【マレーシア】 2月の市場動向トピックス 前年同月比 36.8%増と、好調に推移 2 月の訪日マレーシア人は、前年同月比 36.8%増の1万 9,300 人を記録した。好調に推移し た要因としては、以下が挙げられる。 ① 継続的な現地のプロモーションが訪日数増加を下支え ゴールデンルート、北海道のほか、中部地方や九州地方への新たなルート開発に力をい れている。2 月発のツアーでは北陸を含む商品も販売されており、地方誘致のプロモーショ ンが功を奏している。 ② 旧正月休暇(2 月 19 日~22 日) 旧正月休暇に伴い、中華系マレーシア人を中心に旅行需要が増加した。スノーレジャーを 目的とする北海道や、ゴールデンルートに飛騨高山を組み込んだツアーが人気である。旅 行会社へのヒアリングでは、前年同月比 10%~30%増の売上を記録しているとの声も聞か れた。 2月の主なプロモーション活動 ムスリム旅行者に向けた情報発信ツールであるガイドブック「Japan Travel Guide for Muslim Visitors」ウェブ版の掲載情報を更新した。日本各地のモスク情報や人気ブロガーの記事、 「MATTA Fair」に向けたムスリム対応訪日旅行商品の情報などを追加し、より適切な情報を 豊富に発信することで、マレーシアからのムスリム旅行者数の拡大を狙う。 メディア招請による訪日取材記事が、新聞、雑誌等の 6 媒体に掲載された。記事に合わせて 3 月の「MATTA フェア」における共同広告を掲載し、消費者の購買意欲の喚起を図った。 ムスリムブロガーによる訪日体験記事 メディア招請記事と共同広告の同時出稿(一例)
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