ネットサービスの落とし⽳ 26 商品を落札できなくても、⼿数料だけ取られてしまう。⼊札できそうで、⼊札できないペニーオークション。想定外の出費が発⽣。⼥⼦⾼⽣のAさんは、好きなタレントの「たった3,000円でブランドバッグを落札できちゃった！ペニーオークションおすすめ！」というブログ記事を⾒て、⾃分もやってみようと紹介されているサイトへ。⼊札ごとに⼿数料がかかるが1回75円だったので、落札するのにそれほどお⾦はかからないと思ったが、強⼒な競争相⼿が出現。最後まで競ったが、お⽬当てのブランドバッグは結局落札できず、⼊札⼿数料 15,000円をとられたのみだった。ペニーオークションとはネットオークションの⼀種で、⼊札ごとに⼿数料が必要になる仕組み。落札価格が低く設定されていることが多いので、⼊札回数が少なければ格安で商品を落札することができます。しかし⼊札回数が多くなれば結果的に⼿数料がかさみ、⽀払⾦額が市場価格を上回る⾼額になってしまう場合もあります。⼿数料は商品を落札できなくても⽀払わなければならないため、トラブルになるケースが増えています。参加者が落札できないように、業者がサクラを使って⼊札価格を釣り上げ、⼊札⼿数料をだまし取る詐欺事例も報告されています。この詐欺容疑で逮捕されたサイトに依頼された芸能⼈がブログでペニーオークションを宣伝し、のちに謝罪したという騒動も起こりました。ペニーオークションはギャンブル性の⾼いオークションともいえます。最後の最後になって落札できなかった手数料だけで１５０００円も取られた！  トラブルにあったら消費者センターに相談する。  オークションサイトの参加資格等については、利⽤規約をよく確認する。⼦どもは参加できないとされている場合が多い。トラブルにあったり、不安を感じたら、すぐ消費⽣活センター（P36）に相談しましょう。 30 ･･･