<受講済み>講義内容 <特別>講義内容

2015年3⽉
グローバルCBとNISA
グローバルCB
今回のテーマ:
今回のテーマ:
「投資ゼミナール」へようこそ!
ここでは、投資に関する基本的なテーマを題材として、やさしく解説しています。
昨年、5回に分けて「グローバルCB」の講義を⾏いましたが、今回はその続きとし
て「グローバルCBとNISA」を取り上げます。
<受講済み>講義内容
【1限目】CB(転換社債)の特徴
【2限目】CB(転換社債)の値動き
【3限目】様々な市場環境に適した全天候型
【4限目】新規発行が増加するグローバルCB
【5限目】グローバルCBで長期分散投資
<特別>講義内容
【1限目】NISAを有効活用するには?
【2限目】グローバルCBはNISAにもピッタリ!
NISA
「NISA」とは、2014年1月にスタートした少額投資
非課税制度の愛称です。
NISA口座を開設して公募株式投資信託・上場株式
等を購入すると、本来20%課税される配当所得・譲
渡所得等が非課税となります。
当資料はUBS グローバル・アセット・マネジメント株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、
金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いについては最終
ページをご覧ください。
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ご参考資料
【特別講義1限目】
NISAを
するには?
NISAの特徴(特に2つの特徴)を把握し、
NISAに適した投資の条件を理解しましょう。
 NISAがスタートしてから1年間で820万⼈余りが⼝座を開設し、投資額は3兆円近
くに上ることが⾦融庁のまとめで分かりました。2020年における政府⽬標の
1,500万⼝座、25兆円に向けては、利⽤者のすそ野拡⼤や開設した⼝座の稼動率
引き上げなどの課題はありますが、NISAへの関⼼は確実に⾼まってきていると考
えられます。
 また、政府は制度の更なる拡充を図るべく2015年度の税制改正⼤網にジュニア
NISAの導⼊や年間投資額上限(⾮課税枠)拡⼤を盛り込んでいます。こうした施
策により、今後NISAを通じた投資がさらに拡⼤することが期待されます。
NISAの概要と投資のポイント
非課税対象
非課税投資額
株式投資信託・
上場株式等の
配当所得・譲渡所得
毎年100万円までの
新規投資が可能
(最大で500万円)
非課税期間
対象者
日本に住む20歳以上の方*
最長5年間
*口座開設年の1月1日において20歳
以上
<NISA投資で気をつけること>
<NISAに適した投資>
十分な利益が上げられなければ、非課税
メリットは小さい。また、売却時に損がでた
場合、他口座の利益との損益通算はでき
ない
一定以上のリターンが期待できること
損益が大きくマイナスにはなりにくいこと
非課税期間中にファンドを途中売却した場
合、売却した分の投資枠の再利用は不可
のため、一度決めた投資内容を変更でき
ない。
市場環境の変化に適応力があること
※上記は2015年2月末時点における法令その他情報に基づき作成しており、今後の改訂等により取扱が変更となる可能性があります。
当資料はUBS グローバル・アセット・マネジメント株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、
金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いについては最終
ページをご覧ください。
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ご参考資料
【特別講義2限目】
グローバルCBは
にもぴったり!
株価上昇局面での収益性、
下落局面では下値抵抗力(負けにくい)
がNISAに有効
各資産のパフォーマンス
(1993年12月末~2015年2月末、月次)
500
グローバルCB
先進国株式
先進国国債
400
債券への投資では、株式に⽐べて安定
したリターンが期待できますが、世界的
な低⾦利という状況もあって⾼いリター
ンは期待しにくくなっています。⼀⽅、
株式への投資では⾼いリターンが期待で
きる半⾯、損失を被るリスクも⾼くなり
ます。CBは株式の収益性と債券の安定性
を兼ね備えています。
グローバルCBの過去約21年間の推移を
⾒ると先進国株式に⽐べて値動きを抑え
つつ、先進国国債を⼤きく上回り、先進
国株式とほぼ同じ⽔準のリターンをあげ
ています。
また、CBの特性は投資期間が⻑くなる
ほど発揮されると考えられます。
過去のリターンを株価上昇局⾯と株価
下落局⾯の投資期間別で⾒ると、上昇局
⾯では期間が⻑くなるほど株式への追随
率が⾼くなり、下落局⾯では、3年以上で
グローバルCBのリターンはプラスになっ
ています。
このようにグローバルCBは、株価上昇
局⾯では、株式に追随して相応の収益性
が期待でき、株価下落局⾯では、下値抵
抗⼒(負けにくい)という性質から、
NISAに適した投資の条件を満たしている
と⾔えます。
株式とほぼ同じ
リターン水準
300
200
100
株式に比べて
下げは緩やか
※1993年12月末を100として指数化
0
93/12
98/12
03/12
08/12
13/12
※グローバルCB:トムソン・ロイター・グローバル・バニラ・CB・インデックス、
先進国株式:MSCI ワールド・インデックス(配当込み)、先進国国債:シ
ティ世界国債インデックスAll Maturities、米ドルベース
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成
株価の上昇・下落局面におけるリターン
(1993年12月末~2015年2月末)
株価上昇局面
(%)
20
15
13.7
13.1
10.2
10
株価下落局面
17.8
9.1 8.9
期間が長いほど
下値抵抗力が高い
4.2
5
1.4
0
-5
期間が長いほど
株式への追随率が高い
-10
-15
-20
-1.7
-6.5
-7.7
先進国株式の平均リターン
グローバルCBの平均リターン -16.7
1年間
3年間
5年間
1年間
3年間
5年間
※株価上昇局面、下落局面は、先進国株式の各期間のリターンを基に抽出
※グローバルCB:トムソン・ロイター・グローバル・バニラ・CB・インデックス、
先進国株式:MSCI ワールド・インデックス(配当込み)、米ドルベース
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成
※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
当資料はUBS グローバル・アセット・マネジメント株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、
金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いについては最終
ページをご覧ください。
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ご参考資料
【特別講義2限目】
グローバルCBは
にもぴったり!
市場環境の変化に適応力のある
全天候型資産だからNISAに有効
多くの⼈は投資を始めるとき、今後の市場環境を想定して投資対象などを決定し
ますが、将来の予測は投資のプロでも難しいもの。投資を始めたあとで想定してい
なかったことが起こり、内容を変更したくなることはよくあります。
CBは、好景気による株価上昇局⾯では、株式の性質からCB価格の値上がりが期待
でき、逆に、不景気による株価下落局⾯では、債券としての性質からCBの価格の下
値抵抗⼒が期待できますので市場環境の変化に対して適応⼒があるといえます。
したがってグローバルCBなら市場環境の変化によらず、⻑く保有することができ、
NISAのメリットを最⼤限活かすことが期待できます。
市場環境とCBの特徴の変化のイメージ
不景気
株価上昇
好景気
CBは、市場環境の
変化に強い全天候
型の資産と言えま
す!
債券としての特徴が強くなり
株価連動性が低くなる
「下値抵抗力」
転換価格
株式としての特徴が強くなり
株価連動性が高くなる
「値上がり期待」
株価下落
株価連動性低い
株価連動性高い
※上記は例示をもって理解を深めていただくことを目的としたイメージ図であり、必ず上記のような動きになることを示唆、保証するものではありません。
※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
当資料はUBS グローバル・アセット・マネジメント株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、
金融商品取引法に基づく開示書類ではなく、証券取引の勧誘を目的としたものでもありません。当資料のお取扱いについては最終
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ご参考資料
【 ご留意事項 】
●当資料はUBS グローバル・アセット・マネジメント株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメント
が投資判断の参考となる情報提供を目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではあ
りません。
●ご購入のお申込みの際は最新の投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断
ください。
●投資信託は値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクを伴います。)に投資しますので基準価
額は変動します。したがって、投資元本や利回りが保証されるものではありません。ファンドの運用による損益
は全て投資者の皆様に帰属します。
●投資信託は預貯金や保険契約とは異なり預金保険機構および保険契約者保護機構等の保護の対象ではあり
ません。また、証券会社以外でご購入いただいた場合は、投資者保護基金の保護の対象ではありません。
●当資料は信頼できると判断した各種情報等に基づき作成していますが、その正確性、完全性を保証するもので
はありません。また、今後予告なく変更される場合があります。
●当資料中の図表、数値、その他データについては、過去のデータに基づき作成したものであり、将来の成果を示
唆あるいは保証するものではありません。
● 当資料で使用している各指数に関する著作権等の知的財産権、その他の一切の権利はそれぞれの指数の開
発元もしくは公表元に帰属します。
当資料はUBS グローバル・アセット・マネジメント株式会社の情報を基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、
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