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糖代謝UP
血流UP
・ 卵の発育
・ 着床
ビタミン B1
×
アリシン
さらに絞って少しPCO気味や重度のPCOの人にオススメするのは、
「レバニラ炒め」
それが何でカラダにいいのか?を書きます。
レバニラは、中国語で「韮菜牛肝」「韮菜鶏肝」「韮菜猪肝」
牛のレバー、鳥のレバー、豚のレバーの3種類がありますが、
絶対に牛のレバーをオススメします。牛の肝臓。美味いし、効率が一番いいから。
レバーは、皆さんもご存知のとおり、ビタミンAが入っています。
鉄分と葉酸が多く含まれて赤血球の形成を再生をするビタミンB12 や
鉄の吸収を助けるビタミンCを含んでいるので、
貧血の予防になるのはいうまでもないです。
レバーの良質なたんぱく質は、肝細胞を再生し、
肝臓のメインの仕事であるたんぱく質代謝や脂肪代謝を促してくれます。
だからレバーそのものが肝臓病の治療食になります。
もちろん、毎日のよう食べると過剰摂取になってしまうし、妊娠をしたらセーブしな
ければならない動物性ビタミンAでもありますが
妊活中は、胎のうが確認できる位までは、積極的に摂取して頂いた方がいいと思います。
レバーは、また、ビタミンB1がしっかりと入っていることが、
PCOに限らず
PCOの方などにはいいと理由としては
着床を求める方は
ビタミンB1が糖代謝と深く関連があるからです。
積極的にビタミンB1を
糖代謝とは、糖がエネルギーに変換されることです。
摂取しましょう。
受精卵が、しっかり着床する為にはこの糖代謝が絶対に必要であり、
卵管の中で胚盤胞になる直前にも糖代謝が必要になります。
卵管は過度の緊張やストレスの影響(交感神経の優位)を受けやすい臓器
なので、血流が滞りがちになるので糖代謝をあげる為にもリラックスをして下さい。
つまり、糖をエネルギーに変換される「糖代謝が弱い」PCOの方や、
排卵して高温期になるのに日数がかかる人もその傾向があると思います。
つまり、PCO患者さんのように肝機能が弱い方には、
このレバー(ビタミンB1)とニラ(アリシン)の組合せが非常にいい。
ビタミンB1は非常にやっかいな成分であり、体内の吸収が困難であり、
ニラなどの匂いのキツイ(=アリシンの成分のせい)緑黄色野菜と一緒に摂取すると
◆レバーの「ビタミンB1」のカラダへの吸収を高めてくれる上、
レバーの匂いをアリシンがかき消してくれる組合せです。
話はかわりますが、肝臓が弱いPCOの方が焼き鳥屋で、焼き鳥を注文する時も・・・
焼き鳥(串)×にんにく焼き串とか、焼き鳥(串)×ねぎ焼き単品(串)とかの
組合せが肝臓にいいです。
【参考:B1が多く含まれている食材】100gあたりの含有量
豚肉やハム、うなぎ、玄米等に多く含まれています。
豚ヒレ肉 0.98 生ハム 0.92 ボンレスハム 0.9 焼き豚 0.85 うなぎ 0.75
たらこ 0.77 昆布 0.8 大豆 0.83 豚レバー0.34 牛レバー0.22 青のり 0.89
にんにくも、ねぎも、今回のニラもすべて緑黄色野菜である匂いがきつい
「アリシン」がしっかり含まれているからです。
香りの成分アリシンの効用としては上記にあげた「ビタミンB1の吸収率UP」の他に
①
抗血栓
(着床後は血流が落ちる為に、血が固まりやすくなるのを避ける)
②
発ガン抑制(活性酸素の影響から細胞を守る)
③
抗酸化作用(上記と同じだが、血流改善の元になるNO※を活性酸素から守る)
※
NOとは一酸化窒素のことで、血管の拡張作用で血流改善になる
たたでさえ、肝機能が悪く
カラダの中の肝臓で酵素がうまく作るのが苦手な
PCOの方は・・こうした食の組合せを知っているといいと思います。