Bizメール&ウェブ エコノミー 利用者マニュアル(PDF形式/2723KB)

Bizメール&ウェブ エコノミー
利用者マニュアル
2015年4月
(©)NTT Communications 2015 All Rights Reserved.
は
じ め
に
「Biz メール&ウェブ エコノミー」をご契約いただき、ありがとうございます。
「Biz メール&ウェブ エコノミー 利用者マニュアル」
(以降、
「本マニュアル」と略します)では、
「Biz
メール&ウェブ エコノミー」(以降、「本サービス」と略します)のご利用者を対象に、セットアップの
手順やご使用にあたっての留意事項などを説明いたします。
使用する用語
本書で使用する用語や略語を以下に示します。
用語・略語
正式名称、フルスペルまたは用語の意味
本サービス
Biz メール&ウェブ エコノミー
本マニュアル
Biz メール&ウェブ エコノミー利用者マニュアル
ログイン ID
Biz メール&ウェブ エコノミーのお申し込みの際に、お客様に指定いただ
きます。ログイン ID は 1 契約につき、1 つのみの指定となります。お客
様にて独自ドメインを利用されない場合、以下の共用のドメインがご利用
いただけます。
http://ログイン ID.ec-net.jp
お客様ドメイン名
お客さまが取得いただいた独自ドメインが、該当します。
(DOMAINNAME)
管理者
お客様内で管理者権限を持つユーザを指します。
本サービスでは、管理者権限が付与されるのは 1 契約につき1人です。管
理者は、ユーザ登録や権限の付与ができる他、問題発生時のお客様内の問
い合わせ先にもなっていただきます。
また、本マニュアルの一部において、お客様内のシステム管理者(情報シス
テムの統括者)を指す場合もあります。
利用者
本サービスにおいて、管理者が作成した管理者以外のユーザを指します。
クライアント(側)
クライアントとサーバーで通信をする場合の、サービスを受ける方(リクエ
ストを掛ける方)のコンピューターを指します。
たとえば、本サービスとパソコンとの間でファイル転送をする場合には、
パソコン側を指します。
サーバー(側)
クライアントとサーバーで通信をする場合の、サービスを提供する方(リク
エストを待ち受けている方)のコンピューターを指します。
たとえば、本サービスとパソコンとの間でファイル転送をする場合には、
本サービス側を指します。
メールクライアントソ
パソコンなどのクライアント上で動作する、メール送受信のためのソフト
フトウェア
ウェアを指します。Microsoft Outlook や Windows Live メールなどがそ
メールソフトウェア
の一例です。
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関連マニュアル
マニュアル名
セットアップガイド
説明
Biz メール&ウェブ エコノミーをご利用いただく上で必要が
対象読者
管理者
ある設定
管理者マニュアル
Biz メール&ウェブ エコノミーの詳細マニュアル
管理者
利用者マニュアル(本書)
利用者向けセットアップガイド
利用者
使用する記号
記
号
記号の意味
使用上の制限事項や特定条件での禁止事項など、
注意が必要な記述を示します。
操作のポイントになる重要な内容や、補足事項を示しま
す。
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クイックスタートガイド
本ページでは、
「Biz メール&ウェブ エコノミー」のご利用に当たり、最低限必要な設定の流れを表し
ています。
初
期
設
定
(
必
須
)
ユーザ情報の取得
アカウント管理者から、利用者のユーザIDや
パスワードなどのユーザ情報を取得します。
11 サービスの概要
サービスの概要
初期設定
コントロールパネルにログインして、利用者の
初期設定を行います。
22 ユーザー環境の初期設定
ユーザー環境の初期設定
ウェブメールを
ご利用になる場合
参照
参照
ウェブメールの設定
コントロールパネルからウェブメールの設定を
行います。
参照
3.1
3.1 ウェブメールの機能
ウェブメールの機能
メ
ー
ル
設
定
ウェブメール(携帯対応)
をご利用になる場合
ウェブメール(携帯対応)の設定
ブラウザや携帯端末からウェブメール(携帯対応)
の設定を行います。
参照
3.2
3.2 ウェブメール(携帯対応)の機能
ウェブメール(携帯対応)の機能
メールソフトを
ご利用になる場合
メールソフトの設定
お手元のパソコンにてメールソフトの設定を行い
ます。
参照
3.3
3.3 メールクライアントソフトウェアの設定
メールクライアントソフトウェアの設定
ブラウザでファイルを
アップロードする場合
全てのファイル(ファイルマネージャ)の操作
コントロールパネルからサーバーに保存するファ
イルをアップロードします。
参照
5.2
2 全てのファイルの使い方
5.
5.2
全てのファイルの使い方
フ
ァ
イ
ル
操
作
Web
FTPソフトでファイルを
アップロードする場合
共有ファイルの操作
FTPソフトを用いてファイルをサーバーにアップ
ロードします。
参照
5.3
5.3 居裕ファイルの使い方
居裕ファイルの使い方
Webサイトを
公開する場合
コンテンツの公開
Webに公開するファイルをサーバーにアップロー
ドします。
参照
7.2
7.2 コンテンツの公開
コンテンツの公開
運
用
開
始
●本書の他に「管理者マニュアル」をご用意しています。本書での設定が終了しましたら、オプ
ション機能やお客さまのご利用目的に合わせて、各種設定を実施してください。
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目
1
2
3
Biz メール&ウェブ エコノミーの概要............................................................................................. 6
1.1
コントロールパネル ................................................................................................................... 7
1.2
Biz メール&ウェブ エコノミー使用時に必要な環境 ............................................................... 8
1.3
セットアップ開始に必要な情報 ................................................................................................. 9
ユーザ環境の初期設定 ................................................................................................................... 10
2.1
コントロールパネルへのログイン.......................................................................................... 11
2.2
コントロールパネルの初期設定 ............................................................................................. 15
2.3
パスワードの変更 ................................................................................................................... 18
メールの機能 .................................................................................................................................. 21
3.1
5
6
ウェブメールの概要 ........................................................................................................ 22
3.1.2
ウェブメールの開始(パソコンから) ................................................................................ 23
3.1.3
ウェブメールの終了(パソコンから) ................................................................................ 25
3.1.4
ウェブメールの開始(スマートフォンから) ..................................................................... 26
3.1.5
ウェブメールの終了(スマートフォンから) ..................................................................... 27
メールクライアントソフトウェアの設定............................................................................... 29
受信メールの自動処理 ................................................................................................................... 34
4.1
メールの自動処理の概要 ........................................................................................................ 35
4.2
自動返信 .................................................................................................................................. 38
4.3
メール転送設定 ....................................................................................................................... 38
4.4
ホワイトリストとブラックリスト.......................................................................................... 44
4.5
カスタムメールフィルター .................................................................................................... 46
4.6
SpamAssassin ........................................................................................................................ 49
4.7
ClamAV .................................................................................................................................. 51
各種ツール ..................................................................................................................................... 53
5.1
フォルダ構成の概要 ............................................................................................................... 54
5.2
ファイル管理の使い方 ............................................................................................................ 55
5.3
共有ファイルの使い方 ............................................................................................................ 58
5.4
ファイルの復元の使い方 ........................................................................................................ 61
FTP によるファイル転送 .............................................................................................................. 63
6.1
7
ウェブメールの機能 ............................................................................................................... 22
3.1.1
3.2
4
次
FTP ツールのセットアップ ................................................................................................... 64
Web の機能 (Web サイトを公開する場合) ................................................................................... 69
7.1
Web 機能の概要 ...................................................................................................................... 70
7.2
コンテンツの公開 ................................................................................................................... 71
7.2.1
ファイル転送 ................................................................................................................... 71
7.2.2
サーバー内のディレクトリ構造 ...................................................................................... 72
7.2.3
CGI スクリプトへのリンクの設定 .................................................................................. 73
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1
Biz メール&ウェブ エコノミーの概要
本章では、Biz メール&ウェブ エコノミーでご利用いただける基本的な機能について説明します。
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1.1
コントロールパネル
Biz メール&ウェブ エコノミーでは、メール、FT および Web を中心に各種機能を提供します。Biz
メール&ウェブ エコノミーに登録された「利用者」(管理者権限を持たないユーザ)は、「コントロール
パネル」を利用して各機能の操作や、各種設定を変更することが可能です。
コントロールパネルの画面例を以下に示します。
※表示内容は利用者に付与されている権限によって異なります。次に示す画面は、メール、
FTP および Web の権限が付与された利用者がログインした場合の、画面表示の例です。
コントロールパネルでは、次の機能を使用できます。
・メール
メールの送受信のほか、転送設定などの設定が変更できます。この項目は、「メール」の権限が付
与された利用者にのみ表示されます。
・各種ツール
ファイル共有やアクセス制限などの機能を提供します。この項目は、「FTP」の権限を付与された
利用者にのみ表示されます。
・アカウント設定
コントロールパネルの表示設定やパスワード変更などの機能を提供します。
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1.2
Biz メール&ウェブ エコノミー使用時に必要な環境
Biz メール&ウェブ エコノミーをご利用いただくための条件を以下に示します。
(1) クライアントコンピューター (製品版のみ)
Microsoft Windows 7
Microsoft Windows 8.1
Mac OS X
(2) Web ブラウザー (製品版のみ)
Microsoft Internet Explorer version 11.0
Chrome version 37
FireFox version 32
Safari 7
※そのほか、インターネット接続環境が必要となります。
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1.3
セットアップ開始に必要な情報
Biz メール&ウェブ エコノミーをご利用いただくためにはセットアップが必要です。
セットアップに必要な情報を以下に示します。
・セットアップ手順(本マニュアルなど)
・登録済みログイン情報(ユーザ ID、パスワードなど)
・コントロールパネルの URL(ドメイン名を含む)
・メールアドレス、メールサーバー名(メールを使用する場合)
不明な点がある場合は、お客様内の管理者の方にご確認ください。
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2
ユーザ環境の初期設定
本章では、コントロールパネルへのログイン方法と必要なセットアップについて説明します。
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2.1
コントロールパネルへのログイン
各種セットアップを行うためには、コントロールパネルへのログインが必要です。必要な手順を以下
に示します。
(1) クライアントコンピューターでの事前確認
セットアップの開始に先立ち、対象のコンピューターから任意のウェブサイトの表示ができることをご
確認ください。
セットアップ対象のコンピューターから、任意のウェブサイトの表示に失敗する場合に
は、管理者の方か、お客様内のシステム管理者の方にご相談ください。
・ウェブブラウザーが起動できない
起動アイコンがない、起動を試みてもブラウザーのウィンドウが表示されないなど
・ウェブブラウザーから、ウェブサイトの表示に失敗する
ログインウィンドウが表示され 認証に失敗する、エラーメッセージが表示される
など
(2) ログインに必要な情報
コントロールパネルにログインするためには、次の情報が必要です。
・コントロールパネルの URL
https://ログイン ID.bizmw.com/ControlPanel/
※お客様ドメイン名に対応するサーバー証明書を導入済みの場合には、次の URL が該当します。
https://お客様ドメイン名/ControlPanel/
詳細については、管理者の方にご確認ください。
ログイン ID の部分には、お申し込み時にご登録いただいた「ログイン ID」が該当します。
ご不明な方は管理者の方にご確認ください。
・ユーザ ID とパスワード
利用者には、原則として1名に1組の「ユーザ ID とパスワード」が付与されます。ユーザ ID とパ
スワードは、それぞれ英数字と英記号(半角のみ)で構成されています。
ユーザ ID とパスワードは、管理者の方が本サービスに登録するものです。ご不明な場合には、お
客様内の管理者の方にご確認ください。
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(3) コントロールパネルへのログイン手順
コントロールパネルにログインするための手順を、次に示します。
① ブラウザーの「アドレス」の項目に、コントロールパネルの URL を入力し、キーボードから [Enter]
を押します。
コントロールパネルの URL は、管理者から通知されたものをご使用ください。
URL が不明な場合には、管理者の方にご確認ください。
コントロールパネルのログイン画面が表示されない場合には以下をご確認ください。
・ドメイン名が正確に入力されているか。" ログイン ID" の部分は、管理者から指示
を受けた文字列が該当します。
・URL が正確に入力されているか。
管理者からの指示どおりに操作しても、ログイン画面が表示されない場合には管理者の
方にご相談ください。
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② ご自身の「ユーザ ID」と「パスワード」を入力し、[Enter] ボタンをクリックします。
「ユーザ ID」と「パスワード」は管理者から通知されます。
「ユーザ ID」や「パスワー
ド」が不明の場合は管理者の方にご相談ください。
- 13 -
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③ ログインに成功すると、ホームの画面が表示されます。
コントロールパネルにログインできない場合は以下をご確認ください。
・ユーザ ID とパスワードを確認の上、再度のログインを試みる。その際には「大文
字と小文字」や「よく似た文字」(数字のイチ(1)と小文字のエル(l)、記号の縦棒(|)
など)も含めて確認する
・デスクトップ上でテキストエディターなどを起動し、大文字と小文字が正確に入力
されているか確認する
管理者の方の指示どおりに入力しても、ログインに成功しない場合には管理者の方にご
相談ください。
コントロールパネルの画面で、(画面の右上側にある) [ログアウト] のリンクをクリック
すると、コントロールパネルからのログアウトができます。
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2.2
コントロールパネルの初期設定
コントロールパネルへのログイン後、以下の初期設定が必要です。
(4) 設定項目
・氏名
氏名とは、管理者の方が コントロールパネル内のユーザリストの機能で参照するための、一覧に
表示される利用者名のことです。
・タイムゾーン
タイムゾーンとは、世界の各国や各地方で定められた、地区ごとの標準時間帯のことです。
「アジア/東京」が、指定指定されています。
・日付書式
日付書式とは、ウェブメールの画面で時刻を表示する場合に、
「12 時間制」で表示するか「24 時間
制」で表示するかを選択する項目です。たとえば、
「午後 7 時 10 分」を「7:10 PM」と表示するか
「19:10」と表示するかを選択できます。
・デフォルトのエンコード(PC のエンコード)
デフォルトのエンコード(PC のエンコード)とは、コントロールパネルの「ファイル管理」でファイ
ルを表示する場合のエンコードを選択する項目です。
お客様の環境で使用する日本語を含むファイルがどのエンコードで記述されているかにより、ここ
に必要な設定値が異なります。
お客様環境で必要なエンコードが UTF-8 以外の場合には、管理者の指示に従ってこの部分を変更
してください。
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(5) 設定手順
各項目の設定手順を、次に示します。
①コントロールパネルにログインします。
②コントロールパネルの画面の左側にある「アカウント設定」をクリックし、「プロフィールの更新」
をクリックします。
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③表示される「アカウントの設定 >> プロフィールの更新」の画面で、次の項目を修正します。
[1]
[2]
[3]
・[1] (必要に応じて)「氏名」の欄に、必要な文字列を入力する。この文字列は、管理者が「ユーザリ
スト」の機能(管理者専用の機能)を利用して 一覧を表示したとき、「氏名」の欄に表示されます。
・[2] (必要に応じて)「タイムゾーン」を「アジア/東京」に変更する
・[3] (必要に応じて)「日付書式」
「時刻の書式」「日付と時刻」を変更する
④ [保存] ボタンをクリックします。
メッセージ「プロフィールが更新されました」が表示されると、設定値の修正は正常に終了してい
ます。
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2.3
パスワードの変更
(1) パスワード変更の手順
Biz メール&ウェブ エコノミーでは、コントロールパネルにログインする際に、ユーザ ID とパスワー
ドの入力が必要です。
ユーザ(管理者以外)の方は、コントロールパネルに最初にログインしたとき、(管理者の方から特段の
指示がない限り)パスワードを変更されることを推奨します。
パスワード変更の手順を、次に示します。
①コントロールパネルにログインします。
②コントロールパネルの画面の左側にある「アカウント設定」をクリックし、「パスワード変更」をク
リックします
- 18 -
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③表示される「アカウントの設定 >> パスワード変更」の画面で次の情報を入力し、[保存] ボタンをク
リックします。
・現在のパスワード: 使用中のパスワードを入力します。
・新規パスワード: 以降に使用するパスワードを入力します。
・パスワードの確認: 「新規パスワード」と同一の文字列を入力します。
④メッセージ「パスワードが更新されました」が表示されると、パスワードの変更は正常に終了してい
ます。
ここで変更したパスワードは、次のものに一括して適用されます。
・コントロールパネルにログインするパスワード
・メールクライアントによるメール送受信時のパスワード
・メール&ウェブ エコノミーに FTP でログインするパスワード
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(2) パスワードの要件
Biz メール&ウェブ エコノミーで使用できるパスワードの要件を、次に示します。
項目
要件
説明
文字数
8 文字以上 32 文字以下
英大文字、英小文字、数字、英記号(半角のみ)の 4
種類すべてを含むこと
半角の数字
使用可能な文字
半角の英字大文字※
半角の英字小文字※
半角の英記号
@#$%^*()_+=-&
※大文字と小文字は区別されます。
たとえば、
「大文字のA」と「小文字のa」は、異なる文字として扱われます。
パスワードの文字列は、次のように選択されるよう、お勧めします。
・辞書に載っている単語をや固有名詞などは使用しない。辞書に載っている単語を
含める場合には、あえてスペルを誤る。
・メモを残さなくてよいように、自分では思い出しやすいものにする。
・同じフレーズを繰り返すなど、長さを より長くする。
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3 メールの機能
本章では、Biz メール&ウェブ エコノミーが提供するメールサービスの基本機能について説明します。
ここでは、
「ウェブメール」の機能と使用方法、メールクライアントソフトウェアを使用するための設
定手順について説明します。
本章の機能はメール権限が付与されているユーザの方がご利用できます
- 21 -
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3.1
ウェブメールの機能
Biz メール&ウェブ エコノミーでは、ウェブメールの機能を使用することによって、メールクライア
ントソフトウェアを利用することなくメールの送受信ができます。
ここでは、ウェブメールの機能と使用方法を説明します。
3.1.1
ウェブメールの概要
本サービスでは、ウェブメールの機能を使用することによって、メールソフトを利用せずにメールの送
受信ができます。
<ウェブメールの画面イメージ>
- 22 -
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3.1.2
ウェブメールの開始(パソコンから)
ここでは,コントロールパネルから,ウェブメール(Active! Mail)にログインする手順を示します
①
コントロールパネルにログインし、
「ウェブメール」のアイコンをクリックします
②
表示される Active! Mail の画面で,ユーザ ID とパスワードを入力し,「ログイン」をクリッ
クします。
ここで入力するユーザ ID とパスワードは,コントロールパネルにログインするときのもので
す。
- 23 -
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③
ログインに成功すると,次の画面が表示されます。
Active! Mail の機能や利用方法については、オンラインヘルプ(画面右上の [?] アイコンから
起動できます)のほか、市販本や各種ウェブサイトを参照ください。
- 24 -
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3.1.3
ウェブメールの終了(パソコンから)
ここでは,起動中の Active! Mail の終了の手順を説明します。
①
コントロールパネルにログインし、
「ウェブメール」のアイコンをクリックします。
④
Active! Mail からログアウトし,ログイン画面に戻ります。
- 25 -
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3.1.4
ウェブメールの開始(スマートフォンから)
ここでは,スマートフォンを使用し,ウェブメール(Active! Mail)にログインする手順を示します
①
スマートフォンから,次の URL にアクセスします。
・https プロトコルを使用可能な機器を利用し、お客さまドメインに対応するデジタル
証明書をインストール済みの場合
URL:https:// [お客さまドメイン]/am_bin/slogin
・https プロトコルを使用できない場合
URL:http:// [お客さまドメイン]/am_bin/slogin
②
表示されるウェブメール(Active! Mail)のログイン画面で,次のものを入力し,「ログイン」を
クリックします。
<入力項目>
ログイン ID
本サービスで作成したメールドレス(ユーザ ID)
パスワード
メールアドレスに対応したパスワード(ユーザ ID のパスワード)
- 26 -
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③
3.1.5
次の画面が表示されると,ウェブメール(Active! Mail)へのログインに成功しています。
ウェブメールの終了(スマートフォンから)
ここでは,起動中の Active! Mail の終了の手順を説明します。
①
画面の右上にある,次の位置をクリックします。
- 27 -
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②
表示される次の画面で,
「ログアウト」をクリックします。
③
次の画面が表示されると,ウェブメール(Active! Mail)からのログアウトに成功しています。
- 28 -
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3.2
メールクライアントソフトウェアの設定
メールクライアントソフトウェアとは、Microsoft Outlook や Windows Live メールなど、クライアン
トコンピューター(パソコンなど)で動作するメールソフトウェアのことです。
この節では、クライアントコンピューターから Biz メール&ウェブ エコノミーを使用するための設定
について説明します。
ここでは、Microsoft Office Outlook 2003 を使用して、Biz メール&ウェブ エコノミー用の設定をす
る手順を示します。
(1) 設定する情報
この節に示す例では、次の情報を設定します。
お客様内の管理者の方から、これ以外の設定をするよう指示があった場合には、管理者の方の指示を優
先してください。
入力項目
内容
入力例
メールアドレス
管理者から指定されたメールアドレス
[email protected]
ログイン名
ユーザ ID
mweco-user
パスワード
パスワード
(管理者から通知されたパスワード)
受信サーバー名
お客様ドメイン名
xxxxx.com
送信サーバー名
お客様ドメイン名
xxxxx.com
受信プロトコル
管理者から指定された受信プロトコル
POP3
(2) 手順の概要
① Microsoft Office Outlook 2003 (以降「Outlook」と略す)を起動します。
② [ツール(T)] メニューから [電子メールアカウント(A)] を選択します。
③ [新しい電子メールアカウントの追加 (E)] が選択されていることを確認し、[次へ(N)] ボタンをク
リックします。
④ 管理者から指定されたプロトコル(POP3 または IMAP)を選択し、[次へ(N)] ボタンをクリックしま
す。
⑤ ここで、必要な情報を入力します。
Outlook を使用の場合、事前に用意した情報を入力します。
Outlook の画面表示
本書の記述
入力例
名前(Y)
氏名
てすと 太郎
電子メールアドレス(E)
メールアドレス
[email protected]
アカウント名(U)
ユーザ ID
mweco-user
パスワード(P)
パスワード
(管理者から通知されたパスワード)
受信メールサーバー(I)
お客様ドメイン名
xxxxx.com
送信メールサーバー(O)
お客様ドメイン名
xxxxx.com
- 29 -
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⑥ [次へ(N)] ボタンをクリックします。
⑦ [セットアップの完了] の画面が表示され、[完了] ボタンをクリックすると、セットアップ手順を終
了します。
(3) 手順の詳細
ここでは、
「(2) 手順の概要」に示す手順を、画面の例を含めて再度説明します。
① Microsoft Office Outlook 2003 (以降「Outlook」と略します)を起動します。
② [ツール(T)] メニューから [電子メールアカウント(A)] を選択します。
- 30 -
(©)NTT Communications 2015 All Rights Reserved.
③ [新しい電子メールアカウントの追加 (E)] が選択されていることを確認し、[次へ(N)] ボタンをク
リックします。
④ 管理者から指定されたプロトコル(POP3 または IMAP)を選択し、[次へ(N)] ボタンをクリックしま
す。
- 31 -
(©)NTT Communications 2015 All Rights Reserved.
⑤ ここで、必要な情報を入力し、[次へ(N)] ボタンをクリックします。
[1]
[5]
[2]
[6]
[3]
[4]
Outlook を使用の場合、事前に用意した情報を入力します。
Outlook の画面表示
内容
入力例
[1]
名前(Y)
メールの送信者欄に表示させる氏名
テスト 太郎
[2]
電子メールアドレス(E)
管理者から指定されたメールアドレス
[email protected]
[3]
アカウント名(U)
Biz メール&ウェブ エコノミーのロ
mweco-user
グイン用の ID
[4]
パスワード(P)
Biz メール&ウェブ エコノミーのロ
(管理者から通知された
グイン用のパスワード
パスワード)
[5]
受信メールサーバー(I)
お客様ドメイン名
xxxxx.com
[6]
送信メールサーバー(O)
お客様ドメイン名
xxxxx.com
- 32 -
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⑥ [セットアップの完了] の画面が表示され、[完了] ボタンをクリックすると、セットアップが終了し
ます。
- 33 -
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4
受信メールの自動処理
本章では、Biz メール&ウェブ エコノミーが提供するメールの機能のうち、受信メールに対する自動処
理の機能と使用方法について説明します。
- 34 -
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4.1
メールの自動処理の概要
(1) 自動処理の概要
メールの自動処理とは、Biz メール&ウェブ エコノミーのユーザあてに送信されたメールに対して、
Biz メール&ウェブ エコノミーのサーバー内で自動的に実行される処理の総称です。
この処理には、以下内容が含まれます。
・自動返信
該当のメールアドレス宛に送信されたメールを、送信者に対して自動的にメッセージを返信する機
能です。
・メール転送設定
該当メールアドレスあてに送信されたメールを、そのまま他のアドレスに転送する機能です。
・カスタムメールフィルター
受信したメールに対して、送信元アドレスや件名に基づき、各フォルダへの振り分けや転送、削除
などの処理を自動的に実行する機能です。
・ホワイトリストとブラックリスト
カスタムメールフィルターの設定より優先して、ホワイトリストに登録のあるアドレスからのメー
ルは「受信箱」に、ブラックリストに登録のあるアドレスからのメールは「ゴミ箱」フォルダにメー
ルを届ける機能です。
・ウィルスチェック
受信したメールにウィルスに感染しているファイルが添付されていた場合、「隔離メール」フォル
ダへ自動的に振り分ける機能です。
・スパムフィルター
受信したメールがスパムメールと判定された場合、「迷惑メール」フォルダへ自動的に振り分ける
機能です。
以上の処理は、Biz メール&ウェブ エコノミーのサーバー内で自動的に実行されます。ウェブメールや
メールクライアントからアクセスした時点では、処理は終了しています。
なお、実行の順序については次ページをご参照ください。
- 35 -
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(2) 実行の順序
Biz メール&ウェブ エコノミーに到着したメールに対する、自動処理の実行順序を、次に示します。
- 36 -
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① メールが到着すると、Biz メール&ウェブ エコノミーは、まず、
「メール転送設定」の設定状況を確
認します。
転送先のアドレスが設定され [メールボックスに転送されたメールのコピーを残さない] が設定さ
れている場合、メールが転送され、ここで自動処理が終了します。
② 「自動返信」の設定状況を確認します。
自動返信の設定に "ON" がある場合には、該当の自動返信処理が実行されます。また、"ON" があ
るかないかに関わらず、次の手順に進みます。
転送先のアドレスが設定されていない場合や、転送先が設定され [メールボックスに転送された
メールのコピーを残す] が設定されている場合には、次の手順に進みます。
③ ホワイトリストを確認します。
メールの From のアドレスがホワイトリストに登録されている場合、メールは受信箱に格納されま
す。該当しない場合には、次の手順に進みます。
④ ブラックリストを確認します。
メールの From のアドレスがブラックリストに登録されている場合、メールはごみ箱に格納されま
す。該当しない場合には、次の手順に進みます。
なお、④の次に(「適用」を指定している場合に限り)「SpamAssassin 」が実行され、その次に(「適
用」を指定している場合に限って)「ClamAV」が実行されて、⑤の処理に移ります。
⑤ 次に、カスタムメールフィルターの設定を確認します。
受信したメールは、カスタムメールフィルターの設定にしたがって、自動処理が実行されます。
どの条件にも一致しない場合、メールは受信箱に格納されます。
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4.2
メール転送設定
(1) メール転送設定の概要
メール転送設定とは、該当メールアドレスあてに送信されたメールを、そのまま他のアドレスに転送す
る機能のことです。
機能の概要を、次に示します。
・着信したメールを、他のアドレスに転送します。
・転送先には、複数のアドレスを設定することが可能です。設定できる転送先のアドレス数に制限は
ありませんが、5 アドレスまでを推奨値としています。
メール転送で 1 度に送信できるアドレス数は、制限値:無制限(推奨値:5 アドレス)です。
ただし、サーバー内での同時処理数には制限があるため、転送先に多くのアドレスを設定
すると、メールの送信に時間がかかるなどの影響が出る場合があります。
転送の際,To のアドレスや CC のアドレスは、そのまま転送後のメールに継承されま
す。
たとえば、
「To: user1@DOMAINNAME, CC: user2@DOMAINNAME」を指定して届い
たメールは転送先への到着時も同様に「To: user1@DOMAINNAME,
CC: user2@DOMAINNAME」が指定されています。
また、
「デフォルトのメール転送設定」内の「転送メールの保存設定」の項目では、転送時の以下設定
が可能です。
・
「メールボックスに転送されたメールのコピーを残す」を選択すると、該当のメールが Biz メール
&ウェブ エコノミーのサーバー内に残り、その後の自動処理(ホワイトリストやカスタムフィル
ター)も実行されます。
・
「メールボックスに転送されたメールのコピーを残さない」を選択すると、該当のメールが Biz メー
ル&ウェブ エコノミーのサーバー内に残されず、その後の自動処理(ホワイトリストやカスタム
フィルター)は実行されません。
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(2) メール転送設定の操作手順
転送先アドレスの設定手順を、次に示します。
① コントロールパネルにログインし、画面左側のメニューから[メール] をクリックし、[メール転送設
定]をクリックします。
② [メール転送設定] の画面で、[新規作成] ボタンをクリックします。
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③ [新規メール転送設定の作成] の画面の[転送先] に、メールを転送させるアドレスを入力し、[保存] ボ
タンをクリックします。
④ 転送先のアドレスが設定され、[メール転送設定] の [転送先] には、該当のアドレスが追加されます。
[保存] をクリックすると、転送の設定が完了します。
上記の「手順③」で、[保存] ボタンの代わりに [保存・次の作成] ボタンをクリックすると、引き続き、
転送先のアドレスが設定できます。
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4.3
自動返信
(1) 自動返信の概要
自動返信とは、該当のメールアドレスあてに送信されたメールを、その送信者に対して自動的にメッ
セージを返信する機能です。
機能の概要を、次に示します。
・メールを受信すると、メールの送信者に向けてあらかじめ設定した内容を自動返信します。
・自動返信のウィンドウには、複数の自動返信メッセージを登録できます。ただし、有効にできるの
は、そのうちの1件だけです。
返信されたメールの件名には、先頭に [Auto-Reply] という文字列が追加されます。た
とえば、
「ご案内」 という件名のメールに対する自動返信は「[Auto-Reply] ご案内」に
なります。
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(2) 自動返信の操作手順(新規登録)
自動返信の新規登録の手順を、次に示します。
① コントロールパネルにログインし、画面左側のメニューから [メール] をクリックし、[自動返信] を
クリックします。
② 表示される [自動返信] の画面で、[新規作成] ボタンをクリックします。
③ 表示される [自動返信の追加] の画面で、[メッセージ名] と [メッセージの内容]を入力し、[保存] ボ
タンをクリックします。
・メッセージ名は、該当するメッセージの名前であり、自動返信の画面に表示されるものです。返
信されるメッセージには、含まれません。
・メッセージ内容は実際に返信されるメールの本文に使用される文字列です。
④ 自動返信の画面にメッセージが追加されます。
上記の「手順③」で、[保存] ボタンの代わりに [保存・次の作成] ボタンをクリックすると、引き続き、
自動返信の作成ができます。
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(3) 自動返信の切り替えと解除
自動返信の機能では、登録済みのメッセージのうち1つを有効にできます。
また、
「自動返信 OFF」と表示されているメッセージを有効にするためには、該当するメッセージの「有
効」のリンクをクリックします。
なお、すべての自動返信を OFF にする(自動返信機能を使用しない)ためには、[自動返信] の画面に
ある [自動返信を無効にする] ボタンをクリックします。
[自動返信を無効にする] ボタンをクリックすると、登録済みメッセージの状態の設定が、すべて [自動
返信 OFF] に設定されます。
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4.4
ホワイトリストとブラックリスト
ホワイトリストに登録すると、該当するアドレスから送信されたメールは、カスタムフィルターの設定
よりも優先され、受信箱に届きます。
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ブラックリストに登録すると、該当するアドレスから送信されたメールは、カスタムフィルターの設定
よりも優先され、ゴミ箱フォルダに送られます。
ホワイトリストとブラックリストで メールアドレスやドメインを指定する場合、該当す
るメールの「送信者」の内容を指定する必要があります。
「送信者」とは、必ずしも 該当するメールヘッダーの "From" のアドレスではなく、
メールヘッダー内の "Sender" に指定されたものです。
このため、特定のメールの送信者を リストに登録する場合には,メールヘッダーの確認
が必要になります。
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4.5
カスタムメールフィルター
(1) カスタムメールフィルターの概要
カスタムメールフィルターとは、受信したメールに対して、各フォルダへの振り分けや転送、削除など
を自動的に実行する機能です。
Biz メール&ウェブ エコノミーでは、メールの権限を付与されたユーザ全員が、カスタムメールフィル
ターの機能を使用できます。
メールクライアントソフトウェアからメール&ウェブ エコノミーのサーバーに POP3
のプロトコルでアクセスしている場合、カスタムメールフィルターを使用してサーバー上
の「受信箱」以外のフォルダに振り分けられたメールは、メールクライアントでの受信対
象から外れます。
Biz メール&ウェブ エコノミーのサーバー上にある「受信箱」以外のフォルダに振り分け
られたメールを参照するためには、次のどちらかの手順が必要です。
・ ウェブメール(Active! Mail)を使用する
・ メールクライアントソフトウェアから Biz メール&ウェブ エコノミーのサーバーに対
して、IMAP プロトコルでアクセスする
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(2) フィルターの設定手順
フィルターを設定する手順を、次に示します。なお、本機能では複数の「フィルター」を設定できます。
① コントロールパネルにログインし、画面左側のメニューから [メール] をクリックし、[カスタムメー
ルフィルター] をクリックします。
②
[カスタムメールフィルター] の画面で、[新規作成] のボタンをクリックします。
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③ [フィルターの追加] の画面で、次の設定内容を入力し、[保存] ボタンをクリックします。
[1]
[2]
[3]
[4]
・[1] フィルター名
[カスタムメールフィルター] の画面に表示される、フィルターの名称を指定します。
・[2] 条件
フィルター内の [アクション] が実行される条件を指定します。ここで複数の条件を指定した場合、
それらは「AND 条件」として機能します。つまり、指定したすべての条件を満たした場合にのみ、
[アクション] が実行されます。なお、この項目で使用できる文字は半角の英数字と英記号のみです。
・[3] アクション
[2]で指定した条件を満たした場合に実行される自動処理の内容を指定します。指定できる内容は
フォルダへの移動(「そのメッセージを別のフォルダに送る」)と「転送」「削除」です。
・[4] 自動返信
4.6
[2]で指定した条件を満たした場合、[アクション] の項目で指定した
処理に加えて、「4.2 メール転送設定
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(3) メール転送設定の概要
メール転送設定とは、該当メールアドレスあてに送信されたメールを、そのまま他のアドレスに転送す
る機能のことです。
機能の概要を、次に示します。
・着信したメールを、他のアドレスに転送します。
・転送先には、複数のアドレスを設定することが可能です。設定できる転送先のアドレス数に制限は
ありませんが、5 アドレスまでを推奨値としています。
また、
「デフォルトのメール転送設定」内の「転送メールの保存設定」の項目では、転送時の以下設定
が可能です。
・
「メールボックスに転送されたメールのコピーを残す」を選択すると、該当のメールが Biz メール
&ウェブ エコノミーのサーバー内に残り、その後の自動処理(ホワイトリストやカスタムフィル
ター)も実行されます。
・
「メールボックスに転送されたメールのコピーを残さない」を選択すると、該当のメールが Biz メー
ル&ウェブ エコノミーのサーバー内に残されず、その後の自動処理(ホワイトリストやカスタム
フィルター)は実行されません。
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(4) メール転送設定の操作手順
転送先アドレスの設定手順を、次に示します。
④ コントロールパネルにログインし、画面左側のメニューから[メール] をクリックし、[メール転送設
定]をクリックします。
⑤ [メール転送設定] の画面で、[新規作成] ボタンをクリックします。
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⑥ [新規メール転送設定の作成] の画面の[転送先] に、メールを転送させるアドレスを入力し、[保存] ボ
タンをクリックします。
⑦ 転送先のアドレスが設定され、[メール転送設定] の [転送先] には、該当のアドレスが追加されます。
[保存] をクリックすると、転送の設定が完了します。
上記の「手順③」で、[保存] ボタンの代わりに [保存・次の作成] ボタンをクリックすると、引き続き、
転送先のアドレスが設定できます。
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自動返信」の機能で登録した処理を実行させることができます。
⑧ [カスタムメールフィルター] の画面に、フィルターが追加されます。
上記の「手順③」で [保存] ボタンの代わりに [保存・次の作成] ボタンをクリックすると、引き続き、
フィルターを作成できます。
4.7
SpamAssassin
SpamAssassin とは、大量に送付されてくる「スパムメール」を検知し、自動的に[迷惑メール] フォル
ダーに格納する機能のことです。このソフトウェアは Biz メール&ウェブ エコノミーのサーバー上で
動作し、動作内容をコントロールパネルから設定できます。
本機能は、ユーザーごとに設定できます。管理者が本機能の設定をしても、設定は利用者に反映されず、
管理者にのみ適用されます。
(1) SpamAssassin の設定画面の表示
コントロールパネルにログインし、[メール] をクリックし [SpamAssassin]をクリックすると、
SpamAssassin の画面が表示されます。
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(2) SpamAssassin 機能の使用
SpamAssassin の画面では、次の操作ができます。
[1]
[2]
[3]
[4]
[1]SpamAssassin
SpamAssassin の機能を使用するかどうか指定します。
適用: SpamAssassin の機能を使用する、未適用: SpamAssassin の機能を使用しない
[2]セキュリティレベル
SpamAssassin がスパムと判定する基準を、数値で設定します。
設定する数値が小さいほど、高いセキュリティレベルを設定し、より多くのメールに対してス
パムであると判定するようになります。
高(5)、中(10)、低(15) のほか、1 から 100 までの数値を指定できます。
[3]設定を保存
このボタンをクリックすると、画面内の修正内容を保存します。
[4]初期設定に戻す
このボタンをクリックすると、設定を初期値に戻します。
SpamAssassin: 適用、セキュリティレベル: 高
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4.8
ClamAV
ClamAV とは、メールの添付ファイル内のコンピューターウィルスを検知し、ウィルスを検知した場合、
指定した処理([隔離メール] フォルダーに格納するなど)を自動的に実行するソフトウェアのことです。
このソフトウェアは Biz メール&ウェブ エコノミーのサーバー上で動作し、動作内容をコントロール
パネルから設定できます。
本機能は、ユーザーごとに設定できます。管理者が本機能の設定をしても、設定は利用者に反映されず、
管理者にのみ適用されます。
(1) ClamAV の設定画面の表示
コントロールパネルにログインし、画面左側のメニューから [メール] クリックし、[ClamAV] を
クリックすると、ClamAV の画面が表示されます。
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(2) ClamAV 機能の使用
ClamAV の画面では、次の操作ができます。
[1]
[2]
[3]
[1]ClamAV
ClamAV の機能を使用するかどうか指定します。
適用: ClamAV の機能を使用する、未適用: ClamAV の機能を使用しない
[2]設定を保存
このボタンをクリックすると、画面内の修正内容を保存します。
[3]初期設定に戻す
このボタンをクリックすると、設定を以下初期値に戻します。
ClamAV 適用: ON
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5 各種ツール
本章では、Biz メール&ウェブ エコノミーのサーバー内のディレクトリ構成の概要と、コントロールパ
ネル上の「各種ツール」グループの機能について、説明します。
本章の機能は FTP 権限が付与されているユーザの方がご利用できます。
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5.1
フォルダ構成の概要
本節では、利用者(管理者権限を持たないユーザー)が FTP を使用して Biz メール&ウェブ エコノミー
サーバーにログインした場合の、ディレクトリ構成と各ディレクトリの役割について説明します。
一覧に記載しているディレクトリやファイルを修正すると、コントロールパネルからの
アクセスが正常に動作しない可能性がありますので、絶対に修正しないでください。
利用者環境における、ディレクトリ構造の概要を次に示します。
├ mail/
│ ├─ .Drafts/
│ ├─ .Junk/
│ ├─ .Quarantine/
│ ├─ .Sent Items/
│ ├─ .Trash/
│ ├─ cur/
│ ├─ new/
│ └─ tmp/
│
└ www/
└─ htdocs/
おもなディレクトリ
おもな機能(代表的な例)
/mail
ユーザのメールフォルダ
/mail/new
ユーザの未読メールが格納されています
/mail/cur
ユーザの既読メールが格納されています
/mail/.Drafts
下書きメールフォルダ
/www
ユーザの Web フォルダ
/www/htdocs
ユーザの Web フォルダ
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5.2
ファイル管理の使い方
「ファイル管理」とは、Web インターフェースを経由して、Biz メール&ウェブ エコノミー サーバー
内のファイルを管理するツールのことです。
このツールでは、ファイルの作成や削除、圧縮や共有設定、バックアップからの復元などの各種管理機
能を利用できます。
ファイル管理の機能を使用する場合、画面内の「ディレクトリ閲覧時のエンコード」の
項目は,UTF-8 から変更しないでください。
この項目を変更すると,画面表示に問題が発生する場合があります。
以降では、
「ファイル管理」で使用できる機能の一覧を示します。
- 58 -
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[1]
[2]
[3]
[1] 作成関連機能
・ファイルアップロード
ローカルファイル(パソコンのローカルディスク上にあるファイルなど)を、Biz メール&ウェブ エ
コノミーのサーバー上にアップロードできます。
・ファイル作成
ファイルを新規に作成します。テキストファイルを作成した場合には、その内容を記述できます。
・ディレクトリ作成
ディレクトリを新規に作成します
[2] 一括編集機能
選択したディレクトリやファイルに対して、以下の処理を一括して実行することができます。
・削除 ・圧縮 ・共有 ・コピー ・名前の変更
・ファイルの復元 ・ショートカットの作成
なお、
「共有」の機能については「5.3 共有ファイルの使い方」で、「ファイルの復元」の機能につい
ては「5.4 ファイルの復元」で説明します。
[3] 個別編集機能
以下の処理はファイルごとに個別に実行することができます。
・プロパティ ・コピー ・移動 ・名前の変更
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同一ディレクトリ内に作成するファイルとディレクトリは、それぞれ異なる名前を付与
する必要があります。特に、同一ディレクトリ内では、ディレクトリとファイルとで同
一の名前を付与することはできません。
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5.3
共有ファイルの使い方
本機能を使用すると、コントロールパネルの「ファイル管理」の機能を利用して、複数のユーザ間でファ
イルを共有することができます。
・Biz メール&ウェブ エコノミーのサーバー上で FTP の権限を付与されたユーザは、ファイルを共
有することができます。
・共有されたファイルは、ユーザやグループを制限して共有することはできません。Biz メール&ウェ
ブ エコノミーをご利用されているすべてのユーザ(FTP 権限を持っているユーザ)が参照できま
す。
ファイルを共有する方法を以下に示します。
ここでは例として "share" というディレクトリを作成し、共有の設定をします。
①
コントロールパネルにログインし、[ファイル管理] 画面の [ディレクトリの作成] のボタンをク
リックします。[ディレクトリの作成] 画面が表示されます。
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②
[新規ディレクトリ名] にディレクトリ名を入力(ここでは share と入力)し、[保存] ボタンをクリッ
クします。
③
作成したディレクトリ名の左側にあるチェックボックスを "ON" に設定し、[共有] ボタンをク
リックします。
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④
次の画面が表示されます。ここでは,[OK] のボタンをクリックします。
⑤
すべての利用者は(共有を掛けた方も含めて)、共有されたファイルを以下のパスから参照できます。
共有ファイル / <ユーザ名> / 共有名(ディレクトリ名 / ファイル名)
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5.4
ファイルの復元の使い方
Biz メール&ウェブ エコノミーでは、ユーザ環境にあるすべてのファイルを対象に、1日に1回のバッ
クアップ取得をしています。
「ファイルの復元」機能では、指定したディレクトリやファイルをバック
アップから復元できます。
「ファイル管理」の画面で、復元対象のディレクトリまたはファイルを選択し、
「ファイルの復元」の
リンクをクリックすると、対象のディレクトリまたはファイルが復元されます。
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「各種ツール」→「ファイル管理」→「ファイルの復元」の画面内にある「既存のファイルを上書きさ
せない」のチェックボックスを Off のままでこの機能を実行した場合、現状のファイルがバックアッ
プから復元されるファイルで上書きされます。
具体的には、(ファイルの復元機能は)次のとおり実行されます。
・
「既存のファイルを上書きさせない」のチェックボックスを Off のまま実行した場合
既存のファイルがバックアップファイルで上書きされます。
既存のファイルとバックアップファイルとの間に差分がある場合、復元後のファイルと復元前の
ファイルに差分が発生します。
・
「既存のファイルを上書きさせない」のチェックボックスを On に切り替えて実行した場合
既存のファイルがある場合、そのファイルはバックアップファイルで上書きされません。
既存のファイルが存在せず、バックアップがある場合(バックアップが取得された後、対象のファイ
ルが削除された場合)に限り、指定したファイルが復元されます。
上書きが実行された場合、元の状態(「ファイルの復元」を実行する直前の状態)に戻すこ
とができなくなりますので、十分に確認した上で実行してください。
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6
FTP によるファイル転送
この章では、
FTP ツールを使用して Biz メール&ウェブ エコノミーのサーバーにアクセスするための、
環境設定の手順を説明します。
ここでは、手順の説明のために、フリーソフトウェア "FFFTP" を取り上げています。
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6.1
FTP ツールのセットアップ
(1) 設定項目
設定に必要な項目を、次に示します。
・サーバー名
サーバー名とは、お客様のご利用アカウントに設定したドメイン名のことです。使用しているメー
ルアドレスが user1@DOMAINNAME の場合、DOMAINNAME の部分が該当します。
・登録済みログイン情報(ユーザ ID、パスワードなど)
ユーザ ID は、メールサーバーにログインするための ID と同じです。パスワードは、初期設定の作
業中に「2.3 パスワードの変更」の項目で変更したものです。
(2) 手順の概要
ここでは、FFFTP を使用して Biz メール&ウェブ エコノミーのサーバーにアクセスするための設定手
順を説明します。
① アップロードするファイルにアクセス可能な環境で FFFTP を利用できるようにします(必要に応じ
て FFFTP をインストールしてください)
。
② FFFTP を起動し、[ホスト一覧] のウィンドウを表示します。
③ [新規ホスト(N)] を選択し、Biz メール&ウェブ エコノミーのサーバーにアクセスするためのホスト
の設定を追加します。
必要な情報は、次のとおりです。
・ホスト名 ・ユーザ ID
・パスワード
④ Biz メール&ウェブ エコノミーのサーバーに接続します。
⑤ ローカルディレクトリとリモートディレクトリを変更します。
クライアント側: ローカル環境(パソコン内など)の、コンテンツが格納されている場所
サーバー側: /www/htdocs/<ウェブエイリアス名>
⑥ ファイルを転送します。
※次頁以降で、画面例を使った詳細手順を説明します。
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(3) 手順の詳細
ここでは、
「(2) 手順の概要」に示す手順を、画面の例を含めて再度説明します。
①
アップロードするファイルにアクセス可能な環境で FFFTP を利用できるようにします(必要に応
じて FFFTP をインストールしてください)
。
②
FFFTP を起動し、[ホスト一覧] のウィンドウを表示します。
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③
各項目を入力して[OK] ボタンをクリックします。
[1]
[2]
[4]
[3]
[5]
[新規ホスト(N)] を選択し、Biz メール&ウェブ エコノミーのサーバーにアクセスするためのホストの
設定を追加します。
必要な情報は、次のとおりです。
FFFTP の表示項目
入力内容
入力例
ホストの設定名(T)
任意の文字列(画面に表示される設
USERDOMAIN.com
定名)
お客様ドメイン名
USERDOMAIN.com
ユーザ名(U)
使用するユーザ名
mweco-user
パスワード/
使用するユーザ名に対応するパス
XXXXXX(
「2.3 パスワードの変更」
パスフレーズ(P)
ワード
で変更可能)
ローカルの初期
ローカル環境(パソコンなど)内の
(例:C:¥www)
フォルダ(L)
ファイル格納場所
ホストの初期
ファイルの転送先
ホスト名
(アドレス)(N)
/www/htdocs
フォルダ(R)
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④ ローカルディレクトリとリモートディレクトリを変更します。
クライアント側(左側): ローカル環境(パソコン内など)の、コンテンツが格納されている場所
サーバー側(右側): /www/htdocs/<ウェブエイリアス名>
次に示す画面の例では、文字列 "mwecouser" が「ウェブエイリアス名」に該当します。
“mwecouser”をダブルクリックします。
⑤ クライアント側(左側)でファイルを選択し、上向きの青い矢印をクリックすると、ファイルが転送
され、サーバー側(右側)の画面に該当するファイルが表示されます。
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⑥
ファイルのアップロードが完了しますと、サーバー側(右側)に転送したファイルが表示されます。
- 71 -
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7
Web の機能 (Web サイトを公開する場合)
ここでは、Biz メール&ウェブ エコノミーを使用して、利用者(管理者権限を持たない登録ユーザー)が
インターネットからのアクセス向けに Web コンテンツを公開するための手順を説明します。
- 72 -
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7.1
Web 機能の概要
Biz メール&ウェブ エコノミーでは、以下権限がすべて付与されているユーザ(利用者)は、管理者権
限がなくても Web コンテンツを公開することが可能です。
(利用者が公開できるのは、HTML ファイル
や画像などの静的なファイルに限られます。CGI スクリプトなどの動的なファイルの公開には、管理者
権限が必要です)
・該当するユーザに、FTP と Web の権限が付与されていること
・該当するユーザの環境に、1つ以上の「ウェブエイリアス」が設定されていること。ウェブエイリ
アスとは、利用者の方がウェブを公開するための領域のことです
付与されている権限や設定などについては、管理者の方にご確認ください。
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7.2
コンテンツの公開
7.2.1
ファイル転送
Web によってコンテンツを公開するためには、作成したファイルを Biz メール&ウェブ エコノミーの
サーバーに転送する必要があります。
Biz メール&ウェブ エコノミーでは、次の 2 つの方法でファイルを転送することができます。
・コントロールパネル内の「ファイル管理」を使用する
ファイルマネージャーでは、ファイルを1つずつ、(パソコンなどの)クライアントから Biz メール
&ウェブ エコノミーのサーバーに転送できます。
特別なセットアップは不要ですが、複数のファイルを一括して転送できないなどの制約があります。
ご利用手順などについては、
「5.2 ファイル管理の使い方」を参照してください。
・FTP ツールを使用する
FTP ツールでは、複数のファイルの一括転送や更新したファイルに限った一括転送など、様々な方
法でアップロードが可能です。
セットアップ手順は、
「6.1 FTP ツールのセットアップ」を参照してください。
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7.2.2
サーバー内のディレクトリ構造
Biz メール&ウェブ エコノミーのディレクトリ構造は次のとおりです。
/
├─ mail
└─ www
└─ htdocs
├─ <ウェブエイリアス1>
└─ <ウェブエイリアス2>
:
FTP でログインをしたときに、htdocs 以下にサブディレクトリがない場合、ウェブエイリアスが設定
されていない状態です。この場合は、管理者の方にご相談ください。
<ウェブエイリアス1> の下にコンテンツを格納すると、次の URL から参照できます。
http://DOMAINNAME/<ウェブエイリアス1>/
"DOMAINNAME" の部分には、
「お客様ドメイン名」が該当します。
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7.2.3
CGI スクリプトへのリンクの設定
Biz メール&ウェブ エコノミーでは CGI スクリプトの実装が可能です。ただし、CGI スクリプトを実
装できるのは管理者だけです。
利用者(管理者権限を持たないユーザー)が作成した Web コンテンツで CGI スクリプトを引用したい場
合は、以下のパスを記述してください。
・CGI スクリプトの設置場所へのリンク
http://DOMAINNAME/cgi-bin/
"DOMAINNAME" の部分には、
「お客様ドメイン名」が該当します。
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