吾野宿の古民家3棟の景観重要構造物指定について

飯
能
市
記 者 発 表 資 料
平成27年 4月 2日
件
名
吾野宿の古民家3棟の景観重要建造物指定について
景観法(平成16年法律第110号)に基づき、平成27年3月27日付け
で吾野宿の古民家3棟<石田家(埼玉県指定第5号)、大河原家(埼玉県指定第
6号)及び髙山家(埼玉県指定第7号)>が県の景観重要建造物に指定されま
した。
景観重要建造物は、地域の景観上重要な建造物について指定し、個性ある景
観づくりの核として、その維持、保全及び継承を図るものです。
今回の指定により、飯能市内の景観重要建造物は、平成25年10月8日付
けで指定された飯能市上名栗の旧平沼寛一郎邸とあわせて4棟となりました。
1
吾野宿・石田家(藤田屋)
<建造物の所在地>
飯能市大字坂石町分216番地
<建造物の概要>
大正初期に建てられた、洋風の要素と純和風の要素を併せ持つ擬洋風建築
と呼ばれる建造物です。古民家が続く吾野宿の町並みにあって、ハイカラな
外観がアクセントとなり独特の雰囲気をつくり出しています。
2
吾野宿・大河原家(問屋)
<建造物の所在地>
飯能市大字坂石町分213番地
<建造物の概要>
明治時代に武家屋敷長屋門を移築して建てられた、物見格子やけやき一枚
板の門扉、雲形のひさし持ち送りなどが特徴の長屋門造りの建造物です。吾
野宿のまち並みの中心的存在となっています。
3
吾野宿・髙山家(うろこ屋)
<建造物の所在地>
飯能市大字坂石町分220番地
<建造物の概要>
江戸時代中期に建てられた、2階軒高の低い「厨子(つし)造り」と呼ばれ
る民家です。吾野宿のまち並みの中でも最も古いといわれ、かつての宿場の
面影を伝えています。
担当者
連絡先
建築課長 田島 慎司
℡ 042-973-2170