補助金交付要綱 [PDFファイル/176KB];pdf

上島町やる気ある農業活性化応援プロジェクト事業補助金交付要綱
(趣旨)
第1条
この要綱は、農業の活性化を図り、農業を起点とした産出額の増大に資するた
め、農業経営と生産の規模拡大に意欲的に取り組む農業者等に対し、予算の範囲内で
補助金を交付することについて、上島町補助金交付規則(平成16年上島町規則第46号。
以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。
(定義)
第2条
この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところ
による。
(1) 農業者
上島町農業委員会選挙人名簿に登録している者をいう。
(2) 新規就農者 上島町青年就農給付金及び上島町インターン事業の認定者若しく
は認定者だった者、又は新規就農して10年以内の者をいう。
(3) 農業者団体 3戸以上の農業者で組織する団体をいう。
(4) 農業生産法人
農地法(昭和27年法律第229号)第2条第3項に規定する農事組合
法人、株式会社及び持分会社をいう。
(5) 農産加工を営むもの 町内産農産物を活用して加工を営むものをいう。
(補助対象者)
第3条
補助金の交付対象となるもの(以下「補助対象者」という。)は、町内に住所
を有する農業者又は事業所を有する者若しくは団体で、次に掲げるものとする。ただ
し、町税(国民健康保険税を含む。)の滞納がないものに限る。
(1)農業者
(2)新規就農者
(3)農業者団体
(4)農業生産法人
(5)生産部会
(6)農産加工を営むもの
(7)その他町長が認めるもの
(補助事業、補助金の額等)
第4条
補助金の交付対象となる事業(以下「補助事業」という。)、補助金の額、対
象となる経費(以下「補助対象経費」という。)等は、別表のとおりとする。
2 前項の場合において補助金に1,000円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てる
ものとする。
3 補助金は、別表に規定する補助事業の区分ごとに交付する。この場合において、1会
計年度につき、1補助対象者1回限り交付することを原則とする。
(交付申請)
第5条
規則第4条第1項の規定による補助金の交付申請は、上島町やる気ある農業活性
化応援プロジェクト事業補助金交付申請書(様式第1号)によるものとし、別表に定
める交付申請書添付書類を添えて町長に提出しなければならない。
(交付指令書及び交付申請不承認の通知)
第6条
規則第6条第1項の規定による補助金の交付指令は、上島町やる気ある農業活性
化応援プロジェクト事業補助金交付指令書(様式第2号)により、承認しないときは
上島町やる気ある農業活性化応援プロジェクト事業交付申請不承認通知書(様式第3
号)により、申請者(以下「交付決定者」という。)に速やかに通知するものとする。
(プロジェクト計画審査会)
第7条
上島町やる気ある農業活性化応援プロジェクト計画審査会(以下「審査会」と
いう。)を設置し、事務局を産業振興課に置くものとする。
(審査会の職務)
第8条
審査会の所掌事務は、次のとおりとする。
(1) 補助対象者から申請されたプロジェクト計画書に関する審査及び助言
(2) 採択されたプロジェクト事業の成果に関する審査
(3) 前2号に掲げるもののほか、町長が必要と認める事項
2 前項第1号に規定する助言は、補助対象者との面談により行うものとする。
(審査会の組織)
第9条
審査会は、会長及び委員をもって組織する。
2 会長は、産業建設部長をもって充てる。
3 会長は、会務を総理する。
4 委員は、次に掲げる者をもって充てる。
(1) 農業委員会長
(2) JAグリーンしまなみ支店長
(3) しまなみ農業指導班岩城駐在員
(4) 産業振興課長
(実績報告)
第10条 規則第12条の規定による事業成績書等の提出は、上島町やる気ある農業活性化
応援プロジェクト事業補助金実績報告書(様式第4号)によるものとし、別表に定め
る実績報告書添付書類を添えて町長に提出しなければならない。
(交付の請求)
第11条 交付決定者は、上島町やる気ある農業活性化応援プロジェクト事業補助金請求
書(様式第5号)を実績報告時に町長に提出するものとする。
(実施状況報告)
第12条 規則第5条の規定により補助金の交付決定を受けたもの(以下「補助事業者」
という。)は、補助事業を完了した日の属する年度から3年間、別表に規定する補助
事業の区分に応じ、必要に応じてプロジェクト事業実施状況報告書(様式第6号)に
より当該年度の3月31日までに、町長にその実施状況を報告しなければならない。
(補助金の取消し及び返還)
第13条 町長は、補助事業者がプロジェクト計画の目標年までの成果に著しく満たない
場合又は補助事業の目的に反する行為があると認めたときは、上島町やる気ある農業
活性化応援プロジェクト事業補助金交付決定取消通知書兼返還命令書(様式第7号)によ
り、補助金交付の決定を取り消し、既に交付している補助金の全部又は一部の返還を
求めることができる。
(その他)
第14条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、町長が別に定める。
附 則
(施行期日)
1 この要綱は、地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金の交付決定の日から施
行する。
(失効)
2 この要綱は、平成30年3月31日限り、その効力を失う。
別表(第4条、第5条、第10条、第12条関係)
補助事業区分
①
②
③
④
⑤
補助金の額
主な内容
後継者・担い手
補助対象経費の 1/3 以内の額
技術習得や経営戦略に関する研修、消費
育成支援事業
とし、3 万円を限度とする。
者等との交流を支援する。
農業施設設置・
補助対象経費の 1/3 以内の額
拡大事業
とし、100 万円を限度とする。
推奨品種支援事
交付申請書添付書類
実績報告書添付書類
(1) プロジェクト事業
(1) プロジェクト事業
計画書(別紙1)
ビニールハウス・貯蔵庫・潅水施設の設
(2) プロジェクト事業
置や機械器具の購入等経営の機能強化・
目標計画書(別紙2)
実績書(別紙1)
(3) 補助対象経費に係
(3) 収支予算書(別紙3)
る領収証書の写し等支
補助対象経費の 1/3 以内の額
レモン、たまみ等の苗購入等にかかる経
(4) 個人情報の取得
払金額を証明する書類
業
とし、5 万円を限度とする。
費を支援する。
に関する同意書(別紙4) (4) 事業実施報告書(様
共同施設・機械
補助対象経費の 1/5 以内の額
共同利用による施設や機械等の導入経費
(5)住民票(写し)
等購入事業
とし、100 万円を限度とする。 について支援する。
グリーンツーリ
補助対象経費の 1/3 以内の額
ズム推進化事業
とし、30 万円を限度とする。 備経費等に関する費用を支援する。
農業支援派遣員
補助対象経費の 1/3 以内の額
農協等が実施している農業支援派遣員を
助成事業
とし、3 万円を限度とする。
利用した際の経費について支援する。
グリーンツーリズムを推進するための設
不要
必要
必要
式任意)
(5) 写真(施行状況及
(見積書やカタログ
び施行後)
等)
(6) その他町長が必要
(7)写真(施行前)
況報告
(2) 収支決算書(別紙3)
拡大に関する経費を支援する。
(6) 事業に関する資料
実施状
必要
必要
と認める書類
(8)その他町長が必要と
⑥
認める書類
不要
老朽化したハウス施設等の解体経費につ
⑦
老朽化施設解体
補助対象経費の 1/3 以内の額
事業
とし、10 万円を限度とする。
いて支援する。対象は災害以外で、かつ、
今後も継続して営農することを要件とす
る。単価は自力撤去の場合は 200 円/㎡、
業者委託の場合は 500 円/㎡とする。
※補助事業について、国又は県の補助対象となる事業は除く。
※農業支援派遣員助成事業の対象者については、町内で農業を営む者とする。
必要