修士論文研究に関する指導指針;pdf

★修士論文研究に関する指導指針
教育科学専攻
社会科教育コース
1.修士論文研究に係わる指導計画
a)当該研究領域の現代的課題の動向及び概観(1年次4~6月まで)
b)研究テーマの絞込み(1年次7月まで)
c)研究テーマに関連する当該研究領域及び近隣領域における先行研究の調査及び分析(1年次7
月~2年次7月まで)
d)当該研究のための分析方法等の検討及び確立(1年次7月~2年次7月まで)
e)分析ならびに考察(2年次8月まで)
f)当該研究内容の教育領域での応用可能性についての検討(2年次9月まで)
g)研究テーマの最終決定(2年次9月)
h)修士論文中間発表会(2年次10月まで)
i)論文の完成にむけての添削指導(2年次10月~1月)
j)修士論文の最終審査(2年次2月)
k)修士論文発表会(2年次3月まで)
*研究進捗状況により指導時期を調整することがある。
2.学位論文の審査基準
a)当該修士論文の当該研究領域における意義,現代的意義など研究目的の妥当性
b)先行研究の質及び数
c)引用・参考文献に関する記述の正当性
d)研究方法の的確性,信頼性
e)考察の妥当性,正当性,客観性
f)修士論文の構成の妥当性
g)当該研究内容の教育領域での応用可能性について,または当該研究内容に基づく学校教育への
提言の項目の明示と、記述の正当性
h)当該研究内容のオリジナリティ
i)基礎となる教科内容の十分な理解
3.学修の成果にかかる基準
1)知識
◆研究課題についての基本的概念を理解し説明できる
◆自分の研究の重要性・位置づけを認識できる
◆研究方法について理解し説明できる
◆論文のプライオリティー,版権に対する認識がもてる
◆研究課題について専門性をもつ
◆研究課題の所見をまとめ報告できる
2)技能
◆研究の実施,評価に必要な情報を収集できる
◆引用や注など,論文作成技術をもつ
◆結果を論理的にまとめ,結論を導ける
◆自分の研究成果を客観的に平易に説明できる
◆自分の研究の教育における位置づけを理解できる
◆指導教員の指摘によって適切な訂正処置ができる
4.修了認定にかかる基準
1)独自の発想により研究課題を展開させ遂行する能力
2)研究課題とその研究分野に関する基礎知識,基礎学力
3)研究発表,討論能力
4)学術報告の執筆能力
などで評価される。