特記仕様書;pdf

第4号様式
特 記 仕 様 書
特
記
事
項
この特記仕様書は、工事の施工に関する明細又は工事の固有の技術的要求を記載する。
1.工事の施工に関する事項
(共通)
(1) 工事建物は、居ながら施工となる。普通教室棟No.2は生徒、教師が通常利用できることを条件とする。
(2)
工事車両、施工業者と施設利用者の動線が交錯する箇所に関しては交通誘導員を配置するなど、施設利用者
の安全を最優先に工事を行うこと。
(3)
工事中は、生徒、通行人、通行車両等に迷惑のかからないように配慮し、材料搬入時等は交通誘導を行なう
こと。特に、朝・夕の工事車両の進入及び退出に関しては、十分注意を払うこと。
(4)
工事場所が学校内であり、近隣に住宅地もあるため、工事中の学校利用者や近隣住民への安全対策について
は十分な措置を行なうこと。
(5) 工事の施工に際しては、学校、近隣等との折衝及び調整を積極的に行い、その経過を書面に記録すること。
(6) 工事施工に際しては、学校、契約主管課及び監督職員と施工時間・日程等について十分協議を行うこと。
(7) 施工時間は、施工条件書を原則とするが、学校及び関係機関等との協議の上進めるものとする。
(8)
工事期間中は授業環境を最優先し、それらに関する学校及び契約主管課の要望には出来る限り協力するこ
と。
(9) 工事看板等は早めに設置し、官庁関係機関への手続きが必要な場合は速やかに行なうこと。
(10) 建設廃棄物処理計画書・実績書及び産業廃棄物管理票(A・E票)の写しを提出のこと。
(11) 火災保険・建設工事保険は、契約日から完成期日+14日掛けること。
(12) 別途工事との取合いが生じる場合は、監督職員、各受注者間で事前に協議し、施工を円滑に行うこと。
(13) 耐震壁新設、方杖新設工事は必ず夏休み中に完成させること。
耐震壁新設工事は、平日工事は授業終了後とする。ただし、学校及び契約主管課との協議により認められた
(14) 場合についてはこの限りでない。その際は授業の妨げにならない程度とし、工事内容及び範囲については学
校及び契約主管課との協議による。
(15)
外壁改修工事及び防水改修工事は平日授業時間も施工可能とする。ただし、騒音・振動が伴う作業について
は生徒の授業の妨げにならない程度とし、工事内容は契約主管課及び学校と協議の上定めること。
(16)
夏季期間中(7月~9月)、対象室については仮設エアコン(普通教室で3馬力×2台相当)を設置すること。発電機を
設置して稼動させ、各輸送費と燃料代および配線雑費も内訳に見込むこと。 対象室:普通教室 8室(16台)
2.技術的要求事項
(耐震改修工事)
(1) 本工事は、第三者による評価委員会の評価を取得しているため、他工法には変更できない。
(防水改修工事)
(1)
既存防水層等の劣化の程度等を的確に把握し、設計図書と差異があれば具体的な改修方針を作成し、監督職
員の承諾を得ること。
(2)
防水新設部は、工事目的物引渡しの日から、施工及び材料品質に関する10年間の保証年限を記した防水工事
保証書を提出すること。