色彩についてポスターをつくるための表現技法（１）色無彩色有彩色無彩色白、黒及びその中間の灰色（２）色の３属性 •色相 •明度 •彩度色相 • 赤、緑、青などの色味の違い黄 • 色相環黄だいだ黄い緑赤みだいだい緑青緑赤赤紫紫青青紫緑みの青明度 • 明るさの強弱の度合い • となり合う色の明度の関係＝コントラスト • 明度差が大きい＝コントラストが高い彩度 • 色味の強さの度合い • 鮮やかさの度合いともいう • 色の３属性の中で彩度の度合いを見極めるのが最も難しい。 • 例１ • 例２トーン • トーンは日本語で「色調」という • 明度と彩度を合わせた概念 • 日常生活では、「色相」と「トーン」で色を見ている。 • 例色のイメージ効果 •単色の場合 •複数の色の場合（配色）単色のイメージ情熱・危険・興奮・革命軽快・陽気・冗談・明快平和・自然・安全鎮静・清涼・爽快・清純高貴・優雅・気品・心配『配色アイディア見本帳』より暖色系と寒色系暖色系黄だいだい黄黄緑赤みだいだい緑青緑赤緑みの青赤紫紫青青紫寒色系暖色系の特徴 • 暖かそうな色 • 食欲がわく • 膨張色 • 進出色寒色系の特徴 • 冷たさを感じさせる色 • 落ち着きを与える • 収縮色 • 後退色暖色系＞食欲がわく→ • 飲食店の看板に赤系のものが多い授業ではここでマクドナルドやケンタッキーのお店の写真を使った。他のお店膨張色と収縮色 •例１ •例２ •例３進出色と後退色授業では、ここで、赤いロンドンバスト青紫いろのロンドンバスが並んでいる写真を使った。『配色アイディア見本帳』より配色のパターン •色相差でつくる配色 •トーン差でつくる配色色相差でつくる配色反対色類似色同系色反対色どうしの配色 • 色相環の反対側の色を使った反対色の組み合わせ黄黄だいだ黄緑い赤みだいだい緑青緑赤赤紫紫青青紫緑みの青反対色どうしの配色 • 真向かいの組み合わせは補色。 • 派手でインパクトがあるが、使い方に注意 • 互いに強いため、ちらついて見えにくい場合は、間に白を使うか、一方の色の面積比を変えたりする。類似色どうしの配色 • 色相環のとなりどうしの組み合わせ黄だいだい黄黄緑赤みだいだい緑青緑赤赤紫紫青青紫緑みの青類似色どうしの配色 • 調和して安心感のある組み合わせ • 穏やかで安定していて、ほどよい統一感がとれる同系色どうしの配色 • 一つの色相でトーンを変えた組み合わせ • 落ち着いていてまとまりやすい • 離れた位置の色相をポイント的に使うとアクセントになる