CHEMOTHERAPY 766 Clindamycinの 体 液 中 濃 度 測 定 法,感 金 沢 JUNE1969 受 性 デ ィス ク法 な ら び に 臨 床 経 験 裕 ・倉 又 利 夫 新 潟鉄道病院 Lincomycinの 新i誘 導 体Clindamycinに つ い て の,臨 床 検 査 と して の体 液 中 濃 度 測 定 法 、 デ ィス ク に よ る感 受 性 測 定 法 に つ い て 検 討 し,臨 床 的 治 療 効 果 に つ い て も多 感 度 の よい 成 績 が え られ た の で,以 下 の実 験 は培 地pH を7.8に 調 製 して実 験 を進 め た。 サ ン プルpHの 影 響:サ ン プ ルのpHを7.8,7.4, 7・0,6・4に 調 製 して 阻 止 円 を計 測 す る と,Fig.2の 少 の 経 験 を 重 ね た の で 報 告 す る。 に,ア 1・ 体 液 中 濃 度 測 定 法 ル カ リ側,す な わ ちpH7・8で 績 が え られ た の で,以 私 ど もが す で に 各 種 の 化 学 療 法 剤 の体 液 中濃 度測 定 法 と して,た び た び 報 告 した 薄 層 カ ヅブ法(宮 村)1・2)を適 酸Bufferで 下 サ ン プル もpH7・8のM/15燐 希 釈 調 製 して 実 験 を 行 な つ た 。 薬 剤 濃 度 と阻 止 円 の関 係:血 清 に 標 準 力 価 のClindamycinを 用 した。 含 有 させ て 本 法 を 行 な つ た 。Fig.3に うに8・0∼O・031μ9/mlの IL実 検定菌 験 方 法 私 ど も2)が 分 離 し,Lincomycinの 検定菌 と reSiStantstrain>を 用 い た。 式 に よつ て 未 知 濃 度 を 推 定 す る こ と が で き る わ け で あ る。 薬 剤 投 与時 の 体 液 中 濃 度 測 定 成 績=300mg服 滅 菌 水に24時 間 培 養菌 苔1白 培 地=普 通 寒 天 培 地 。pH7.8に 調製。 検 定 平 板 作 製:溶 解 して50℃ 培 地 に,検 定 菌 浮 游 液 を1%に 血 清 中 濃 度,4名 tionzoneintheth量n4ayercylinder_plate 加 えて 混 和 し,水 平 に お method 麟 Te吻 で 希 釈 した。 」 血清 の標 準 サ ン プル は 化学 療 法 剤 の 投 与 を 漿)で 検 体 と同 様 に して 調 製 希釈系列をつ くつ た 。 培 養:寒 天 平 板 上 に カ リブを 立 て,標 準 な らび に 被 検 体 を満 た し,冷 所 に4時 間 放 置 した の ち37℃ に培 養 す P仔78邸!t「5phespんate 勧κ ¢ρ 砂e25 `罵._醐 厭 ノre 0.5mmま 晦餓 超,、 駅2 耐5伽 〆ε・pij7,e 〃z5助05助4た わuffer 〃 る。 濃 度 測 定:あ 綴;、、 岬 0 2 し,8,2,e-s,0」25,0・031μ9!m1の4倍 鷹驚 〆e;Serum(f:4in 卸 も20倍 程 度 に 同 様Bu脹}r 0 0 ヨ ヨ ( 匙S ぎ禽 § 馨 ・ 蓬 、 毒 鴨 §の q 標 準 な ら び に 被 検 体 の 調 製:血 清 はpH7.8のM/l5 7es亡3餌 // 忽ε伽 厨 ぴsed・ε顔sitivtydisc(Mα1`SiedMue`tep。 らわ れ た阻 止 円直 径 を 直 角2方 向 か ら e25 _._L.講_L_.L..s..A_u_Lt__一.- 轍一 一 一 一 匡_匡.『 」一轟」_属L_ ωC encent■atie〃()Pt"/mg) i.o で 測 定 し,そ の平 均 値 を 求 め る。 半 対 数 方 眼 Diameterofinhibit三 紙 上 に 標 準 サ ンプ ル の測 定 値 の座 標 を と り,標 準 曲線 を COncentration pH7.8buffer 画 き,そ の上 に被 検体 の阻 止 円 の大 い さ に相 当 す る 濃度 を 求 め て 被 検 体 濃 度 とす る。 III・ 実 培 地 のpHの に 調 製 し て,阻 Fig.1に /// つ 分 注 す る。 うけ て い ない 人 の血 清(血 間 後 で2・8∼4.OPtg/mlで, Fig.1EffectofpHofagaronthediameterofillhibi- 前後に保つた上記寒 天 かれ た 底 の 平 らな 規 格 型 ペ トリ皿 に5m1ず に 希 釈,尿 用後の に つ い て 測 定 した成 績 は,F{9.4の うに ・そ の ピー クは1∼4時 金 耳 を 均 等 に 浮 游 して 調 製 した 。 燐i酸Bufferで4倍 示 す よ 間 には ほぼ 直 線 関 係 が 成 立す る こ とが み とめ られ た 。 した が つ て通 常 の カ ヅプ法 の方 して 用 い たStaplCrlecoccorsePiderinidisER-2(Erythr◎mycin 検 定 菌 浮 游 液:2m1の よう 最 も感 度 の よい成 影 響:培 験 成 績 地 のpHを7.8,7.4,7.0,6.4 止 円 の大 い さ に及 ほ す 影 響 を 観 察 した。 示 す よ うに,ア ル カ リ側 で阻 止 円 が大 き く測定 〇nzone* Serum(1:4in pH7.8buffer) 8 43.3 42.5 2 38.2 36.3 0.5 32.5 30.5 0.125 26.7 24.7 0.031 20.4 18.3 *averageof4Plates よ CHEMOTHERAPY VO1」.17NO.5 767 Fig.4Bloodlevelfbllowingsingleoraladministration Fig.2EffectofpHofsamplecnthediameterof inhibitionzone VoIunteer:A78♀45kgC16656kg MedlumusedlSensitivitydiscag包ra(寿us匙ed B50δ64kgD62648kg toapHof7.8 5椥 ㈱ 卿 Testsample:M/15phosphatebuffer 室 垂 § § t3。 〃3 冬05F ぎ δ §書 o 増 亡`ρn 月oursoSt¢rad【min`5亡 1勿 爲 2468 一 Fig・5Urinaryconcentrationandurinaryrecovery followingsingleoraladministrationof300mg 60り6ε η如 ま聯 clindamycin ピ) F五g.3Relatlonbetweenconcentrationofclindamycin anddiameterofinhibiti◎nz◎neinthethinlayercylinder-p1盆temeth◎d 」 紹 (健S 嚇ミ N零僑、 熟華 偽へ心嚇 §ミQ 〃 〃 〃 ail6 0%6吻1筑 〃7ρ%の) か ら天 下 り式 に臨 床 家 に お しつ け られ るべ き も ので は な く,適 当 に規 定 され た実 験 条 件 で のMICを 10時 間 に わ た りO.28μ9/ml以 Lincomycin500mg服 上 の濃 度 が証 明 され た。 用 と の ク ロ ス オ ー バ3名 て も そ の ピ ー ク,1.3∼1.7μ9/m1よ mycinが り も い ず れ もClinda- とが,臨 床 的感 受 性 検 査 の 目的 と考 え られ る。 私 ど も2∼5) は単 一 デxス ク(Singledisc)を して きた。 今 回 はClindamycinに よ うに,500mg服 ー ク最 高54∼280μ9/mlで ,24時 用 後 の 濃度 ピ 間 の 回 収 率 は16∼ V・ 実 培 地:つ テ ィス ク法 に よ る感 受 性測 定 法 ど の よ うに 新 し く出 現 した 薬 剤 の 材 料 ぎ の よ うな 組 成 の 粉 末 寒 天 培 地(感 HeartinfUslon Casaminoacid 臨 床 的感 性,耐 性 に 相 当す る最 小 発育 阻 止 濃度(MIC)の Starch 基 準 は全 く不 明 で,多 Glucose くの起 因 菌 に つい て のMICと 験 ス ク 用 培 地)3・4・5>を 用 い た。 つ ぎに 臨 床 検 査 と して の 感 受 性 デ ・ス ク法 に 検 討 を 加 えた。Clindamycinな つ い て も本 法 が適 用 さ れ るか に つ い て 検 討 した。 あ つ た。 IV・ 用 い る定 量 測定 を ふ く め て,化 学 療 法 剤 の感 受 性 測定 法 につ い て た び た び報 告 高 い成 績 であ つ た。 尿 中 排 泄 はFig.5の 20%で につい 検定す るこ 薬 剤 投与 に よ る臨 床 効 果 の集 計 の上 に,将 来 定 め られ るべ L-Tryptophane き もので あ り,必 ず しも根 拠 の 明 ら か でな い 薬 剤 量 を含 L--Cystine 有 す るデ ィス クに よ り+,一 Biotine な ど の成 績 のみ が 検 査 室 300ml l6.59 1.59 29 0.059 0.059 0.000005g 受性デ ・ 一い i l = 一も。 ..・聰 転 ー1幽- }■幽I 幽﹂幽 ⋮ 霧,雀 ⋮整 `藍 `整 霧,`5 I11 ﹂ー = } 1 阜 陰 一〇槻 国 ``⋮ ー韮艦 聖p■355⋮ー8,2p﹂蓬 ー ℃9p邑き ⋮ ● ﹂■﹂8 鳴 ﹂聖■■` 1 , 一〇 幽 ⇒須 ン嫉一縄 りー 一 (} 槻 廓O⇔㌦10冨 ー`- 幽 垂5 1 ⋮ ーL ⋮ ﹂塞5崖 壼塵壼艦 I﹂■﹂﹂ 國﹂= ■{ lI幽 I 監幽監ー}聖・ ●﹂`⋮ ` → ー﹂ 韮 ﹂i 1﹂P﹂崖 崖1 {` ー⋮ り 酔 ■ 1 ーー 聖■﹂ ■■ 1 。 ● ● ー﹄■、ー﹄﹄﹄1 ﹄Pρ 19p 凶﹂﹂1 ■■5 ﹂﹂ ■ 5 輝 ﹂ ■ ー垂 oo } ▼ }} ー { 韮 ひ,露 蓬 ﹂幽 欄 欄( } 圃 ㈲ ◎ 馬 ¶ . 艦 ◆ ﹂ーー ー﹂9Lf O﹁いいト9 ﹁ ⑦ ー 7ー ; ー I lP■■,P P堕 ﹄⋮ 7 韮 - ーー 1 雀⋮ ー-婁-.ーーー ⋮⋮ε ⋮ 筆 ⋮ 7 `; ⋮ ﹁ 一 一 一 一 幅ー. ー り ⋮ : ー: 押 ー ⋮ ⋮ 筆" 団 隔 080U占} O O欄M悼 ● 一 ⋮ 一 ー 一1 ⋮ 1 嘩ー i ー ] 塵 `I1 1 ◎鴨ζ 同O 菅 ' ー ー ー ⋮ ⋮ ﹁π り 夢夢ーi 一 り .-,藷 ⋮ ー ﹂ ド ー- G O CO¢0①矧 ⋮ ﹁柑州 二 i i :⋮ ︹} 08 ﹁ ー ' ーけ⋮ l -↑⋮ i: i i ,i 1 O.禰ψ圃 ・ 覆 ぎ 闘 )ミ 讐 祠 } 0'博Nα い ン自 6﹃ooお 僧コ尻ヨ ω oヨ ℃ざ 団oユ 8 叫 60纈舞 ﹃`6鼠コαQ 円濃 噌①縮 凶 o昌 ︼一 52 四コ鳥 仲げ①マ も。o鵠甑二く凶件 8 切 勲σq臥 5。簡酔o目昌低鱒ヨ 蛍6凶 " ㊦x唱場舘 m①傷 頃 謬 齢①蟹 房 一鋤 しー﹂,⋮ー 一 .縞欄 も。7Φ①℃ ぴ一 〇〇ユ l 哨断 αq・ O Z ρ o門 匿墜 ぎ 髄 ﹂臨=.! 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(ニハ '開 …蓼 ↓ ﹄周も﹁ 昏 隔ミ壽 博鴨こ鍵二静 晶蔚 岡500信一⊆ヨ 1 「 葬 戸〃備 弔,r,t、 il 1-一 一 一 一 一←4 1 i 1 咽閣冒押 叩 解}騨 晶____、_{ 騨 } 」一一一聯 榊_"_騨 1-… 一 開辮 糊" 幽,,二_ 、》鵬冒一 … 適} ii . ・ 一 』…一' oi●一 {■ {"r 圏 一-・ ・ →,→ 菅 警 凸pLpA㎜ 「 -en 富N診 」-1か JUNE190v CHEMOTHERAPY 768 CHEMOTHERAPY VOL.17NO.5 769 を 淋菌,ヘ TablelIn月uenceof5%sheepbloodontheMICs モ ブ イル ス,レ ンサ 球薗,肺 炎 球 菌 な どは そ ofclindamycinobtainedbythe2-fbld の1滴(0・03ml程 agard{1utionmethod 20個 程 度 の 小 ガ ラ ス玉 をゆ り うこか して均 等 に拡 げ る。 Basalmedium:Modi負edMu肌LER-HiNToN 度 〉を1枚 この 際 の 接 種 菌 量 は,前 の 寒天 平 板 上 に お と し, 者 で はcm2当 り103∼104程 (Sens五tivitydisc)agarpH7.4 度,後 5妙 41 9 掴 戸0 りん ー Strainemployed: 妙lo`o``usaureus 〃epidermidis α一Hemolytic5〃 ψ`o`o``ゴ Esch〃i`hia`oli Tota1 度 の こ とが た しか め られ てい る。 デ ィス ク を おい て ただ ちに 培 養 し,16時 間 後に 阻 止 円直 径 を計 測(簡 易 法)。 リム 戸◎ EnterOCO`ci 者 で は104・v105程 寒 天 平 板cm2当 して,3∼4時 50 り106∼107程 度 に 濃 厚 に 菌 を接 種 間 で阻 止 円 の 出 現 した 場 合,5∼6時 間で 阻 止 円 の 出現 した 場 合に 分 け て 判 定 す る(迅 速 法)。 RatioofMICNumberofdata 儲 簡 易 法 の1/10程 譜 て,16時 論)obtained 度 に菌 を接 種 し,28℃ 間 で阻 止 円 が 出現 せ ず,24時 程 度 で培 養 し 間 以 内 で阻 止 円 の 出現 した菌 株 に つ い て のみ 阻 止 円 を計 測 す る(遅 延 判 定)。 AZ 4 2 1 1/2 1!4 鍵J 4 デ ィス ク薬 剤含 有 量;Clindamycinの 臨床白 勺耐 性下 限 QJ と して 普通 量 投 与 時 の 尿 中 濃 度 の下 限 で あ る100∼50 μ9/m1程 度 のMICの 菌 に 対 して 阻 止 円 を 生ず る の が 適 当 と考 え られ る。20,30,50μ9のClindamycin含 Geometricalmean≒0.97 デ ィス ク(直 径8mm)の し,30μ9含 Agar15g 有 デ ィス クが こ の 目的 に か な うとい う成 績 が 予 備 実験 で え られ た の で,以 Distilledwater1,000】ml 有 阻 止 円 出 現 の 境 界濃 度 を 検 討 下30μ9含 有 デ ィス ク を用 い るこ とに した 。 pH7.3∼7.4NaC1濃 5%血 度0.8% 阻止円の計測 液 添 加 また は 非 添 加 上 述 の そ れ ぞ れ の方 法 に よつ て現 わ れ た 阻 止 円 直 径 を 直 角2方 供 試 菌 株 二Fig・6に 示 す よ うに臨 床 検 査 の対 象 に な る こ と が 多 い と 考 え ら れ る19種109株 を用 い た 。 向か ら計 測 し,平 均 値 を 求 め た 。 また,迅 速 法 で は,4時 間 以 内 に 肉眼 的 に充 分 な 阻 止 円 の 現 わ れ た 場 合 と6時 間 以 内 の場 合 の2つ の グル ー VI.実 プに 分 け て 阻 止 円 直 径 を 計 測 した 。 験 方 法 な らび に実 験 成 績 標 準 曲線 の 調 製:普 通 法 は6回,迅 希 釈法 に よ るMIC値 測 定:Clindamycinの2倍 系列(400,200,100,50,… 回 に 分 け て 実 施 し,そ れ ぞ れ の 菌 種 の 阻 止 門 直 径 の平 均 … μ9/ml)濃 度 含有 の 寒 天 平 値 を 求 め た 。 つ い で 半 対 数 方眼 紙 上 に 阻 止 円 直 径 を整 数 板培 地上 に発 育 が よ く コ ロニ ー形 成 の比 較 的 早 い 菌 は, 目盛 に,希 釈 法 に よ るMIC値 寒天 平板cm2当 の 実験 条 件 の 下 でMICと り103∼104程 や おそ い菌 は,cm2当 ℃ に16∼24時 定 し,約6回 度,コpaニ り104∼los程 間 培 養 し,肉 ー形 成 の や 度 に接 種 した。37 眼 的に発育阻止濃度を測 繰 返 して 得 た値 の幾 何 平 均 の1〃7を 信頼 すべ き最 小 発 育 阻 止 濃 度(MIC)値 血 液添 加 の影 響:TableIに て,メ ン羊 血 液 を5%添 変 動 を検 し,5%血 加,非 最も と した。 示 す よ うな 菌 株 を 用 い 添 加 の 際 のMIC値 液 添 加 で平 均0.97程 変動 がみ られ た 。 した が つ て,5%血 度MIC値 の に 液添加の影響は著 る しくない と考 え られ た。 デ ィス ク法 の実 施:内 径85∼90mmの 皿に 培地 を20mlず 'ニ ー の1∼2白 に 懸 濁 し,ブ 速 法,遅 延 法は2 希釈 規 格 型 ペ トリ つ分 注 し水 平 に 固 め た 。 供 試 菌 コ 金 耳 程 度 を1mlの 滅 菌 水 また はbroth ドウ球 菌,腸 内 細 菌 の場 合 は そ の1白 金耳 を 対 数 目盛 に と り,各 々 阻 止 円 直 径 の 関 係 を 示 す1次 回 帰 式 お よび 相 関 係叡 を 求 め た 。 感 受 性 測 定 法:普 通 法 に おい て16時 間 培 養 で 測定 に 充 分 な 阻 止 円が 出現 した 場 合は 簡 易 法,16時 間で充分 な 阻 止 円 が 出現 せ ず,24時 間 で 出 現 した場 合 は 遅 延 判 定 の 曲線 を用 い て,MICを 検 定 で き るわ け'であ る。 迅 速 に感 受 姓 を し るた め にO.lmlの 減繭 水 に10白 金 耳 程 度 に菌 を濃 厚 に浮 游 し,濃 厚菌 液 をつ くり,そ の 1白 金 耳 を寒 天 平 板 上 に ガ ラス玉 法 で接 種 し ℃3ア ℃ 4時 間 以 内 に阻 止 円 の 出現 した場 合 には 迅 速3∼4時 間 の 曲線 で,5∼6時 5∼6時 間 で阻 止 四 の 出現 した 場 合 に は 迅 速 間 の 曲線 で,感 受 性 を ス ク リー ニ ン グす る こ と が で き るわ け であ る。 ま た,被 検 体(膿,尿 な ど)を 直接 接 種 した寒 天 平 板 CHEMOTHERAPY 770 JUNE1969 る意 味 で,す べ て の 寒 天 平 板2倍 希 釈 Table2Clindamycin StatiSticalanalysisoftherelationshipbetweenMIC 法 に よ るMIC値 を 同 一 菌 株 につ い て anddiametersofinhib三tionzones 6回 ず つ行 な い,そ Method Regressionequati。n (繍 employedcoeMcient 譲on亀ime) の各 菌 株 ご と の成 績 を 総 合 して,MIC値 N。.。fdatalC。rrelati。n の存在範囲の 棄 却 限 界 の幅 を 求 めTable4の 成績 が え られ.た。 Conventionalmethod (about16hours) 462 O.939 25.50-9.5110gMIC 126 0、936 30.91-ll.71109】VIIC 両 者 は 実 験 条 件 が す べ て 同 一 で はな く,ま た デ ィス ク法 評 価 の 基 準 とな る delayedassay (about24hou.rs) MIC値 が 寒 天 平 板2倍 希 釈 法 の実 験 誤 差 を 必 然 的 に含 ん でい るの で,厳 密 Rapidmethod (6hours) 120 0。880 120 (4hours) 0.899 21。72-7.6810gMIC な比 較 は や や 困 難 と思 わ れ るが,測 定 値 の存 在 範 囲 の 幅 か ら推 定 す る と,本 17。50-・-5、4010gMIC デ ィス ク法 の 精 度 は,寒 天 平 板2倍 希 Fig.7Standardcurvesrepresentingtherelationshipbetweenthesizeof 釈 法 の それ に あ る程 度 近 く,臨 床 的 感 inhibiti伽zoneandMISDisc:8mmindiameter:waterabsorption; 0.027ま=0.004 受 性 測 定 法 と して は 充 分 用 い られ ると Conventionalmethod 推 定 され た。 usualdetermination(aboutl6hoursincubati◎n)(1> Vl「・ 臨 床 使 用経 験 delayeddeterminati◎n(about24hoursincubation>(4> Rapidmethod つ ぎにClindamycinを 3∼4hoursincubationwithheavyin◎culum③ 5∼6hoursincubationwithheavyinoculum(2) 少 数 例では あ るが,臨 床 的 に 使 用 した の で,そ の 概 要 を報 告 す る。 症 例16韮 才 女 子,病 名,亜 急性 細 菌 性 心 内膜 炎(Fig.8) S42,10月 初 旬頃 か ら全 身 倦 怠 感, ll月 初 旬 か ら発 熱,腰 痛 あ り,ll月13 日入 院,39℃ に 達 す る弛 張 型 発 熱, 胸 部 理 学 的 に心 濁 音 界 の 左 側 拡 大,心 尖 部 収 縮 期 雑 音 聴 取,胸 部X線 上 肺 野 に 異 常 な く,心 臓像 は 僧 帽 弁 型 に 大動 脈 硬 化 の 合 併 した所 見 あ り,EKGで 左 室 肥 大 所 見 あ り,脾 腫 は ふ れ な い が,X線 写 真 上 脾 腫 大 像 を 証 明 す。 血 中 細 菌,動 静 脈血 培 養 共 に(一),尿 細菌 に デ ィス クを お い て 感 受 性 試 験 を行 な うPrimaryculture 培 養(一),赤 sensitivitydisc法 の際 は,接 種 菌 量 を規 定 す る こ と が 500mgず 時 に 困 難 な こ とが あ るの で,測 定 に充 分 な阻 止 円 の 出現 した 時 間 に 応 じて,す 5∼6時 な わ ち迅 速3∼4時 間 法,簡 易 法(16時 間 培 養),遅 間 法,迅 速 延 法(24時 間 沈1時 時 解 熱,CER中 mgず 量1,500mgの7日 量 を18日 能 で あ ろ う。 え た の で 整 形 外 科,泌 の 使 用 で 解 熱 傾 向 全 く な く,患 脊 椎,腎 6回,計12回 を 適 用 して 計 算 し,Table3の た が,上 値 が え られ た 。 い つ ぼ う 者 は 激 しい 腰 痛 を訴 尿 器 科 的 診 断 を うけ た が,X線 上 孟 に は 異 常 所 見 は 見 ら れ ず,Dexamethazone投 与 に よ る 疹 痛 軽 減 は み られ な か つ た 。 そ の 間 動 静 脈 血 各 線 か らの へ だ た りの存 在 範 囲 を 棄 却 隈 界の 式(α=O.05> 参 考 と して の寒 天 平 板 の2倍 希 釈 法 の 実 験 誤 差 を 検 討 す つ い てCER500 間 投 与 で 解 熱 し た が,中 止 後 た だ ち に 再 発 熱 あ り,DexamethazoneO・75mg3∼ 培 養)の い ず れ か を 適 用 して 感 受 性 を推 定 す る こ とが 可 るた め に簡 易 法 に つ い て 行 な つ た す べ て の成 績 の標 準 曲 間 の 使 用 で一 止 後 再 発 熱 あ り,っ つ4回,1日 4錠 実 験 誤 差 に つい て:本 デ ィ ス ク法 の 実 験 誤 差 を検 討 す 白 血 球 数9,200,CER 間37mm, つ3回1日 の 血 中菌 検 出 を試 み い ず れ も陰 性 に 終 つ 記 の 所 見 か ら亜 急 性 細 菌 性 心 内 膜 炎 の 診 断 の 下 に,Clindamycin300mgず つ1日6回,計!,800mg投 CHEMOTHERAPY VOL.17NO.5 771 Table4RangeofMICvaluesobtainedbythe2- Table3Rangeofdeviationof7MICsob重ai捻edby f()1dagardilutienmethod thediscmeth◎dfromMICsdetermined bytheagardiIut五 〇nmethodexpressedas Organism.s employed rejectiORlimit(α==0.05)*** 一 一一■ 凸 0.35 0・3『0・34 3・気 O.29 06 iO・30 2.IO∼0.47 .Orejection limit:士S'…5/%去1S:fbrsamplestandarddeviationobta三ned 3.3 0.31 588 *wheresamplemeanistakenas1 O.33 3.2 employed(n) 98strainsof bacteria 3.0 12.912.9 3.4 ( U 5; delayedassay (about24hours incubation) 0 4- 2.9 0 3 Conventional method (abou.t16hours incubation) O 21 Pl Rangeofdiameterofinhibi.tion zonemmm Method Rejectionlimit* (cr=O.05> No。ofdata 倉・mthef・rmula(/¥t2) 3.4 0.29 O.30 R:sampユestandarddeviationofMICvalues foreachorganismobtainedbythemuレ Rapidmethod 3.7 3.5 3∼4hours 0.27 incubati◎n tiplicativetestrepeated6times 0.29 (}/Σ(り5招)2) 3.4 5∼6hours incubation 3・気 3.2 0.31 O.29 間 投 与 し た が,そ O・32i つ8日 *Rejectionlimitwasobtainedbythefbllowing fbrmula 間,前 の 間SMlgず 多)2) 達 す る 弛 張 熱 あ り,X線 1092 を4日 t・t-distributi◎ncoef丑cientofSTuDEIT **whereMICobtainedbytheagardilution 開 始 翌 日 よ り解 熱 し,以 後 平温をっづ 沈 も 好 転 傾 向 を 示 し,本 間,つ 部 両 肩 騨 下 部 に 湿 性 ラ 音 聴 取,胸 培 養 上 黄 色 ブ ドウ球 菌 を多 数 証 明 、 了 後 も本 病 の づ い てAminobenzyl-PC300mgず 血 沈 の 促 進 あ り,気 か ら,Clindamycin300mgず つ つ10H 投 与 開 始 し た 。2日 白 血 球 数19,500, つ1日3回,計900mgを 日 よ り 明 らか な 解 熱 傾 向 を 示 し,3 り,タ ん , ヨ ハ もヒ A ︻I U 鷹 凋﹁・ 冒 傑 ぴコ ノ ゴ サ るコ マ t 初 39 詔 7 3 諦 … 3L."1 四v ∼へく囚κ_ 珊 ㈲ ㈹ 卿5 雛 '7 壽ご 勿 ._一 沈の 日 撮 影X 線 上 に お い ては 下 肺 野 が,23日 目に は 陰 影 は し て い た。 Clindamycinは20日 5 L,」 一._.遵__ 間 使 用 で 中 止 した が,再 燃 の 様 子 も な い の で36 … 灘 ) % ノ嶋 ﹂ 6箔) 一 (ノゥ4の 、 一 F ! の . .圃い 伊ク 一一一一一 だ一'一 , 齢 ㈱ 動 騨 爾雛 磁 ∼ヤ ノ 、 へ㌻∀♂ い た 』篇 療 開 始14日 全 く消失 .〃 ! 鳶" 5' 搬 璽 噛 一 伽 雛 4 紬 兜 が = f﹁ v ガ 塵 顎 解 ・ し 銘銑轟 づ ジド, ^層ジゴ 摺 滑rヨケ ヨuee「 「2P (つ 3% ン 減 少,血 平 常 化 が み られ た 。 治 に軽 度 の 影 が み られ た ㈲ (多1) ⇔ω 勲鮮 O 岬 館 コ .ね! 喫 窃静 . 塙 みろ 剛 2餌雄 奏 白血 〈 3/ ノ5k, ⊂ニ ー_cξな塾⑳ 孫疏1∼ 盈 壼勲 丁 /ジ1520 層撮 日 昌 よ り全 く平 熱 と な 3」惣57!C 鰭多)(潔) 部X 面 撮 影,断 管 支 性 肺 炎 の疑 い の も とに 入 院 当 日 Fig.8 6ハ9 2025 一 朔 炎 とし 院 時 一・般 状 態 に 影 上 い ず れ に も 空 洞 は 見 出 しえ な い 。 タ ン は 一 部 膿 性 で 剤の 特 性 を 考 え 念 の た め にPhenoxypropyl-PC3,000mgず に 投与 快 の 徴 な く,肺 入 院,入 線 上 両 下 肺 野 と も に 不 整 塊 状 影 あ り,平 効 果 が 明 らか で あ つ た が,Clindamycin終 25日 間 に わ た つ て うけ た が,軽 著 変 は な い が,胸 methodlstakenasI.0;α=0.05 痛 も 漸 次 消 失 し,血 ド ウ 球 菌 性) 上 肺 野 に 陰 影 あ り,TCの て 送 院 さ れ,・S.43年4月5日 S2'VarianCefr◎mregreSSiOnline け,腰 管 支 性 肺 炎(ブ 7日 前 か ら 「セ キ 」 「タ ソ」 を 伴 い 夜 間 に 高 く39℃ logMIC-109400/2コ6 与を 開始 した。 男,気 (Fig.9) where,x:diameterofinhibiti◎nz◎ne 創: 間,KM19ず カ 月後 も再 発 の 徴 は み られ ない。 症 例221才 ±t・.。5事/s2yx(i+÷+(壕 つ7日 記 薬 剤 内 服 と 併 用 投 与 し た 。 全 薬 剤 中 止4 (麹 ㈹ (鋤 病 日 退 院 した 。 副 作 用 に つ い て 二大 量 長 期 投 与(1,800mg CHEMOTHERAPY 772 Fig.921才 k冒㌘"砂 、 男 気管支性 肺炎 だ2。20 吻璽魍 分 離3妙 253ρ3砺 タ0{鯉∼(多 ㊨x2ρ 日 ゐ.aureusの 」 MICμ9/ml 感 性 4.0 度 >100 >601>100 0.42 ・.ILMISPILCMICLM 2 β 冊 0 5亡a所 ・δ脚eロ5(紛 叔 癖(葺2) 累欝 慰 亨500ノ MIC#9/ml 傭) (多 多)(5茎) 、 〈8 Table5 感 ノ:〈8 Clin.damycin使 性 度 尿 量ml 蛋 白 4、21.2 昔 田 また 大 量 投 与 の1例 につ い 14・・-19・ ・{ て や や 詳 細 に 検 討 した 検 査 日 ×33) CLM 終 了 後* 8日 使 用 開 始 後 日数 15日23日25日[ 前 1…-17・ ・ll75・ 士 示す よ うに 腎 機 能 障 害 と思 われ る所 見 は な く,肝 機 能 では 午 沈 渣 〒ア 柱 赤 白 円 ZTT,CCF,血 6!F 2/F 14/F 沈 ビル ビン 値 の軽 微 な 上 昇 が み られ た が,GOT,GPTな どは常』 に 正 常 値 を 示 して い た。 し た が つ て 健 康 者 に も時 に鋭 ウ ほ ビ リ ノー ゲ ン 敏 に反 応 す る膠 質 反 応 な ど BUNmg/d1 尿 酸 17 〃 ク レア チ ニ ン 〃 6.1 5.3 機 能 障 害 を 示 した の か は不 0.65 0.5 Qs 0.75 明 で あ つ た(Table5)。 107 コ レ ス テ ロ ー ルmg/d1 180.O 150。0 l23.0 264 338 ア ル カ リ フ ォ ス フ ァ タ ー ゼ 1(8K.A)ll 6.3 0 0Q Q4 8 ア ミ ラ ー ゼW. ビ リ ル ビ ン(総)mg/dI 81.2 2.0 ィ ン モ イ レ ン グ ラ バFU。 229240 57 6 8 0.30.18 0.2 0.2 4.OH.2 Z.T.T. 4.l 15.4 12.6 ÷ 十 3.4 127.0 T.T.T. ◎4 l Aり グ ラム陽 性 菌 に特 異 的 に 抗 菌 力 を有 の 抗菌 力 はLinco比 し,さ らにす ぐ 2.2 れ て い る こ と を 基礎 的検 討 8 の結 果確 認 した が,臨 床的 に も菌検 出 は 不 能 で は あつ 10 1、0 16.2 た が,お そ ら く グ ラム陽 性 菌 に よ る と想 像 さ れ る亜急 性 細 菌 性 心 内 膜 炎 の1例 十 よ る気管 支 性 肺 炎 の1例 に 著 効 が み られ た 。 7 ︽U l 4・ フー 6 りん 1 G.P.T. Clindamycinは し,そ 5 11 くに臨 床 経 験 に つ い て) mycinに 297 察(と に,ま た 黄 色 ブ ドウ球 菌 に C.C.iF. G.O.T. VIn.考 lO8 3.4 3。2 32.0 136 4.5 5.O IO8 銅 β一 リ ポ プ 伊 テ I45 玉50 無 機 燐mg/dl μ91dl の軽 度 の上 昇 が,本 例 で肝 7.4 102 Cl〃 15 5.5 4.8 K〃 23 19 147 NamEq1L 総 成 績 で は,Tab互e5に 一 時 総 コ レス テ ロ ー ル , 糖 鉄 0.42 1.2 什 用前後の肝腎機 能検査成績の推移 (1,800mgノ 清 度 デ ィ ス ク に よ る) 十 36一 血 什 Oll 幽ON 雰 男二 尿 薬 剤 感 受 性(1濃 lPC-GISMIKMITC lcpIEM 轟 2 甑 L-一`伽 JUNE19vv 副 作用 と して は 大 量 長期 投 与を行なつた例について *た だ しP.P-PC3,000mg/日 ず つ33日,計59.49投 服 用中 与)の 第1例 を ふ くめ て,2 例 と も,本 剤 に よ る 消 化 器 症 状 は 全 くみ られ な か つ た 。 も,内 服 に 際 して の 消 化 器 症 状 は み られ ず,腎 機 能 に も悪 影 響 は 全 くな か つ た 。肝 機 能 検 査 上 で はGOT,GPTな どは 常 に 正 常 値 を 示 した VOL. 17 NO. 5 が,ビ CHEMOTHERAPY リル ビ ン,コ レス テ ロー ル,膠 質 反 応 の 一 部 に 軽 773 度 は,内 服1∼4時 し ・10時 微 の上 昇 が み られ た が,こ れ は 明 らか な肝 機 能 障害 とい 間 後 に2∼4.0μ9/m1の 間 に わ た りo,2Pt9/ml程 え るほ どの 成 績 で は なか つ た。 しか し肝 か ら胆 汁 へ 高 濃 ま た ・ 本 剤 は 尿 に 高 濃 度 に 排 泡 さ れ,そ 度 に排 出 さ れ る特 微 の あ る本 剤 の多 量 投 与 に あ た つ て 度 が 尿 か ら回 収 され た 。 4)臨 は,今 後 と も肝 機能 の 検 討 を要 す る こ と を示 してい る と 推定 され た。 5)本 語 新 抗 生 剤Clindamycinに 床的検 お よび 気 管 に 著 効 を 奏 した 。 剤 内 服 の 消 化 器 障 害 は 全 くみ ら れ ず,ま 投 与 を 行 な つ た1例 つ い て 細 薦学 的,臨 の16∼20%程 床 的 に 亜 急 性 細 菌 性 心 内 膜 炎 の1例 支 性 肺 炎 の1例 結 ピ・ 一クを 示 度 以 上 を 持 続 した 。 た 多量 に つ い て の 腎肝 機能 検 査 で は 本剤 に よ る 明 ら か な 障 害 は 見 出 しえ な か つ た 。 討 を行 な つ た。 文 そ の結 果 を要 約 す ると,つ ぎ の よ うで あ つ た 。 1)19種109株 のClindamycinに 天平 板希 釈 法 で 測定 したが,ブ 対 す る感 受 性 を寒 ドウ球 菌,肺 溶連菌,α 一溶 連 菌』,ヂフ テ リア菌 は0.19μg/m1以 MICを 2)単 1)宮 炎 球 繭,β 一 下の 2)金 判定 の遅 延 判 定,iii)濃 厚 接 種 に よ る3∼4時 の4時 間 迅 速 法,vi)同 様 に して5∼6時 3)金 間後 間 培 養後 4) 5) しつつ 検 討 した。 体 液 中 濃 度 はStaph]・lococcusePider- を用 い る薄 層 平 板 カ ップ法 で,最 μglmlま で測 定 可能 で あ つ た 。300mg服 LABORATORY AND 里 義 雄:Lincomycinの 受 性 デ ィス ク法 な ら び に 臨 沢 裕;細 菌 の 化 学 療 法 剤 感 受 性 測 定 法 と して 67,Jan,1961 間培養後判定 本 デ ィス ク法 に おけ る実 験 誤 差 を も希 釈 法 の それ と比 較 3)Clindamycinの 又 利 夫,七 の 感 受 性 デ ィス ク法 。Chemotherapy9(1).50∼ を行 な う6時 間 迅速 法,の 各 々に つ い て 調 製 した 。 また midiSER-2株 July1951 沢 裕,倉 床 経 験 。J・Antibiotics,ser.B!8(2):64∼69, Apr.1965 阻 止 円 直 径 の関 係 を示 す 図 間培 養 の 普 通 法,ii)24時 裕 ニカ ッ プ 法 に よ る体 液 中 抗 生 体 液 中 濃 度 測 定 法,感 一 デ ィス ク法 の 臨 床 応 用 の た め の感 受 性 測定 法 表をi)1夜16時 沢 物 質 濃 度 測 定 法 に つ い て 。 臨 床4(7):678∼689, 示 し高 度 の 感 受 性 が み られ た 。 に適用 す るた め に,MICと 村 定 男,金 献 低0.03 KANAZAWA, Y.: Clinical use of the disc sensitivity test. Antimicrob. Agents & Chemoth. 1961: 926-942, 1961 KANAZAWA,Y: Single disc method for MIC determination. J. Antibiotics, Ser. A 19 (4) : 175. 189, July 1966 ~ 用後の血中濃 CLINICAL YUTAKA EVALUATIONS KANAZAWA Niigata & TOSHIO Railway ON CLINDAMYCIN KURAMATA Hospital A new antibiotic, clindamycin was studied bacteriologically and clinically, with the results which may be summarized as follows: 1) In a study with the agar-dilution method on a total of 109 strains of 19 bacterial species, Staphylococci,,3–hemolytic Streptococci,a–hemolytic Streptococci,Pneumococciand Corynebacteriumdiphtheriae were found to be markedly susceptible to the agent, showing their MICs of 0.19 pg/ml or less. 2) With the view of preparing grounds for application of the single-disc method to the sensitivity test in clinical laboratory, graphic analysis of the dose-response data concerning interrelations between. the MIC values and the diameters of inhibition zones were conducted on each of 1) conventional (overnight: about 16 hour) assay, ii) delayed (about 24 hour) assay for slowly growing bacteria, iii) 4–hour rapid assay with heavy inocula, and iv) 6–hour rapid assay with heavy inocula. Experimental errors inherent were also studied in comparison with the ones in the 2–fold agardilution method. 3) By the thin-layer cylinder-plate assay technique using Staphylococcusepidermidis ER-2 as a test organism, the concentration of the agent was assayable to the lower limit of 0.03 pg/ml. Following a single oral administration of 300 mg clindamycin, serum peak levels of 2-4 pg/ml were. 774 CHEMOTHERAPY JUNE 1969 obtained at 1-4 hours, with a persistence of serum levels at least 0.3 ,tg/ml over ensuing 10 hours. After the oral administration the urinary recovery was found to be about 20% within 24 hours. 4) Treatment with clindamycin was reasonably effective in each one case of subacute bacterial endocarditis and bronchopneumonia. 5) Any side-effects on the digestive tract associated with the oral administration of the agent were not observed. There was no apparent evidence of hepatic or renal functional impairment in the two patients administered orally the agent at a dose of 180 mg for 33 days and at a dose of 90 mg for 20 days.
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