第 3 部 はじめての本格プロジェクション・マッピング 第 7章 本格プロジェクション・ マッピング実験の準備 ダウンロード・データあります はじめての立体物投影 土井 伸洋 無地のティーポット ラーメン柄を投影できる (a)ティーポットへの投影 元の画像 ひずませた画像を投影することで,物体に 貼り付けたかのように見せられる ラーメン柄を投影できる 射影変換 (ホモグラフィ) 無地の食器 図 1 射影変換を使うと正面から投影した画像を斜めに見せたり 斜めから投影した画像を正面から見せたりできる (b)食器への投影 写真 1 実験(第 7 章〜第 9 章)でやること:立体物に画像を投影 してみる…従来のディスプレイを超えたことができる! 本章からは,平面だけではなく,さまざまな立体物 に画像や映像を貼り付けて投影する「プロジェクショ ン・マッピング」に挑戦します. 複数枚の画像に対してそれぞれ射影変換(図 1)とい 68 う幾何変換を適用し,画像をひずませて投影すること で,画像が立体物に貼り付いて見えるような処理を実 現します(写真 1) . 実験では,最小構成のプロジェクション・マッピン グ・プログラムを作成し,処理やしくみをステップ・ バイ・ステップで解説します. まずはじめにプログラムの内部で生成した四角形を 本章で作成したプログラムのソース・コードは,次のURLからダウンロードできます. http://www.cqpub.co.jp/interface/download/contents.htm 実行方法は同梱のreadmeをご確認ください. 2015 年 5 月号
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