次世代エネルギーパーク計画書;pdf

次世代エネルギーパーク計画書
1.計画名称
新潟県次世代エネルギーパーク構想
2.所在地
新潟県内各地
3.計画策定主体
新潟県
産業労働観光部 産業振興課 新エネルギー資源開発室
〒950-8570 新潟市中央区新光町4番地1
電話 025-280-5257(直通) FAX 025-280-5508
4.実施運営主体
新潟県次世代エネルギーパーク運営協議会(新潟県、上越市、東
京電力(株)、東北電力(株)、電源開発(株)、紫雲寺風力発電(株)、国
際石油開発帝石(株)、昭和シェル石油(株)で構成)
平成 22 年度中に設置
事務局 新潟県
5.計画概要
(1)計画のコンセプト
・本県は大規模太陽光発電の建設、運営に関して知見を有する昭和シェル石油(株)との共同事業と
して、平成 22 年9月の稼働を目指し雪国型メガソーラーの建設に着手した。また、県企業局におい
ても電気事業の新たなメニューとして、メガソーラー発電所の建設に平成 22 年度から着手した。
・太陽光発電以外の新エネルギーについても、全国有数の豪雪地という特性を活かした雪氷熱の
導入が進んでおり、また、平成 21 年度には、温泉地数全国第3位の豊富な温泉資源を活用した小
規模地熱発電(バイナリー方式)の導入可能性調査を県において実施した。
・更に、本県においては、古くから石油・天然ガスの開発が行われており、また、豊富な水資源を活
用した水力発電所も数多く有していることに加え、世界最大の原子力発電所が立地している。
・このように、本県には幅広いエネルギー関連施設が揃っていることから、それらの施設を保有す
る民間事業者等と連携することにより、新エネルギーをはじめとした本県の多様なエネルギーにつ
いて紹介し、地域住民等の理解の増進を図っていくことをコンセプトとする。
・また、自然科学系の博物館などとも連携し、本県のエネルギー資源開発の歴史や新エネルギー
導入の意義などの環境教育を推進するとともに、本県の特徴を活かしたテーマやエリアに沿った体
験学習ルートについても紹介していく。
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(2)計画の全体像
・児童・生徒向けにエネルギーやサイエンス関連の情報提供の場となっている新潟県立自然科学
館を中心に、新エネルギー施設をはじめ、県内各地に立地しているエネルギー関連施設が連携す
ることにより、本県の多様なエネルギーについて紹介し、地域住民等の理解の増進を図っていく。
・また、自然科学系の博物館などとも連携し、新エネルギー導入の意義や本県におけるエネルギー
資源開発の歴史などの環境教育についても推進していく。
・見学に関する工夫としては、次世代エネルギーパークのウェブサイトを整備し、テーマやエリアに
沿った体験学習ルートを提供していく。
(体験学習ルートの例)
・石油・天然ガスの歴史探訪:石油・天然ガス開発の歴史や最新の設備・技術を学習・見学
体験学習ルート 石油の世界館(新潟市)→油田・ガス田(新潟市)→LNG 火力発電所(聖籠町)
・雪はエネルギー:夏場の雪の有効活用をモデル施設で体験
体験学習ルート 雪のまちみらい館と周辺施設(上越市)
(ウェブサイトの構成案)
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(3)関連施設
1.中心となる施設
新潟県立自然科学館
①所有者:新潟県
【計画に含まれ
る個々の新エネ
管理者:サイエンス・フューチャーグループ(公益財団法人科学技術広報財
団、株式会社コングレ)
ル ギ ー 等の 施
設置時期:昭和 56 年
設・設備毎に記
場所:新潟市中央区女池南 3 丁目1番1号
載下さい。】
県立自然科学館外観
②見学等に係る取り組み、体制
自然科学館は、新潟県の立県100 年を記念して、県民の自然科学に関する
教養を高め、県民文化の向上に寄与することを目的とした文化施設として、昭和
56年11月に開館した。
当館では設置目的に沿い、次代を担う青少年が科学を正しく理解し、心豊か
で創造性に富んだ社会人として成長することや、生涯学習のニーズが高まる
中、多くの県民の皆さんから科学に興味を持ち親しんでいただくために各種事
業の充実に努めているところ。
具体的には、日々進歩する科学技術の紹介や特別展・イベント等の開催、プ
ラネタリウムの投映、科学教室の開催などを実施しており、自然科学分野にお
ける県内の中核的な施設としての役割を担っている。
新エネルギーに関しては、施設2階「新エネルギーと地球環境保全」のコーナ
ーにおいて、人々の生活に欠かせない科学技術の基礎と最新技術を参加・体験
しながら学習できる設備を展示している。
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新エネルギーの実演
風の力の体験
また、野外には、地下水汲み上げ用多翼型揚水風車、太陽電池の外壁ででき
た「太陽の城」などが展示されている。
多翼型揚水風車
太陽の城
管理・運営体制については、開館から平成17年度までは財団法人新潟県文化
振興財団へ管理委託をし、平成18年度は指定管理者制度により、引き続き同財
団が管理・運営を行った。
また、平成19年度から21年度までは、指定管理者制度により、自然科学館運
営グループ(構成企業:アクティオ株式会社、株式会社五藤光学研究所、株式会
社トータルメディア開発研究所、株式会社新潟ビルサービス)が管理・運営を行
い、平成22年度から平成26年度の5年間は、サイエンス・フューチャーグループ
(公益財団法人科学技術広報財団、株式会社コングレ)が指定管理者として指定
され、管理・運営に当たっているところ。
③その他
施設の自家消費電力として、10kw の太陽光発電システムを設置するとともに、
LED 照明の導入などによる照明設備の省エネ化を図っている。
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2.既設施設 (新エネルギー等施設)
<施設の名称>
雪のまちみらい館
①所有者・管理者 上越市
設置時期 平成 11 年
場所 新潟県上越市安塚区安塚
雪のまちみらい館外観
②新エネルギー等の内容及び規模、実績等
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貯雪庫の雪に、水を使ってレンコン状の穴をあけ、ラウンジ及び視聴覚室内
の空気を流入させ、雪の表面で直接熱交換した後、雪の中を通り抜けた冷風は
機械室に入り所定の温度に混合され、天井チャンバーから輻射冷房として頭上
に降りそそぐ(冷風の湿度は約45~55%)。
また、貯雪庫下部の融雪水ピットの冷水をファンコイルユニットに送り、会議室
及び和室を冷房している。
雪のまちみらい館に降った雨と、冷房に使われた後の融解水は地下の貯水
槽に集められ、花壇の水まきなどに使用されている。
冷熱の供給方式
直接熱交換冷風循環方式・熱交換冷水循環方式
施設規模 鉄骨コンクリート造2階建
総床面積 611 平方メートル
貯雪量 約 300 トン
③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制
上越市安塚区は『雪』を自然エネルギーと考え、積極的に活用している。例
えば、冬に降った雪を夏まで貯蔵し、夏期の冷房として利用している。そのた
めの雪を大規模に貯蔵するための研究も行っている。
雪や雪国に関連した活動で、地域や雪国の振興に寄与した個人・団体の表
彰を行っている。 また、雪国の活性化とイメージアップのため、その活動を紹
介している。
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2.既設施設 (新エネルギー等施設)
<施設の名称>
紫雲寺風力発電所
①所有者・管理者 紫雲寺風力発電株式会社
設置時期 平成 14 年
場所 新潟県新発田市藤塚浜 3586 番地 4
紫雲寺風力発電設備
②新エネルギー等の内容及び規模、実績等
VestasV42 プロペラ型風力発電機4基(出力 480kw) 総出力 1,920kw
③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制
学校、自治会に広報誌を配布するとともに、地方紙に取り上げてもらうな
どプレス向け広報を実施している。
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以下の既存施設は、本県の地域特性を反映した次世代エネルギーパークとす
るために不可欠であることから、新エネルギー施設と一体的にパークを構成す
る参考施設として位置づけていく。
具体的には、石油・天然ガスの開発や水力発電所の立地など、本県は日本の
エネルギー供給基地として貢献しているという現状について理解を深めてもら
いつつ、将来に向けた次世代エネルギー確保のための取組として、「新潟雪国
型メガソーラー」をはじめとした新エネルギー施設を紹介し、エネルギー全般に
対する理解の増進を図っていく。
2.既設施設 (参考施設)
<施設の名称>
東新潟火力発電所
①所有者・管理者 東北電力株式会社
設置時期
昭和 52 年に1号機、昭和 58 年に2号機、昭和 60 年に3号系列
の営業運転を開始。
平成2年に隣接する新潟港火力発電所を統合。
その後、4-1 号系列が平成 11 年に、4-2 号系列が平成 18 年に
運転を開始。
東日本大震災後の早期の供給力確保に向けた取り組みの一
環として平成 24 年6月に5号機の営業運転を開始。
場所 新潟県北蒲原郡聖籠町東港 1-1-155
②新エネルギー等の内容及び規模、実績等
敷地面積 約 85 万平方メートル
発電設備出力合計 520.28 万 kw
1号機 60 万 kw、2号機 60 万 kw、港1号機 35 万 kw、港2号機 35 万 kw
3号系列 121 万 kw、4号系列 170 万 kw 、港 3 号系列 5.38 万 kw、
5 号機 33.9 万 kw
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東新潟火力発電所全景
当発電所の3号系列において、日本で最初の事業用大容量コンバインドプ
ラントの実用化により、従来の火力発電所熱効率を1割も向上させた約 48%
の熱効率を実現が図られた。
また、その後6年間にわたる研究開発を進めた結果、平成 11 年にはガスタ
ービン入口温度 1450℃級、熱効率も 55%以上を達成した 4-1 号系列が完成。
コンバインドサイクル発電のしくみ
4号系列ガスタービン
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③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制
東新潟火力発電所を PR する展示館「はまなす館」で見学者の受入を随時行
うとともに、発電所構内の見学も実施。
はまなす館外観
コンバインドサイクル発電のしくみの紹介
火力発電のしくみの紹介
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風力発電の紹介
はまなす館
開館時間 午前 10 時~午後4時
休館日 4 月~11 月 火曜・祝日・振替休日
12 月~3月 火曜・土曜・日曜・祝日・振替休日・年末年始
入館料 無料
館内見学所要時間 約 30 分
発電所見学所要時間 約 90 分(平日)
最寄り駅 佐々木駅(JR 白新線)から車で約 20 分
年間来館者数 約 30,000 人
2.既設施設 (参考施設)
<施設の名称>
奥清津、奥清津第2発電所
①所有者・管理者 電源開発株式会社
設置時期
奥清津発電所
昭和 53 年7月 1号機運転開始
昭和 53 年 12 月 2号機運転開始
昭和 57 年7月 3,4号機運転開始
奥清津第2発電所
平成8年6月 1,2号機運転開始
場所 新潟県南魚沼郡湯沢町三国 502
②新エネルギー等の内容及び規模、実績等
奥清津発電所
種別
奥清津第2発電所
揚水式水力発電
揚水式水力発電
4
2
1,000,000
600,000
最大使用水量(㎥/秒)
260
154
有効落差(m)
470
470
発電機台数(台)
最大出力(kw)
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水力発電所としては、日本最大級の出力を誇る最新鋭の揚水式発電所であ
り、両発電所で作られた電気は東京方面へ送られている。
また、奥清津第2発電所は、日本で初めて見学を考慮して建設された発電所
である。
奥清津発電所外観
③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制
奥清津第2発電所建屋がそのままアピール館「Okky ミュージアム」になって
おり、無料かつ事前の申し込み手続きも不要(ただし、団体で案内が必要な
場合は要事前予約)で発電所内を見学でき、本物の機器を間近で見ることが
できる。
Okky ミュージアム外観
Okky ミュージアム内部
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A バーチャル Okky
B Okky シアター
C パソコンコーナー
D 発電データパネル
E 建設記録コーナー
Okky ミュージアム展示ルームレイアウト図
開館時間 午前9時 30 分~午後5時
休館日 月曜日 (12/1~3/31 降雪のため閉館)
入館料 無料
最寄り駅 JR 越後湯沢駅
年間来館者数 10,841 人(平成 25 年度)
2.既設施設 (参考施設)
<施設の名称>
越路原プラント、越路原発電所
①所有者・管理者 国際石油開発帝石株式会社
設置時期 越路原プラント 昭和 59 年
越路原発電所 平成 19 年
場所 新潟県長岡市来迎寺原 2943 番地
②新エネルギー等の内容及び規模、実績等
越路原プラント
地下から産出する天然ガスには、炭酸ガスや水分などの不純物も含まれて
おり、それら不純物を取り除いてパイプラインで送出するため、処理プラント
(天然ガス生産処理施設)を設置している。
越路原プラントのガス供給能力は国内最大級の日量 420 万 Nm3。産出され
る天然ガス中に含まれている炭酸ガスの除去プロセスとして、親沢プラントで
実績のある「a-MDEA 方式」を採用。
プラントでは、降積雪対策、更に主要機器の二重化などにより、24 時間 365
日ノンストップの生産体制を整備し、超高圧である坑井からプラント内部まで、
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コンピュータによる集中監視制御システムを用いて、効率的なオペレーション
を行っている。
また、エネルギーの利用効率の高い天然ガスを利用したガスタービン・コ
ージェネレーションシステムを導入し、電力供給及び排熱利用の有効活用を
行いながら操業している。
越路原プラント
越路原プラントコントロールルーム
越路原発電所
ガスタービンコンバインドサイクル方式の出力約 5.5 万kWの火力発電設備
で、特定規模電気事業者に対して電力を卸供給している。発電燃料は、南長
岡ガス田で生産される天然ガスと、これに随伴するコンデンセート(非常に軽
質でナフサに近い性状を持つ透明で硫黄分の少ないクリーンな原油)を組み
合わせて使っており、天然ガスの需要変動や電力・ガス市場の環境変化によ
って柔軟に燃料を切り替えることが可能。
発電事業イメージ
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越路原発電所
③今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制
DVD 視聴による概要説明の後、天然ガス処理プラント、発電所を見学
標準見学時間 越路原プラントのみ 60 分、発電所を含む 90 分
2.既設施設 (参考施設)
<施設の名称>
上越科学館
①所有者・管理者
上越市教育委員会
設置時期 昭和 59 年
場所 新潟県上越市下門前 446-2
②新エネルギー等の内容及び規模、実績等
人類や雪をメインテーマに「人類の進化」「生命のふしぎ」「雪のサイエン
ス」など、9つのゾーンに分かれており、展示装置を操作しながら学べ
る。「科学の遊び場」チルドレンパークもある。
上越科学館外観
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人類の進化(Aゾーン)
からだのしくみ(Cゾーン)
生命のふしぎ(Bゾーン)
健康に生きる(Dゾーン)
環境とエネルギー(Eゾーン)
人工雪実験の様子(Fゾーン)
生命の進化と環境(Gゾーン)
チルドレンパーク(Hゾーン)
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サイエンスプレイパーク(Iゾーン)
① 今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制
室温をマイナス 30 度まで下げることができる低温実験室では、人工雪の
結晶を使ったサイエンスショーを見ることができる。
上越科学館
開館時間 午前9時~午後5時
休館日 月曜日、祝日の翌日、年末年始
入館料 一般・高校生 400 円、•小学生・中学生 200 円
最寄り駅 JR 直江津駅北口
3.新設施設
<施設の名称> 新潟 雪国型メガソーラー発電所
① 所有者・管理者 昭和シェル石油株式会社
設置時期 平成 22 年8月末発電開始
場所 新潟市東区平和町 15
(昭和シェル石油株式会社 新潟石油製品輸入基地内)
② 新エネルギー等の内容及び規模、計画等
本施設は、新潟県と昭和シェル石油(株)との共同事業により建設するも
のであり、雪国においても大規模太陽光発電の事業化が可能であることを
実証し、全国的な普及の牽引役を目指すとともに、太陽光発電に関連する
県内産業の育成を図ることをねらいとしている。
低日照でも高い発電性能を発揮し、フレーム構造が滑雪性能の面で優
れている化合物系CIS太陽電池を利用するなど、雪国においても太平洋側
に比べて遜色のない発電を行うもの。
発電規模:1MW(1,000 キロワット) 全量を電力会社に売電
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新潟雪国型メガソーラー発電所(空撮)
③ 今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制
メガソーラー発電所は昭和シェル石油が新潟市内に所有する石油輸入基地
内に建設され、再生可能エネルギーのみならず石油等の化石エネルギーま
でを含めたエネルギー全般の普及啓発機能を付与することが可能である。
また、新潟市中心部まで数キロ程度の地点に位置し、バス等でのアクセ
スが容易であり、更に周辺は住宅地が広がっており、小中学校も点在し
ている環境にある。
この立地条件を活かし、メガソーラーが稼動する平成 22 年度以降、周辺
住民及び児童・生徒を対象としたエネルギー教室を開催するとともに、一
般見学者についても広く受け入れている。
また、施設には、現在の発電量を掲示するほか、月別発電量の推移等
を閲覧可能とすることに加え、インターネットや携帯端末等でも閲覧でき
るようにすることにより、雪国である新潟においてもメガソーラーによる発
電が十分可能であることをPRしている。
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3.新設施設
<施設の名称> 新潟東部太陽光発電所(1号系列)
①
所有者・管理者 新潟県企業局
設置時期 平成 23 年 10 月末発電開始
場所 新潟県阿賀野市かがやき地内(新潟県東部産業団地内)
② 新エネルギー等の内容及び規模、計画等
新潟県企業局では、昭和 24 年から水力発電を行っており、この度、太陽
光発電の普及促進に資するため、企業局電気事業の新たなメニューとし
て、太陽光発電所建設の取組を進めるもの。
発電所出力 1MW(1,000kW)
年間発電電力量 992MWh(一般家庭約 300 軒分)
建設期間 平成 22~23 年度
新潟東部太陽光発電所(1 号系列)
③ 今回の計画に伴う見学等に係る取り組み、体制
太陽光発電所が所在する東部産業団地は、政令指定都市である新潟市
中心部から車で 30 分程の所に位置しており、近傍の安田地区、水原地区
には観光施設があることから、太陽光発電所もランドマークのひとつとして
活用することで、再生可能エネルギーの普及啓発に寄与すると考えられ
る。
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新エネルギー関連企業の誘致に努め、集積を図ることで、新エネルギー
を身近に感じる産業団地を目指していきたい。
また、施設周辺の見学ポイントに、現在の発電量を表示する装置を設け
るほか、太陽光発電の導入を検討する企業や県民に向け、発電実績等を
公開することや、施設見学を受け入れることなどにより、太陽光発電導入に
向けた普及・啓発を図っている。
※ 見学者の安全確保について
本事業における施設見学については、各施設とも安全な見学コースを設
定するとともに、工場やプラント等の現場においては説明者が十分に安全
を確認したうえで案内を行うこととしている。
(参考)近隣の新エネルギー関連施設
該当なし
6.全体スケジュール
第1回運営協議会(10 月下旬)
平成 23 年度オープンに向けての運営方針(PR の方向性・費用負担等)の検討
第2回運営協議会(3月中旬)
平成 23 年度の具体的活動計画の検討
平成 23 年度中にオープン
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