特許法施行令の一部改正案 1.議決主文(案) 特許法施行令の一部改正令案を別紙のとおり議決する。 2.提案の理由 開放型又は公募職位に指定された審査課長を任用するため、審査課長が備えなければな らない要件である審査官を開放型又は公募職位に指定することができるようにその根拠を 設ける他、高齢者社会への進入に伴って増加している高齢者による出願及び審査結果を長 期間待つことができない難病患者による出願に対して迅速な審査サービスを提供する一方、 国民の安全確保に向けた安全技術に対する出願を優先審査対象に含む等、現行制度を運営 する上で表れた一部の不備を改善・補完することを目的とする。 3.主な内容 イ.開放型又は公募職位である審査官資格の設定(案第 8 条第 1 項のただし書き新設) 開放型又は公募職位の審査課長を任用するために審査課長が備えなければならない要件 である審査官について、 「国家公務員法」に基づく開放型又は公募職位として指定するこ とができる根拠を設ける。 ロ.優先審査の対象に高齢者・難病患者による出願及び安全関連技術を包含(案第 9 条第 12 号及び第 13 号新設) 迅速な審査サービスを提供するための優先審査対象に 65 歳以上の高齢者及び難病患者に よる出願と人間の生命及び身体の安全を確保するための技術と直接係わっている出願も 含まれるようにその範囲を拡大する。 4.主な討議課題 なし 5.参考事項 イ.関係法令 :省略 ロ.予算措置 :別途措置は不要 ハ.合意 :人事革新処と合意済み 二.その他 :1)新・旧条文比較表、別添 2)立法予告(9999.12.31.~12.31.)結果、特記事項なし 3)行政規制:規制改革委員会と協議の結果、異見なし ‐規制新設・廃止等、なし
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