投 資 の 自 由 化 、 促 進 及 び 保 護 に 関 す る 日 本 国 と ウ ル グ ア イ

投資の自由化、促進及び保護に関する日本国とウ ルグア イ
東方共和国との間の協定の説明書
外
務
省
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二
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特別な手続及び情報の要求……………………………………………………………………………………………………………………
透明性… …… …………………………………………………… …… …… ………………………………………………………… …… ……
適合しない措置…………………………………………………………………………………………………………………………………
経営幹部及び取締役会…………………………………………………………………………………………………………………………
特定措置の履行要 求… …………………………………………………… …… …… …… ……………………………………………………
裁判所の裁判を 受ける権利……………………………………………………………………………………………………………………
その他の義務 …………………………………………………… …… …… …… …………………………………………………… …… ……
待遇に関する最低限度の基 準…………………………………………………………………………………………………………………
最恵 国待遇………………………………………………… …… …… …………………………………………………… …… …… …… ……
内国民待遇………………………………………………………………………………………………………………………………………
適用範囲…………………………………………………………………………………………………………………………………………
定義………………………………………………………………………………………………………………………………………………
協定の内容…………………………………………………………………………………………………………………………………………
協定 締結 の意 義………………………………………………… …… …… …… …………………………………………………… …… ……
協定の成立経緯…………………………………………………………………………………………………………………………………
概説…………………………………………………………………………………………………………………………………………………
三
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二
二
二
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次
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公衆による意 見提 出の 手続……………………………………………… …… …… …………………………………………………… ……
三
目
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腐敗行為の防止に関する措置…………………………………………………………………………………………………………………
三
ページ
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投資家の入国、滞 在及び居 住……………………………………………………… …… …… ………………………………………………
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附属書Ⅲ…………………………………………………………………………………………………………………………………………
附属書Ⅰ 及び 附属書Ⅱ………………………………………… …… …… ………………………………………………………… …… ……
最終規定…………………………………………………………………………………………………………………………………………
見直 し………………………………………………… …… …… ………………………………………………………… …… …… …………
見出し……………………………………………………………………………………………………………………………………………
利益の否認………………………………………………………………………………………………………………………………………
健康、安 全及び環 境に関する措置並びに労働基準……………… …… …… …… …………………………………………………… ……
合同委員会………………………………………………………………………………………………………………………………………
租税 に係る課税措置…………………………………………… …… …… …………………………………………………… …… …… ……
知的財産権………………………………………………………………………………………………………………………………………
一時的なセーフガード措置……………………………………………………………………………………………………………………
一般的例外及び安 全保 障の ための例外……………………………………… …… …… …… ………………………………………………
一方の締約国と他方の締約国 の投資家と の間 の投 資紛争の解決…………………………………… …… …… …… ……………………
両締約国 間の紛争 の解決…………………………………………… …… …… …… …………………………………………………… ……
資金の移転………………………………………………………………………………………………………………………………………
代位 ………………………………………………………………………………………………………………………………………………
争乱から の保護…………………………………………………………………………………………………………………………………
収用及び補償……………………………………………………………………………………………………………………………………
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五
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附属書Ⅳ …………………………………………………………………………………………………………………………………………
協定の実施のための国内措置……………………………………………………………………………………………………………………
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概説
協定の成立経緯
平成二十 四年(二 千十二年)十一月に日本国とウ ルグ アイ 東方共和 国との間で 投 資協定の交渉を 開始するこ とに ついて意 見が一致
し たこ とを 受け 、同 年十 二月 から 両国 間で 交 渉を 行 っ た結 果、 協定案 文に ついて 最 終的 合 意を みるに 至っ たので 、 平成二 十七年(二
千十五年)一月二十六日にモンテビデオにおいて 、 我が 方在ウ ルグア イ田中大使と先方ポ ルト外務大臣代 行と の間でこ の協定の署名
が行われた。
協定締結 の意義
こ の協 定は 、 投 資 の自由 化、促 進 及び保 護に 関 して 包 括的 か つ詳細な 事項を 規 定して い る 。こ の協 定 の 締結 は、 投資 環 境 の整 備を
促すととも に、 両国 間 の投資及び経済関係の更なる緊密化に大い に資する ものと期待される。
協定の 内容
こ の 協 定 は 、 前 文 、 本 文 三 十 一 箇 条 及 び 末 文 並 び に 協 定 の 不 可 分 の一 部 を 成す 附 属 書 か ら 成 り 、 そ の 概 要 は 、 次 の と お りで あ る 。
定義
こ の協定における「投 資財産」、「締約 国の投資 家」、「締約国 の企 業」、「投資活動」、「区域」等について 定義して いる(第
一 条) 。
適用範囲
こ の協定は、一 方 の締約国 が採 用し 、又は 維持する 措置で あって 、他 方 の締約国 の投 資家 及び 当該一 方 の締約国 の区 域内にある他
方 の 締 約 国 の 投 資 家 の 投 資 財 産 等 に 関 す る も の に つ いて 適 用す る こ と 等 を 規 定 して い る ( 第 二 条 ) 。
内国民待遇
一方の締 約国 は、 自国 の区 域内において、投資活動に関し、他方の締約国の投資家 及びその投資財産に対し、 内国 民待遇を与える
旨規定している(第三条)。
最恵国待遇
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二
一 方 の締約国は、自国 の区 域内において 、投 資活 動に 関し 、他 方 の締約国 の投 資家 及びその投 資財産に 対し 、最恵国 待遇を 与え る
旨 規 定 して いる ( 第 四 条 ) 。
待遇に関する最低限度の基準
一 方 の 締 約 国 は 、 自 国 の 区 域 内 に お いて 、 他 方 の 締 約 国 の 投 資 家 の 投 資 財 産 に 対 し 、 公 正 か つ 衡平 な 待 遇 並 び に 十 分 な 保 護 及 び保
障を 含む国際慣習法に基づく待遇を 与える旨規定している( 第五条)。
そ の他 の義 務
一方の締約国は、他方の締約国の投資家等との間の特定の投資財産に関する書面による合意が尊重されることを確保するため、当
該一 方の締約国 の権限 の範囲内で 可能 な全て のこ とを 行う旨 規定して いる(第六条)。
裁判所の裁判を 受ける 権利
一方 の締 約国は、自国 の区 域内において 、裁判所 の裁判を 受け る権 利等に関し、他 方 の締約国 の投 資家に対し、 内国 民待 遇又 は 最
恵 国 待 遇 を 与え る 旨 規定 して い る ( 第 七 条 ) 。
特定措置 の履行要求
いずれの締約国も、自国の区域内におけ る締 約国 又は 第三国の投資家の投資活動に関し、現地調達、技術移転等の特 定措置の履行
要 求を 課し 、又 は 強 制す るこ と がで き な い 旨 規 定 して い る ( 第八 条) 。
経営幹部及び取締役会
いずれの一 方の締約国も、 自国 の企 業で あって 他 方の締約国 の投 資家の投 資財産で あ るも のに 対し、特 定の国籍を 有する自然 人を
経営幹部に任命するこ とを要 求するこ とができ ないこと 等に ついて 規定して いる(第九条)。
適合しない措置
附属書Ⅰ の自 国の表に 記 載する現行 の措置に ついて は 内国民待遇等 の義 務は 適用されないが現状維持義務が課されるこ と 、附 属書
附 属書 Ⅰの 自国 の表 に 記 載す る 現 行 の 措 置を 改 正し 、 若 し く は 修 正す る場 合 又 は 附 属 書 Ⅱ の 自 国 の表 に 記 載 さ れ た 分 野 等に 関す る 新
Ⅱの自国 の表に記 載する分 野 等に ついて は 内国 民待遇等 の義務は適 用されず、 及び現 状 維持 義務 も課されないこ と、一 方の締約国が
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たな若しくは一層制限的な措置を 採用する 場合には、そのような改正若しくは 修正又は 措置 の詳 細な 情 報を 他 方の締約国に 可能な限
り通報すること 等に ついて 規定して いる(第十条)。
透明性
各締約国は、こ の 協定の実施 及 び運 用に 関 連し、又は 影響を 及ぼす 法 令等を 速や かに公表 すること 等に ついて 規 定して い る ( 第十
三
は 国 有 化等 に伴 う 補 償 は 、 公 正な 市 場 価 格 に 相 当 す る も ので なけ れば なら な いこ と 等 に ついて 規 定 して い る 。 ( 第 十 六 条)
正当な法の手続等に従うこ とという条件を満たさない限り、収用又は国有化等を 実施しては なら ない旨規定して いる。また、 収用又
い ず れ の 一 方 の締 約国 も 、 公 共 の 目 的 の た めで あ るこ と 、 無 差 別で ある こ と 、 迅速 、 適 当 か つ 実 効 的 な 補 償 の 支 払 を 伴 う こ と 及び
収用及び補償
自 国 の 関 係 法 令 に 従 い 、 好 意 的 な 考 慮 を 払 う旨 規定 して い る ( 第 十 五 条 ) 。
一 方 の 締 約 国 は 、 投 資活 動 を 行 うこ と を 目 的 と す る 他 方 の 締 約 国 の 国 籍 を 有 す る 自然 人の 入国 、 滞 在 及 び 居 住 に 係る 申 請 に 対 し 、
投資家の入国、滞在及び居住
定 して いる ( 第 十 四 条 ) 。
各締約国は、 自国 の法 令に 従 い、 こ の協 定の 対象 とな る 事 項 に 関 す る 腐 敗 行 為 の防 止 等 の た めに 措 置を とる こ と 等を 確保 す る 旨 規
腐敗行 為 の防 止に 関する 措置
に よる 意 見提出 の た めの 合理 的な 機会を 与え る よう 努 める旨 規 定して い る (第 十三 条) 。
各締約国 は、自国 の関係法令に従い、こ の協定の対象とな る事項に 影響を 及ぼす一 般に適用される規制の設定等をす る前 に、 公衆
公 衆に よる 意 見提出 の 手続
特別な手続を 定める措置を 採用し、又は維持す るこ とを 妨 げるも のと 解 して は なら な いこ と 等に ついて 規 定して いる( 第十二 条)。
第三条(内国 民待 遇) のい かなる 規定も、一 方の締約国が自国 の区 域内にお ける 他方 の締約国 の投 資家に よる投 資活動に関連して
特別な手続及び情報の要求
一条)。
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争乱からの保護
四
一 方の締約国は、 武力 紛争 等に より自国 の区 域内にある投 資財産に関して 損失等を被 った他 方の締約国 の投 資家に対し、 原状回復
益 の保 護等 のた め に 必 要 な 措 置を と るこ と を 妨 げ る も の と 解 して は な ら な い 旨 規 定 して い る ( 第 二 十 二 条 ) 。
こ の協定のいかなる 規定も、 締約国が、 人、 動物 又は 植物 の生命又 は 健 康 の保 護、 公 の秩序 の維持 、自 国の 安全 保 障 上 の重大な 利
一般的例 外及 び安 全保 障のための例 外
合 国 際 商 取 引 法 委 員 会 の 仲裁 規 則 に よる 仲 裁 等 のい ず れ か に 付 託 さ れ るこ と 等 に つ いて 規 定 して い る ( 第二 十 一 条 ) 。
の 間 の投 資 紛 争 の 解 決 に 関 す る 条 約 に よる 仲裁 、投 資紛 争 解 決国 際 セ ン タ ー に 係 る 追 加 的 な 制 度 に つ いて の規 則に よる 仲 裁 、 国 際 連
一 方の締約国と他 方の締約 国の投資 家と の間 の紛争が 協議等に より解決されない 場合 には 、当 該紛争は、国 家と他 の国 家の国 民と
一方 の締約国と他方の締約国の投資家との間の投 資紛争の解決
に 付託すること 等について 規定して いる(第二十条)。
こ の 協 定 の 解 釈 及 び 適 用 に 関 す る 両 締 約 国 間 の 紛 争で あ って 、 外 交 交 渉 に よ って も 満 足 な 調 整 に 至 ら な かっ た も のは 、 仲 裁 委 員 会
両締約国間の紛争の解決
いる(第十九条)。
ある他 方 の締約国 の投 資家 の投 資財 産に 関 連す るも のが 、 遅滞 な く 、 か つ、 自由 に行わ れるこ とを 確 保す るこ と 等に ついて 規 定して
一 方 の 締 約 国 は 、 一 定 の 場 合を 除 く ほ か 、 自 国 の 区 域 に 向 け た 又 は 自 国 の 区 域 か ら の 全て の 資 金 の 移 転 で あ っ て 、 自 国 の 区 域 内 に
資金の移転
る(第十八条)。
自国の投 資家の損害の塡補等を 行った締約国 又は その指定する機関 に よる 当該投 資家 の権 利又 は請 求権 の代 位に ついて 規定して い
代位
遇を 与え るこ と 等に ついて 規 定して いる( 第十七条)。
等 の解決方法に関し、 内国 民待遇又は 最恵 国待 遇のうち 当該他 方の締約国 の投 資家にとって いず れか 有利なも のよりも 不利で ない 待
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一時的なセーフガード措置
いずれの締約国も、国 際収支及び対外支払に関して 重大な困難が生ずる場合又は 資金 の移 転が経済全般の運営に重大な困難をも た
五
一 方の締約国は、 他方 の締 約国 の投 資家で あって 当該他 方の締約国 の企業で ある ものが 第三国 の投 資家に よって 所 有され、又は 支
利益の否認
よ る投 資を 奨 励す るこ とを 差 し 控え る 旨 規 定して い る( 第二 十七 条)。
一 方 の 締 約 国 は 、 健 康 、 安 全 若 し く は 環 境に 関 す る 措 置 の 緩 和 又 は 労 働 基 準 の 引 下 げ を 通 じて 他 方 の 締 約 国 又 は 第 三 国 の 投 資 家 に
健康、安全及び環境に関する措置並びに労働基準
両 締 約 国 は 、こ の 協 定 の 目 的を 達成 す る た め 、 合 同 委 員 会 を 設 置 す る 旨 規 定 して いる ( 第 二 十 六 条 ) 。
合同委員会
置 に つ いて 適 用 す るこ と 等 に ついて 規 定 して い る 。 ( 第二 十 五条 )
抵 触 す る 場 合 に は 、 当 該 租税 条約 が 優 先 す る 旨 規 定 して い る 。 ま た、 第 十 六 条 ( 収 用及 び補 償) の 規 定は 、 全て の 租税 に 係 る 課 税 措
こ の 協 定 のい かな る 規 定も 、 租税 条 約 に 基 づ く 締 約 国 の 権 利 及 び義 務に 影響 を 及ぼ す も ので は な く 、こ の 協 定と 当 該 租税 条約 とが
租税に係る課税措置
なら ない旨 規定して いる。(第二十四条)
国の投資家及びその投資財産に与えている待遇を他方の締約国の投資家及びその投資財産に与えることを義務付けるものと解しては
一 方 の 締 約 国 が 締 結 し て い る 知 的 財 産 権 の 保 護 に 関 す る 多 数 国 間 協定 に つ い て は 、 当 該 一 方 の 締 約 国 が 当 該 多 数 国 間 協 定 に よ り 第 三
締 約国 が締 結 して い る 知 的 財 産 権 の 保 護 に 関 す る 多 数 国 間 協 定に 基 づ く 権 利 及 び 義 務 に 影 響 を 及ぼ す も ので は な い 旨 並 びに いず れ か
両締約国は、知的財産権への十分かつ効果的な保 護を 与え るこ と等について 規定して いる。ま た、この協定 のいかなる規定も、両
知的財産権
規定に基づく義務に 適合 しな い措置を 採用し、又は維持するこ とができ る 旨規 定してい る(第二十三条)。
ら す 場合には、 第三 条( 内国 民 待遇) の規 定に 基づ く 義務で あって 国 境を 越え る 資本取 引に 係る もの 及び 第十 九 条( 資金 の移転) の
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六
配 さ れ 、 か つ、 一 定 の 場合に 該 当 する とき は 、 当 該 他 方 の 締 約 国 の投 資 家 及 び そ の投 資 財 産 に対 し、こ の協 定に よる 利 益を 否 認す る
こ とができ る旨 規定 して いる(第二十 八条)。
見出 し
こ の 協 定 中 の 条 の 見 出 し は 、 引 用上 の便 宜 の た め に の み 付 さ れ た も ので あ って 、こ の 協 定 の解 釈に 影 響 を 及ぼ す も ので は な い 旨 規
取 締役会)に より課される義務に適合しな い措 置に 関し 各締約国が付する留保に ついて 規定して いる (附 属書 Ⅰ及 び附属書 Ⅱ)。 そ
第十条の規定に従い、 第三 条( 内国 民待遇)、 第四条(最恵国 待遇)、 第八条( 特定 措置 の履 行要 求) 及び第九条(経営幹部 及び
附属書I及び附属書Ⅱ
る 。( 第三 十一 条)
終 了 の日 の前に 取 得 さ れ た投 資財 産に 関 して は 、 当 該終 了 の日 から 更に 十 年 の期 間 引き 続き 効力 を 有す るこ と 等に ついて 規 定して い
国 の区 域内において 当該他方の締約国 の関係法令に 従って取 得されたものについて も適用する旨規定して いる 。さらに 、こ の協定の
力を生ずる旨規定している。 また、こ の協定は、一方の締約国の投資家の投資財産であって 、こ の協定の効力発生の前に他方の締約
こ の 協定は、こ の協定の効力発生に 必要な国 内法上の手続 が完 了し た旨を 通 告す る 外交 上 の公 文 の交 換 の日 の後 三十 日目 の日 に 効
最終規定
可 能 な 改 善 の た めこ の 協 定 の 見 直 しを 行う こ と がで き るこ と 等 に つ いて 規 定 して い る ( 第 三 十条 )。
両締約国は、こ の 協定 の効 力発生 の日 の後三年目の年又は 両締約国 が合 意す る他 の年 のいずれか早い方の年において 、投資環境の
見直し
定している(第二十九条)。
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の 概 要 は 、 次 の と お りで ある 。
我が国による留保
農 林 水 産 業 等 、 金 融 業 、 熱 供 給 業 、 情 報 通 信 業 、 製 造 業 、 船 舶 の国 籍 に 関 す る 事 項 、 鉱 業 、 石油 業 、 警 備 業 、 運 輸 業 及 び 上 水 道
業の分野にお いて 、二十二の現行の措置に関する留保を行っている(附属書Ⅰ)。また、全て の分野において 、三の将来の措置
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三
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(公 的企業等の持分等の移転等、指定された企業等にのみ認められている特定の活動及び補助金)に関する留保を行っているほ
か、航空宇宙産業、武 器・ 火薬 産業、エネ ルギー産業、漁業、情報通信業及び土 地取 引に 関する 事項の分野において 、六の将来の
措置に関する留保を行って いる(附属書Ⅱ)。
ウ ルグア イ東方共和 国に よる 留保
漁 業、 通信 、 初 等 教 育 及 び 中 等 教 育 サ ー ビ ス、 高 等 教育 サー ビ ス、 鉱 業 、 鉄 道 輸 送 サ ー ビ ス、 道 路交 通 サ ービ ス、 海上 交 通 サ ー
協定の実施 のための国内措置
こ の協定を実施する ためには 、新たな立法措置及び予算措置を 必要としない。
七
締約 国 は 、 信 用秩 序 の 維持 の た め の 金 融 サ ー ビ ス に関 連す る 措 置を と るこ と を 妨 げら れ な いこ と 等 に つ いて 規定 して い る ( 附 属 書
附属書Ⅳ
収用に係る第十六条の解釈基準等について規定している(附属書Ⅲ)。
附属書Ⅲ
地 上 輸 送 、 財 政 、 通 信 並 び に 農 村 の 財 産 及び 農 業 開 発 の 分 野 に お いて 、 十 の 将 来 の 措 置 に 関す る 留 保 を 行 って い る ( 附 属 書 Ⅱ ) 。
燃料 及び その関連製品の流通サービス、郵便サービス、社会サービ ス、伝統的な行事及び祭典、鉄道輸送及び補助的なサービ ス、
待 遇 を 与え る 措 置 、 国 境保 安地 帯 の 設 立 に 向 け た 措 置 及 び 補 助 金 )に 関 す る 留 保 を 行 って い る ほ か 、 道 路 等 の サ ー ビ ス 及 び 基 盤、
を 与える措置、既存の公的企業において保有される持 分の移転又は処分、二国間又は多数国間の協定に 基づき各国に 対して 異なる
五 の現 行 の 措 置に 関す る留 保 を 行 って い る ( 附 属 書 Ⅰ) 。 ま た、 全て の 分 野 にお いて 、 五 の 将 来 の 措 置 ( 少 数 民 族 に 権 利 又 は 特 恵
ビス及び補助 的なサービス、 航空サービ ス、 航空写 真 サービス及び農業上の運 航サービス並びに金 融サ ービ スの分野において 、 十
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Ⅳ)。
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