今年は真冬に雨が降った日が数日あったため、『暖かかった』という印象がありますが、皆さ んのお住まいではどのような冬だったでしょうか。 2002年から冬期間、環境の違う 4 カ所(草地、人工林広葉樹、人工林針葉樹、天然林) で毎日行っている積雪深調査ですが、今期は 1 月21日と1月23日に草地で100cm を記録 しました。その後、2月の雨で雪解けが進み、3月14日現在では68cm です。過去の記録と 比較してみると、同じ3月14日で積雪深の数値が近い年は、4月上旬に積雪0cm を記録して います。まだ半月以上ありますが、いつ、積雪0cm になるのか楽しみです。 もりへ出かけよう! №24 冬のこれなんだろうコレクション さて、木の葉が落ちる秋から、植物たちが一斉に芽吹き始める春まで、特に雪に森が覆われた 冬の期間に、森の中で「これってなんだろう?」と思ったことはありませんか。 そんな冬のこれなんだろうを選りすぐって集めてみました。略して『冬のなんコレ』をどうぞ! ●高いところで「冬のなんコレ」・・・鳥の巣かな? ●やや高めのところで「冬のなんコレ」 ドライフラワーたくさん! ヤドリギ ノリウツギ ●目線のところで「冬のなんコレ」・・・繭 ツルアジサイ イワガラミ クスサン ウスタビガ ヤママユガ クワコ もりへ出かけよう! №24 冬のこれなんだろうコレクション つづき ●木の枝先についている「冬のなんコレ」・・・果実編 カラマツ ナナカマド ケヤマハンノキ ●木の枝先についている 「冬のなんコレ」・・・雄花編 ハリギリ ●木の幹にくっついている 「冬のなんコレ」 ●木に巻き付く緑色の 「冬のなんコレ」 ケヤマハンノキ 地衣類・ウメノキゴケの仲間 ツルマサキ シラカンバ 蘚苔類 ●足元で気になる「冬のなんコレ」・・・虫編 クモガタガガンボの仲間 クロカワゲラの仲間 トビムシの仲間 ●足元で気になる「冬のなんコレ」・・・果実編 カエデ(鳥の食痕) シラカンバ カツラ カラマツ ~文・写真:普及啓発員 濱本真琴~ ~自然ふれあい交流館 春(4 月~6 月)の主なイベント~ 行 事 名 開 催 日 時 3 月 14 日(土)~ 4 月 5 日(日) もりの工作コーナー 『小枝 DE アート』 集合(実施)場所 自然ふれあい交流館 自然ふれあい交流館 持物:昼食持参自由 申込:当日受付 ※道民カレッジ連携講座 観察会 『 春の花を見つけよう』 4 月 23 日(木) ふれあいギャラリー展示 4 月 11 日(土)~ 5 月 31 日(日) 自然ふれあい交流館 『交流館の1年 活動紹介展』 もりの工作コーナー 『とこ×2 かたつむり』 観察会 開館期間中毎日 4 月 25 日(土)~ 5 月 6 日(水) 『春のありがとう観察会』 10:00~14:30 定員:どなたでも参加可 当日随時受付 ※平日の月曜は休館 自然ふれあい交流館 持物:昼食・ゴミ袋・軍手 申込:当日受付 ※道民カレッジ連携講座 6 月 6 日(土)~ 6 月 28 日(日) 自然ふれあい交流館 もりの工作コーナー 『ぴろ×2 とり笛』 開館期間中毎日 観察会 『 森の新緑観察会』 6 月 7 日(日) 10:00~12:30 観察会 『落ち葉の下の小さな小さな カタツムリをさがそう』 観察会 6 月 13 日(土) 10:00~12:00 自然ふれあい交流館 自然ふれあい交流館 6 月 20 日(土) 自然ふれあい交流館 環境月間スペシャル 10:00~12:00 『森のひ・み・つをさぐろう!』 多少の天候不順でも観察会は実施しますので、雨具などを必ず ご準備ください。また、料金の記載がない行事は、参加無料です。 不明な点などございましたら、お気軽に当館へご連絡ください。 当館HPでもご案内しておりますのでそちらもご覧ください。 自然ふれあい交流館内の ふれあいギャラリーで開催 自然ふれあい交流館 開館期間中毎日 5 月 10 日(日) 考 定員:どなたでも参加可 当日随時受付 ※平日の月曜は休館 開館期間中毎日 10:00~12:30 備 定員:どなたでも参加可 当日随時受付 ※平日の月曜は休館 持物:昼食持参自由 申込:当日受付 ※道民カレッジ連携講座 持物:汚れても良い服装、 昼食持参自由 定員:小学生先着 30 名 (保護者同伴可) 申込:要予約(5/14~受付) 申込先・・・★2 持物:汚れても良い服装 定員:先着 15 名 申込:要予約(5/21~受付) 申込先・・・★1 各行事の申込・詳しい内容はこちらへ ★1:自然ふれあい交流館 ℡ 011-386-5832 ★2:北 海 道 博 物 館 ℡ 011-898-0500 数字で見る野幌森林公園 その二十一 Q.何の日にち? 2015年 4月 18日(土) A.正解は・・・ 北海道博物館オープン!の日 北海道百年記念塔と北海道開拓の村のちょうど間にある「北海道開拓記念館」は、約 1 年半の休館を経て、 今年 4 月 18 日(土)に「北海道博物館」としてオープン!名実ともに展示も新たに生まれ変わり、北海道 の自然・歴史・文化を楽しく学べる 5 つのテーマに構成された展示で、北海道をまるごと体感できます。 なかでも「生き物たちの北海道」のテーマ展示は、人の手によって、わずか百数十年で変わってしまった北 海道の自然と、その中での生き物の同士のつながりを、ヒグマやエゾシカ、サケといった生き物の視点で、見 たり触ったりしながら見学が出来るほか、ドングリがコロコロと転がる仕掛けとともに、山・森・草原・川・ 海といった様々な環境のつながりがわかりやすく紹介されています。北海道の自然に興味のある方は、この展 示は見逃せませんよ! □北海道博物館 営業情報 開館時間 5 月~9 月 9:30~17:00/10 月~4 月 9:30~16:30 (入館は終了の 30 分前まで) 休 館 日 毎週月曜日(祝日の場合は、直後の平日)、年末年始(12/29~1/3) 入 館 料 一般 600 円、高校生・大学生 300 円 中学生以下・65 歳以上の方・障害者手帳のお持ちの方は無料 電 話 011-898-0466 URL http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp (当アドレスは 2015 年 4 月 1 日より) 冬のこれなんだろうコレクション 少しずつ移り変わる季節~冬から春へ~ 春らしいものあれこれ もりへ出かけよう! №24 ●水が流れ出した沢 ●根開け ●雪で寝ていたササが起き上がる ●顔を出したミズバショウ ●雪の隙間からアキタブキのつぼみ ●南向き斜面の雪解け ●緩みだしたハンノキの雄花 ●感じる土の匂い ●夏鳥の姿(モズ) みなさんの春らしいものをぜひ教えてくださいね♪ ~文・写真:普及啓発員 濱本真琴~ 野幌森林公園を利用する皆さんへのおねがい ☆動植物は見て楽しみましょう♪ ~公園内の動植物はとらないで下さい~ ☆ゴミは持ち帰りましょう♪ ~きれいな公園を皆さんで楽しむためにご協力お願いします~ ☆園内を歩くときは遊歩道から外れないようにしましょう♪ ~遊歩道脇にもたくさんの動植物がいます~ ☆動植物を捨てない、持ち込まないようにしましょう♪ ~本来の自然に悪い影響を与えてしまいます~ 野幌森林公園 自然ふれあい交流館 (みずほ 第24号 2015.3.22) (発行・編集/指定管理者:一般財団法人北海道開拓の村) 開館時間:10~4 月・・・9:30~16:30 5~9 月・・・9:00~17:00 休 館 日:毎週月曜日(祝日・振休の場合開館) 、年末年始(12/29~1/3) 入 館 料:無 料 駐 車 場:大沢口 約40台収容、無 料 住 所:〒069-0832 北海道江別市西野幌685-1 電 話:011-386-5832 U R L:http://www.kaitaku.or.jp/nfpvc.htm メール:[email protected] アクセス:徒歩◇大麻駅より約 30 分 バス◇新札幌駅バスターミナル北レーン JR バス(10 番文京台循環線)乗車[文京台南町]より徒歩 10 分 夕鉄バス(12 番文教通西行)乗車[大沢公園入口]より徒歩 7 分
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