東京湾口航路調査船「べいさーち」の命名・進水式について

東京湾口航路調査船「べいさーち」の命名・進水式について
1月27日(火)、新潟造船(株)新潟工場にて航路調査船「べいさーち」の命名・進水式が行われました。
【船の目的】
本船は、平成27年度に国土交通省関東地方整備局東京湾口航路事務所に配備され、主たる業務として東京湾の航
路測量や海上パトロールを実施します。また、災害時は、航路啓開のための測量や被災地への人員及び物資の搬送等
の支援活動を行います。
【船名の由来】
船名は、同じ東京湾内を広域的に稼働する「べいくりん」(清掃兼油回収船)の船名選定の由来を踏襲し、「べいさーち」
と命名しました。なお、「べい」は東京湾内を広域的に稼働することから湾内=bayを意味しており、「さーち」は主たる業務
である航路調査=searchからイメージしたものです。また、「べいくりん」同様にひらがな表記として親しみを感じさせる名
称としました。
【基本スペック】
総トン数
全長
幅
船質
航行区域
最大搭載人員
主機関
最大速力
主要搭載機器
: 約77トン
: 28m
: 6m
: 主船体:鋼、上部構造物:耐食アルミニウム
: 沿海区域
: 21名(船員3名、旅客12名、その他6名)
: 1109kW、2373rpm 2基
: 23ノット
: ナローマルチ、監視カメラ、船舶自動識別装置(AIS)、放水銃、クレーン(約1t吊)、電光掲示板
【今後の予定】
今後、内装工事、海上試運転等を行い、4月 1日から就航する予定です。
船舶側面図
(航路調査船「べいさーち」)
(記念撮影)