 実 施 す る の か、 ま 受 け て、 各 大 学 が 具 体 的 に ど の よ 持 っ て い ま す。 け れ ど も、 答 申 を に十分に対応できるという自信を り し て い ま す し、 新 し い 大 学 入 試 新しい学力観に基づく教育を先取 中田 これまで申し上げてきたよ う に、 本 校 で は、 答 申 に 示 さ れ た 進める組織なのですか。 が発足しました。どのような活動を 教育展開をめざしていきたいと考え リサーチを怠らず、さらに充実した うした文部科学省の動向についても し、解決する学びが豊富ですが、こ 参 加 型 で、 自 分 な り の 課 題 を 設 定 科の総合学習をはじめとして、生徒 でしょう。本校では、先述した社会 中高の現場に広げていくことになる 導 法 が 望 ま れ る の か、 研 究 を 進 め、 ニングが不可欠です。どのような指 なく、生徒参加型のアクティブラー 力を養うには、一方通行の講義では 業 方 法 の 研 究・ 開 発 を め ざ す セ ン た。学力観の転換に即した新しい授 ター」を設置することを公表しまし 学を視野に入れる生徒も見られる 革 特 別 委 員 会 」 で す。 最 大 の 役 割 今 年 2 月、 「改革特別委員会」 ことから、 「グローバル教育部」で、 ています。 ─ T O E F L、 I E L T S、 S A T、 は、6年後の大学入試改革のリサー タ ー で す。「 課 題 設 定 解 決 型 」 の 学 エ ッ セ イ な ど の 試 験 対 策 や、 出 願 語 の 4 技 能 の 習 得 重 視 が 掲 げ ら れ、 今年2月に発足した 「改革特別委員会」 力を注いでいきます。 られています。 20 学校生活に馴染めるように支援す また、グローバル化が進行 するとともに、成熟社会を迎 10 中田 大学入試の改革が注目され て い ま す が、 そ れ だ け を 目 的 と し 1 中田 従来の「知識獲得型」の学力 も重要ですが、複雑化した現代社会 を 含 め て、 一 体 的 な 改 革 を め ざ そ を取り入れ て い ま す 。 同 じ く グ ル ー プ で、 大 人 の 体 験 を 聞 き 書 き し、 それに基づいて班全員でシナリオ を 作 成 し て 演 じ た り な ど す る「 ド ラマエデュケーション」も行って い ま す。 そ う し た 一 連 の 作 業 を 通 し て、 生 徒 た ち は 他 者 と の 異 質 性 を 知 る と と も に、 そ の 違 い を 乗 り 越 え て 共 生・ 協 働 す る こ と の 大 切 さに目覚めていきます。 通常の授業においても、社会科で は、 年以 上 前 か ら 、 自 分 で 設 定 し た課題を調 べ 、 レ ポ ー ト に ま と め る 枚以上の卒論を仕上げま 総合学習を 実 施 。 中 3 で は 各 自 が 原 稿用紙 す。理科で も 実 験 ・ 観 察 ・ 巡 検 が 豊 中田 大成先生 教頭 18 19 10 12 20 30 海城中学高等学校 ▲ PA に取り組むことでコミュニケーション 能力やコラボレーション能力を養います ▲卒業論文に取り組むことで社 会を見つめる目を養います 海城 中学高等学校 注目校ガイド 進 化 する 私学 ◆海城中学高等学校 TEL.03-3209-5880 http://www.kaijo.ed.jp 独自の「新しい学力、人間力」の育成で 大学入試改革にも十分対応 昨 年 月、 中 央 教 育 審 議 会 か ら 答 申 が 出 さ れ、 今 年 度 の 新 中 生 が 臨 む 2 0 2 0 年 度から、大学入試は大きな転換期を迎えることになった。難関大学に高い合格実績 を あ げ て い る 海 城 学 園 で は、 そ の 新 し い 大 学 入 試 に も 十 分 に 対 応 で き る 教 育 を 先 取 り し て き た と 自 信 を 見 せ る。 ど の よ う な 独 自 の 教 育 プ ロ グ ラ ム が 展 開 さ れ て い る の か、中田大成教頭にインタビューした。 今回の 答 申 を ど の よ う に 捉 え て 「知識獲得型」から 「課題設定解決型」への転換 ─ いらっしゃ い ま す か 。 社 会 の 変 化 に 対 応 し て、 新 し い 時 う と い う 答 申 で す。 そ の 背 景 に は、 質な他者とコラボレート(協働)で に多様化しています。そのため、異 えた日本では、人々の価値観が急激 海城学園では、新しい大学入試 新しい学力観を 先取りした教育を展開 ─ え い れ ば 解 け る 問 題 を 極 力 排 し、 ス ト( 仮 称 )」 は、 知 識 を 覚 え て さ 中 田 セ ン タ ー 試 験 に 代 わ っ て 導 入 さ れ る「 大 学 入 学 希 望 者 学 力 テ う形式に移行するのですね。 展開してきたと自負しており、これ す。時代の要請を先取りした教育を 今後求められる能力と合致していま とんどが、 今回の答申で提言された、 中田 本校では、 数年前に教育改 革を始め、 「新しい学力」 「新しい人 にどう対応されるのですか。 知識を活用する問題が中心になり までの教育を維持し、充実させるこ 新中1生が臨む2020年度の において取り組む課題は、単 ま す。 大 学 ご と の 個 別 試 験 で は、 とで、新しい大学入試にも十分に対 ─ きる力も重要になります。 代を切り拓く人材に必要な能力を 育 成 す る た め に は、 教 育 が 変 わ ら なければならないという強い危機 純な正解が得られないケース い わ ゆ る ペ ー パ ー テ ス ト で は な く、 た も の で は あ り ま せ ん。 そ の 前 後 は何でしょうか。 大学入試からは、そうした能力を問 も 少 な く あ り ま せ ん。 「自ら 面 接、 エ ッ セ イ ラ イ テ ィ ン グ、 中 新しい時代に求められる能力と 課題を設定する力」 「情報を 高時代の活動経験などを重視する 感があると思います。 収集・分析し、深く考える力」 こ と が 提 言 さ れ て い ま す。 で す か ら、 今 後 は、 単 な る 知 識 注 入 型 の の 中 高 教 育、 大 学 教 育 の 質 的 転 換 ─ れない中で、価値選択する力」 「絶対的な真理がないかもし 「選択したものを周囲にわか 教 育 で は な く、 そ う し た 能 力 を き 間力」の育成を掲げました。そのほ 応できると考えています。 具体的にはどのような教育プロ グラムが導入されているのですか。 ─ 中田 体験型の学びが豊富なのが特 色 で す。 た と え ば、 約 年 前 か ら、 名程度の生徒でグループを編成 と一緒に学ぶことによって、互いに した。海外で異文化を体験した生徒 中 田 2 0 1 1 年 度 か ら 中 学 校 で 「帰国生入試」を本格的に導入しま 進められていますね。 こ と で、 「課題設定解決型」の学力 く、生徒参加型の学びを充実させる 富です。一方通行の講義形式ではな る歴史的大局観や大きな価値観を ことのない価値判断の拠り所とな や、 こ こ ぞ と い っ た と き に ぶ れ る 原体験を生徒たちに持たせること 克 服・ 解 決 へ の 意 志 を 育 む よ う な 質 的 な 課 題 に 気 づ か せ、 そ れ ら の 格差と言った現代社会が抱える本 い る わ け で は あ り ま せ ん。 貧 困 や た だ し、 英 語 力 を 高 め、 世 界 に 視野を広げることだけをめざして 体制を整えています。 書 類 作 成 支 援 な ど、 バ ッ ク ア ッ プ なっていくでしょう。 る か ど う か が、 学 校 選 択 の 基 準 に 究 を 進 め て い ま す。 そ の ほ か、 2 グ ラ ム の 評 価 方 法 な ど の 調 査・ 研 あ る I B( 国 際 バ カ ロ レ ア ) プ ロ チ し ま す。 す で に そ の 先 行 事 例 で に評価するのか、評価方法もリサー といわれる新しい学力をどう公平 な り ま す。 ま た、 定 量 化 し に く い 確な情報を提供することが大切に で、 生 徒 が 戸 惑 わ な い よ う に、 正 を使ったテストが導入される予定 学 入 学 希 望 者 学 力 テ ス ト( 仮 称 )」 チと対応策の策定です。とくに「大 する 「プロジェクトアドベンチャー」 し、与えられた課題を協力して解決 ちんと養成する教育が行われてい りやすく表現する力」が求め 体験共有し、異質なものへの寛容性 作るリベラルアーツ教育の充実に 年後にスタートする学習指導要領 ─ グローバル化を意識した改革も さらに、文部科学省が2015年 度、省内に「次世代型教育推進セン も収集します。 で は C B T、 つ ま り コ ン ピ ュ ー タ を育んでいます。 ついても今後グローバル教育部は を涵養しているわけです。 また、2012年には「グローバ ル 教 育 部 」 が 発 足。 帰 国 生 が 早 く 改訂の内容と方向性に関する情報 るとともに、一般生徒の英語力アッ プを図るプログラムも充実させて います。とくに今回の答申では、英 い ま す。 近 年 は、 海 外 大 学 へ の 進 グ リ ッ シ ュ・ キ ャ ン プ を 実 施 し て 2 泊 3 日 で「 日 本 語 禁 止 」 の イ ン に は 中 2・ 中 3・ 高 1 生 を 対 象 に、 注 い で い ま す。 た と え ば、 夏 休 み めた総合的な英語力の養成に力を に 偏 重 せ ず、「 話 す 」「 聞 く 」 を 含 ち ろ ん、 本 校 で も「 読 む 」「 書 く 」 る 方 針 が 打 ち 出 さ れ て い ま す。 も を大学入試で活用できるようにす ト( T O E F L、 I E L T S な ど ) その測定に適した民間の外部テス ようにするために設置したのが「改 分 析 し、 よ り 的 確 な 対 応 が で き る ん。 で き る だ け 早 く 情 報 を 収 集・ だ不透明な部分も少なくありませ う な 入 試 改 革 を 実 施 す る の か、 ま 受 け て、 各 大 学 が 具 体 的 に ど の よ 持 っ て い ま す。 け れ ど も、 答 申 を に十分に対応できるという自信を り し て い ま す し、 新 し い 大 学 入 試 新しい学力観に基づく教育を先取 中田 これまで申し上げてきたよ う に、 本 校 で は、 答 申 に 示 さ れ た 進める組織なのですか。 が発足しました。どのような活動を 教育展開をめざしていきたいと考え リサーチを怠らず、さらに充実した うした文部科学省の動向についても し、解決する学びが豊富ですが、こ 参 加 型 で、 自 分 な り の 課 題 を 設 定 科の総合学習をはじめとして、生徒 でしょう。本校では、先述した社会 中高の現場に広げていくことになる 導 法 が 望 ま れ る の か、 研 究 を 進 め、 ニングが不可欠です。どのような指 なく、生徒参加型のアクティブラー 力を養うには、一方通行の講義では 業 方 法 の 研 究・ 開 発 を め ざ す セ ン た。学力観の転換に即した新しい授 ター」を設置することを公表しまし 学を視野に入れる生徒も見られる 革 特 別 委 員 会 」 で す。 最 大 の 役 割 今 年 2 月、 「改革特別委員会」 ことから、 「グローバル教育部」で、 ています。 ─ T O E F L、 I E L T S、 S A T、 は、6年後の大学入試改革のリサー タ ー で す。「 課 題 設 定 解 決 型 」 の 学 エ ッ セ イ な ど の 試 験 対 策 や、 出 願 語 の 4 技 能 の 習 得 重 視 が 掲 げ ら れ、 今年2月に発足した 「改革特別委員会」 力を注いでいきます。 られています。 20 学校生活に馴染めるように支援す また、グローバル化が進行 するとともに、成熟社会を迎 10 中田 大学入試の改革が注目され て い ま す が、 そ れ だ け を 目 的 と し 1 中田 従来の「知識獲得型」の学力 も重要ですが、複雑化した現代社会 を 含 め て、 一 体 的 な 改 革 を め ざ そ を取り入れ て い ま す 。 同 じ く グ ル ー プ で、 大 人 の 体 験 を 聞 き 書 き し、 それに基づいて班全員でシナリオ を 作 成 し て 演 じ た り な ど す る「 ド ラマエデュケーション」も行って い ま す。 そ う し た 一 連 の 作 業 を 通 し て、 生 徒 た ち は 他 者 と の 異 質 性 を 知 る と と も に、 そ の 違 い を 乗 り 越 え て 共 生・ 協 働 す る こ と の 大 切 さに目覚めていきます。 通常の授業においても、社会科で は、 年以 上 前 か ら 、 自 分 で 設 定 し た課題を調 べ 、 レ ポ ー ト に ま と め る 枚以上の卒論を仕上げま 総合学習を 実 施 。 中 3 で は 各 自 が 原 稿用紙 す。理科で も 実 験 ・ 観 察 ・ 巡 検 が 豊 中田 大成先生 教頭 18 19 10 12 20 30 海城中学高等学校 ▲ PA に取り組むことでコミュニケーション 能力やコラボレーション能力を養います ▲卒業論文に取り組むことで社 会を見つめる目を養います 海城 中学高等学校 注目校ガイド 進 化 する 私学 ◆海城中学高等学校 TEL.03-3209-5880 http://www.kaijo.ed.jp
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