学園研 B】 【 1.研 究課題名 無彩色を嗜好する心理特性 に関す る研究 :特 異的 自己認知傾向 との関連 2.研 究代 表 者 名 所 属難 部 : すイヒ情 報 単 都 職え 雅 新繕 氏え 羽 成隆司 3.研 究分担者 所 属 : 職え 氏 ネ 所 属 : 職ネ 氏 名 所 属 : 職名 氏名 4.研 究成果の概要 (1, 200字 程度で記入。 ただ し、図・ グラフは使わないこと ) 研究 目的】これまで研究代表者 らは,若 者 における無彩色 へ の高い嗜好 の背景 には,特 異 【 的な 自己イメー ジの確認や表出 とい う認知的要因 の 関与 があるのではないか とい う仮説 を 検討 してきた。そ して,無 彩色嗜好 と 「自己非開示」,「 判断抑制」,「 神秘性」 といつた 自 己イ メージ との関連が示唆 された。本研究では ,前 回用 いた 自己イメー ジ測定項 目の一部 を修正 し,上 記 の仮説 を再検討 した。 【方法 】(1)調 査対象者 :大 学 生 263名 (男 性 72名・女性 191名 ;平 均午齢 19.94歳 )で あつた。 (2)手 続 き :質 問紙 の第 1部 で 1ま ;赤 ,だ い だい ,黄 ,黄 緑 ,緑 ,青 ,紫 ,ピ ンク,茶 ,自 灰 ,黒 の 12色 名 を呈示 し,そ れぞれ の好嫌度 を sual analog scale(VAS)で 測定 した。第 2部 では,自 己イ メー ジに 関わる 12項 目につい て ,6件 法で測定 した。 結果】(1)因 子分析 :自 己イ メージ 12項 目全体 の因子分析 (主 因子法 ,バ リマ ックス回転) 【 の結果 ,固 有値 1.0以 上の 3因 子が得 られ (分 散 の累積説明率 37.60/0),第 I因 子 を「自己非 開示」,第 Ⅱ因子 を「判断抑制 」,第 Ⅲ 因子 を 「神 秘性 」 と した。信 頼性 係 数 (α )は ,順 に ,,678,,692,.597で あ つた。調査対象者 ごとに各 因子 に対応す る質問項 目の平均評定 値 を算 出 し,そ れぞれ非開示得点 ,抑 制得点,神 秘性得点 とした。 (2)VAS評 定平均値 (以 下 ,VAS値 )と 自己イ メー ジ得点 との相関 :非 開示得点は ,橙 ・ 黄・ ピンクの VAS値 と負相 関,青 ・ 灰・ 黒 の W弔 値 との正 相 関が有意 に認 め られた 。一 , 方 ,神 秘性得点 との相 関が有意 であうた の は紫 のみ (正 相 関),抑 制得点 はいずれ とも相関 して い なか った ,個 別色 の嗜好 とお もに関連す る 自己イ メー ジは F自 己非 開示」 と思われ る (4)各 無彩色 の偏好度 と自己イメー ジ得点 との相 関 :こ れまで嗜好程度 の指標 として用 いて きた “ 偏好度"(=各 無彩色 の VAS値 一 有彩色 9色 の VAS値 の 平均 :特 定 の無彩色 を他 の色 と区別 して好む程度 を示す )を 求 めた ところ,平 均で,自 i19.46,黒 :15.87,灰 :‐ 6.97で あ った。また,VAS値 と同 じく,い ずれ の無彩色 の偏好度 の間にも有意 な正相 関が認 め られ さらに,灰 と黒お よび無 彩色平均 の偏好度 は,非 開示得点 との正相 関が有意 に認 められた。 一方 ,白 については いずれ の 自Fイ メー ジ との相 関も見 られなか ?■ , , こ 登 警 輯二 き 接忌 認 ピ よ翠 と 女司ゴ 熙“ プ肇 里 離 声紀 誌 鞘 色嗜好が,務 究代表者 が強調する トッ ・ダウン"処 理の影響を強く受けていること . ," !ら を示唆 してい る。 *本 研究のデー タの一部 は,AIC2008(国 際色彩学会 2008年 大会)[ス トックホル ムェ 日 本心理学会第 72回 大会[北 海道大学]で 報告 した ,
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