【 砂防堰堤 】 定期点検の結果に基づく修繕の実施 県が管理する砂防堰堤については,平成22年度から原則,5年に1回の頻度で定期点検を 実施しており,その結果から施設毎の健全度を評価しています。 この結果に基づき,健全度の悪い施設から優先的に修繕を実施しています。 ≪定期点検の概要≫ ◆ ◆ ◆ ◆ 健全度評価区分 点検対象 :下流に人家等ある場所に流入する渓流に 設置している砂防堰堤 約1,700基 点検年度 : 平成22~25年度 点検実施 : 1,329 基(実施率:78%) H26年度:336基の点検を実施 H27年度:359基の点検を予定 点検内容 : 堤体の劣化,亀裂,変形等の有無 側壁護岸の劣化,背面土砂の沈下等の有無 堆砂敷の堆砂状況等 健全度評価の内容 健全度 良 悪 A 劣化や変状がほとんどなく,施設の機能上問題はない。 B 軽微な劣化や変状がみられるが,施設の機能低下はな く,経過観察を行う。 C 劣化や変状が進行しており,施設の機能低下を起こさない よう対策を行う必要がある。 E 劣化や変状が著しく進行し,施設の機能が大きく低下して いるため,緊急に対策を実施する必要がある。 ≪定期点検結果(健全度評価)≫ ◆ 定期点検の結果,健全度が最も低く(健全度E),緊急に修繕を行う必要がある砂防堰堤が28基ありました。 (H26.12月時点で,健全度Eの砂防堰堤について,4箇所の修繕工事を完了しました) ◆ 引き続き,健全度Eの施設から対策を実施します。また,新たに緊急に対策が必要な施設が見つかった場合は, 進度調整を行い,速やかな対応に努めます。 健全度の割合 修繕により健全度を 点検結果(健全度評価) 2% 回復します 施設数 健全度区分 健全度A 597 割合 45% 健全度B 554 42% 健全度C 154 11% 健全度E 24 2% 計 1,329 (基) 100% ※健全度は平成26年12月時点での修繕実績を反映 11% 修繕により 健全度を 回復します 45% 42%
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