平成26年度とやま型学校評価システム推進事業報告書 学校名 黒部市立 村椿小学校 (評価基準 A:達成した B:ほぼ達成した C:あまり達成できなかった D:達成できなかった) 平成26年度 村椿小学校アクションプラン ―2- 重点項目 学力向上 重点課題 学習習慣の定着【 きりっと つばきッズ】 現 状 達成目標 方 策 話合い学習では、人の話を聞き、友達と関わり合うための学習規律の定着が不十分であ り、 「聞く力の育成」が必要である。 低学年は、比較的学習用具を揃えて学習している。また、昨年からの筆箱チエックの取 組により、80%まで意識が高まってきている。しかし、学年が上がるにつれて、まだ揃わ ないという実情がある。 ・ 相手の話を最後までしっかり聞けた児童が 80%以上になることを目指す。 ・ 筆箱の中に削った鉛筆、消しゴム、赤鉛筆を揃えている児童が 85%以上になることを 目指す。 ・ 学習習慣の定着を目指し、授業ばかりでなく集会やランチルームでも話す人の顔を見 て、話の内容が分かるように聞くことを一年間継続して指導していく。強調週間を設け 自己評価し、 「聞く力」を育てていく。 ・ 第1、第3月曜日に、筆箱の学習用具をチェックする。 外部評価者 学校評議員 公開の方法 学校だより、ホームページによる公開 達 成 度 ・ 筆箱チェックの平均達成率は87.0%であった。目標に達することができた。昨年度 の数値は80.3%であり、毎月2回のチエック日を設けることで、意欲付けとなった。 揃っていない児童の固定化を改善する声がけに努めてきた成果が出た。 ・ 学習習慣の定着を目指し、 「授業中、話をしている友達や先生を見ながら、最後まで聞 く」の達成率は、1学期は75.0%、2学期は76.2%、3学期は83.3%と、着実 に成果を挙げることができた。しかし、平均達成率は78.2%であった。学年進級当初 と比較すると、どの児童も自分の考えをもち、友達の考えと比べて発表したり、学習の まとめを書いたりするなど個々には進歩していると思われる。 「話す人の顔を見ながら最 後まで聞く」となると、自分の聞き方は十分ではないと自己評価が厳しくなったように 思われる。 具体的な 取組状況 ・ 毎月第1、3月曜日に筆箱チェックを実施した。揃っていない児童が固定化している 実態から、担任による声がけや、各学級の便りを通して保護者にも筆箱チェックの結果 を知らせ、協力を呼びかけた。 ・ 聞く態度面や自分の考えと友達の考えを比べながら聞く話合いの仕方を日常の学習の 中で指導した。また、授業ばかりでなく集会やランチルームでも話す人の顔を見て、話 の内容が分かるように聞くことを一年間継続して指導してきた。 評 価 外部評価者 の意見 次年度へ 向けての 課 題 B ・ 本年度、保護者に対して「家庭学習のてびき」を配布したり、わくスタ週間の呼びか けをしたりして、保護者との連携が効果を上げている。今後も、家庭と協力して、学習 習慣の定着を働きかけてほしい。 ・ 学用品が揃わない児童には、個別に支援する。また、保護者の協力を得ることができるように、今 後も学級だよりや懇談会で協力を要請する。 ・ 聞く力は学力向上の要であり、授業改善とともに、繰り返して指導を継続していく。
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