Graduate School of Global Studies Seminar (同志社大学グローバル・スタディーズ研究科セミナー) Care as a Politics of the Ordinary 日常の政治としてのケア 講師:Ms. Sandra Laugier サンドラ・ロジェ パリ第一大学教授 フランス国立科学研究センター人文社会科学研究院副学術ディレクター コメンテータ : 岡野 八代 (グローバル・スタディーズ研究科 教授) ロジェ教授は、ケアの倫理がいかに倫理学の前提である人間観を変化させ、 ケア実践がわたしたちの日常生活に根ざした他者との共同の営みであること が政治理解にもたらす意義を論じられてきました。 本セミナーでは、他者をケアすること、他者のニーズを注視するという営みが いかに現在の政治を変革する力をもっているかについて論じて頂きます。 コメンテータの岡野は、同じくアメリカでケアの倫理に大きく影響され、ケアの 倫理から正議論を根底から見直そうとしたアイリス・ヤングの『正義への責任』 (岩波書店、2014年) の共訳者として、ケアの倫理と政治との関係について 解説をします。 Date: 20th March (Friday) 講演は英語で行われます(通訳なし) The lecture will be conducted in English Time: 15:00-18:00 Place: SKB11 (Shiko-Kan building) No reservation required 同志社大学グローバル・スタディーズ研究科 tel. 075-251-3930 e-mail: [email protected]
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