営農速報 (畑作:小麦編) 平成27年2月27日発行 融雪促進と排水対策を! 2月25日現在の積雪量は、岩見沢で64cm(平年95cm)、美唄では 53cm(平年89cm)であり、3月の気温は平年より高く、降水量は平年 並みと予想されており、平年より早く融雪が進みそうです。 また、2月25日に、当地域での積雪下の秋まき小麦を調査したところ、 雪腐病の発生は見られませんでしたが、氷の層が複数確認されています。 今年は早くから排水対策を行いましょう。 1 融雪材の散布に努めましょう ★散布適期 ★時期のめやす ★留意点 平均気温が-3℃以上続くようになった頃 3月上旬 天気が良い日で風の弱い朝に行う。 日陰や吹きだまりを重点的に! ★主な資材と散布量 資 材 名 10a当たりの散布量 融雪炭カル 備 考 pHが低いほ場に有効 防散融雪炭カル 40~60㎏ 融雪アッシュ ※散布後 20cm 以上新雪が積った場合、再散布を行いましょう。 **作業をするときは、防塵メガネやマスクを装着しましょう** 2 停滞水の排除を行いましょう 停滞水や耕盤層があるほ場では、湿害が懸念されます。 雪上心破や「畦切り」、「溝切り」により排水対策を行いましょう。 今年は、雪の下に融雪水が停滞することも考えられます。ほ場をよく 確認して、排水を促進し、ほ場を速やかに乾燥させましょう。 空知農業改良普及センタ- TEL 0126-23-2900 FAX 0126-22-2838 E-mail [email protected]
© Copyright 2024 ExpyDoc