水痘(みずぼうそう)

すいとう
水痘(みずぼうそう)■■
■■
ほっ
発熱と強いかゆみを伴う発しんが特徴です。
感染力の強い病気で、5歳までに約80%の子どもがかかると言われています。
■ 症状
■ 好発年齢
ほっ
発熱と発しんが主な症状です。
そのほとんどが9歳以下です。
ほっ
発熱
発しんが出る前に、38度前後の発熱が2~3
日間続きます。
ほっ
発しん
毎年、小児を中心に推定約100万人が発症しています。
■ 感染経路
・空気中にあるウイルスを吸い込む
ほっ
発しんはかゆみを伴い、
・咳やくしゃみで飛び散ったウイルスを吸い込む
水ぶくれを経て、かさぶたになります。
・手についたウイルスが口や鼻に入る
ほっ
※うつりやすい時期は、発しんの出る1~2日前から発しん
ほっ
■ 原因ウイルス
の出た4~5日後まで、あるいは全ての発しんがかさぶた
すいとう
たいじょうほうしん
水痘の原因となるのは「水痘・帯状疱疹ウイルス」です。
一度感染すると免疫ができ、この免疫は生涯続きます。
すいとう
しんけいせつ
水痘が治っても、このウイルスは神経節というところに潜み、
たいじょうほうしん
になるまでです。
■ 予防のために
1歳以上であれば予防接種が受けられます。
体が弱ったときに再び現れて帯状疱疹という病気を引き起こ
します。
■ 年間患者報告数
2010年
2011年
2012年
2013年
年間報告数(名)※
2333
2815
1736
1763
1医療機関あたり
年間報告数(名)
106.05
127.95
78.91
80.14
1医療機関あたり
年間報告数(名)
77.26
75.91
61.99
55.56
■ 潜伏期間
2~3週間
福井県
■ 流行時期
冬から春にかけて多くみられます。
全国
※福井県
小児科定点(22医療機関)
福井県の水痘
福井県の流行状況
~患者報告状況①~
患者発生状況(月別)
定
点
あ
た
り
報
告
数
(
人
/
定
点
)
患者発生状況(年齢別)
2000
4
全国
3
患
者 1500
報
告 1000
数
( 500
人
)
0
福井県
2
1
男
女
0
12月をピークに6月頃まで多く、8~10月には減少しています。
0~5歳で全体の9割以上を占めています。
※過去4年間(2010~2013年)の報告数を平均したものです
※過去4年間(2010~2013年)の報告数を集計したものです
過去10年間の流行状況
10
定
点
あ
た
り
報
告
数
(
人
/
定
点
)
8
全国
福井県
毎年流行を繰り返しています。
6
4
2
0
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
福井県の水痘
福井県の流行状況
~患者報告状況②~
地域ごとの流行状況(2013年)
定
点
あ
た
り
報
告
数
(
人
/
定
点
)
12
定 12
点
あ 10
た
り 8
報
告 6
数
( 4
人
/ 2
定
点 0
)
福井県
10
8
6
4
2
0
坂井
福井
奥越
丹南
二州
若狭
定 12
点
あ 10
た
り 8
報
告 6
数
( 4
人
/ 2
定
点 0
)
定 12
点
あ 10
た
り 8
報
告 6
数
( 4
人
/ 2
定
点 0
)
福井
丹南
若狭
定 12
点
あ 10
た
り 8
報
告 6
数
( 4
人
/ 2
定
点 0
)
定 12
点
あ 10
た
り 8
報
告 6
数
( 4
人
/ 2
定
点 0
)
定 12
点
あ 10
た
り 8
報
告 6
数
( 4
人
/ 2
定
点 0
)
坂井
奥越
二州