アジア・ハイブリッド・ファンド 足もとのポートフォリオについて

販売用資料
2015年3月20日
ファンドレポート
アジア・ハイブリッド・ファンド
足もとのポートフォリオについて
本ファンドレポートでは2月25日に設定した「アジア・ハイブリッド・ファンド」(以下、当ファンド)について、2月27日時点
でのポートフォリオの状況をご紹介させていただきます。
マザーファンドの概要 (2015年2月27日現在)
※当ファンドの主要投資対象ファンドである「アジア・ハイブリッド マザーファンド」の状況です。
銘柄数
55銘柄
資産別組入比率
国/地域別構成比率
マレーシア
インドネシア 1.5%
短期金融資
産等 12.3%
短期金融資産
等 12.3%
2.5%
株式
35.1%
REIT
25.8%
タイ
2.9%
フィリピン
3.9%
台湾
5.1%
債券
26.8%
韓国
6.1%
シンガポール
24.2%
インド
8.9%
香港
13.9%
中国
18.6%
通貨別構成比率
インドネシア・
ルピア 1.0%
短期金融資
産等 12.3%
タイ・バーツ
1.5%
フィリピン・
ペソ 2.1%
米ドル
シンガポー
39.5%
ル・ドル
21.3%
香港ドル
22.3%
※資産別、国/地域別および通貨別構成比率は、対純資産総額に対する構成比率。端数処理の関係で合計値が100%とならない場合があります。
※当ファンドは設定して間もないため、短期金融資産等の比率が高めとなっています。
ポートフォリオ構築のポイント
個別銘柄の企業訪問などを通じた評価・分析による運用プロセスをベースに、企業の収益性や成長性、価格の割安度等に着
目し、同一発行体の株式と債券または株式とREITについては横断的に投資魅力度の高い資産選択を行うことによりポートフォリ
オを構築しました。
ポートフォリオ全体としては業績の底打ちなどから上昇が見込まれる株式の保有比率をやや高めとし、REITと債券の保有比率
は概ね同等としました。株式については金融政策効果が期待できる中国やインドなどの保有比率を高めとし、一方で景気減速や
通貨高の影響が懸念される韓国の保有比率を低めとしました。(なお、インド・台湾・韓国は現状ETFを組み入れていますが、今
後は徐々に個別銘柄を組み入れていく方針です。)REITについては、国別では、保有物件が分散しておりアジアの成長を幅広く
享受できるシンガポール、用途別では商業施設を中心に、幅広い銘柄を組み入れました。債券については、流動性等の観点か
ら米ドル建て社債のみに投資しています。また、利回り水準や流動性等を勘案し、国別では中国、インド、韓国、業種別では金融
(銀行)の保有比率を高めとしました。
今後の見通しと運用方針
【景気見通し】堅調な雇用などを受けて景気回復が続く米国やECB(欧州中央銀行)による量的緩和の効果が期待できる欧州を
中心に、世界景気は堅調に推移するものと見ています。アジアでは、中国の景況感指標は悪化していますが、中央銀行による
緩和的な金融政策の実施などで経済を下支えするスタンスが明確であり、景気の下振れリスクは限定的と判断しています。東
南アジア各国は、原油輸出国のマレーシアなどを除き、原油価格の下落がインフレを安定させ、経済成長の原動力になる見通
しです。また、新政権による改革期待が高まるインド、インドネシアは内需主導の成長が期待されます。
【市場見通し】アジアの株式市場については、業績の底打ちおよび金融緩和効果から上昇を見込んでいます。また、社債市場お
よびREIT市場については、短期的には米国の利上げ警戒感により米国の金利上昇圧力が高まる局面も予想されますが、一方
で、低金利環境における利回り追求に伴う旺盛な需要などが下支えとなることから、中長期的には底堅い展開を想定します。
【運用方針】ファンド全体としては、引き続き堅調な展開が見込まれる株式への投資比率をやや高めとする方針です。
※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありませ
ん。当資料のお取扱いについては最終ページをご覧ください。
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各資産の組入上位5銘柄 (2015年2月27日現在)
国/地域
通貨
業種/用途
構成比
1 i シェアーズ MSCI インド ETF
銘柄名
インド
米ドル
その他
3.48%
2 i シェアーズ MSCI 台湾 ETF
台湾
米ドル
その他
3.23%
中国
香港ドル
ソフトウェア・サービス
2.82%
4 AIA グループ
香港
香港ドル
保険
1.93%
5 台湾セミコンダクター ADR
台湾
米ドル
半導体・半導体製造装置
1.90%
フィリピン
米ドル
金融
1.86%
インド
米ドル
銀行
1.58%
マレーシア
米ドル
エネルギー
1.54%
4 シノペック・グループ・オーバーシー 2014 4.375% 04/10/24
中国
米ドル
エネルギー
1.50%
5 香港ランド・ファイナンス 4.5% 06/01/22
香港
米ドル
不動産
1.50%
1 フォーチュンREIT
香港
香港ドル
商業施設
2.66%
シンガポール
シンガポール・ドル
オフィス
2.64%
シンガポール
シンガポール・ドル
分散型
2.63%
香港
香港ドル
商業施設
2.60%
シンガポール
シンガポール・ドル
商業施設
2.59%
株
3 テンセン・ホールディングス
式
1 パワー・セクター・アセット・アンド・ライアビリティ・マネジメント 7.39% 12/02/24
2 ICICI銀行/香港 5.75% 11/16/20
債
3 ペトロナス・キャピタル 5.25% 08/12/19
券
R 2 キャピタコマーシャル・トラスト
E
3 サンテックREIT
I
T 4 リンクREIT
5 キャピタモール・トラスト
※上記は「 アジア・ハイブリッド マザーファンド」の各資産の組入上位5銘柄。比率は対純資産総額に対する構成比率。国/地域名について、株式は原則発行企業の所在国/
地域ベース(ETFは連動対象とする市場の所在国/地域ベース)、債券は発行体の本社所在国/地域ベースで記載。
※上記は特定の有価証券への投資を推奨しているものではありません。また、今後当ファンドが当該有価証券に投資することを保証するものではありません。
組入銘柄企業のご紹介
株式
債券
REIT
TENCENT HOLDINGS LTD
ICICI BANK LTD
中国の大手通信サービス会社
インドの大手商業銀行
シンガポール最大級のREIT
インド全土に支店網を有し、個人・法
人顧客に預金・送金・貸出、外国為
替、保険などの各種サービスを提供。
シンガポール初の上場 REITであり、
最大級の資産規模を誇る。ショッピング
店舗等の商業施設が主な投資対象。
中国、米国、欧州などでインターネッ
ト、携帯電話およびオンラインゲーム
等その他通信関連サービスを提供。
(2015年2月27日現在)
(2015年2月27日現在)
(2015年2月27日現在)
本社所在国
中国
本社所在国
インド
本社所在国
シンガポール
業種
ソフトウェア・サービス
業種
銀行
用途
商業施設
時価総額
約19.6兆円
時価総額
約0.6兆円
株価とEPS(1株当たり利益)の推移
150
125
100
75
50
25
0
CAPITAMALL TRUST
(香港ドル)
(香港ドル)
予測値
株価(左軸)
1株当たり利益
(右軸)
12
13
14
15
16
6
5
4
3
2
1
0
(年)
債券価格と最終利回りの推移
(利率:5.75%、償還日:2020年11月16日)
120 (米ドル)
115
110
105
100
95
価格(左軸)
90
12
13
最終利回り(右軸)
14
REIT価格と1口当たり配当金の推移
(%)
7
6
5
4
3
2
1
15 (年)
(シンガポール・ドル)
(シンガポール・ドル)
2.4
0.13
価格(左軸)
2.2
予測値
0.12
2.0
0.11
1.8
0.10
1.6
0.09
1口当たり配当金
(右軸)
1.4
12
13
14
0.08
15
16
(年)
※株価、債券およびREITの価格、債券の最終利回りは2012年2月末~2015年2月末(月次)、1株当たり利益および1口当たり配当金は2012年~2016年(年次)、テンセ
ン・ホールディングス の2014年~2016年、キャピタモール・トラストの2015年~2016年は、当資料作成時点のBloomberg予測値
※時価総額は各国通貨建てのデータを2015年2月末時点の為替データを基に三井住友トラスト・アセットマネジメントが円換算。
(出所)Bloombergのデータを基に三井住友トラスト・アセットマネジメント作成
※ 上記は特定の有価証券への投資を推奨しているものではありません。また、今後当ファンドが当該有価証券に投資することを保証するものではありません。
過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありませ
ん。当資料のお取扱いについては最終ページをご覧ください。
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アジア・ハイブリッド・ファンド
ファンドの投資リスク
ファンドは、値動きのある有価証券等に投資しますので、基準価額は変動します。したがって、投資者の皆様の投資元本は保証され
ているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。信託財産に生じた利益および損失
は、全て投資者の皆様に帰属します。投資信託は預貯金と異なります。
株価変動リスク、金利変動リスク、リートの価格変動リスク、為替変動リスク、信用リスク、流動性リスク、カントリーリスク
※基準価額の変動要因は、上記に限定されるものではありません。
▼その他の留意点
● 分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が支払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。分配金
は、計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を超えて支払われる場合があります。その場合、当期決算日の基準価
額は前期決算日と比べて下落することになります。また、分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではありません。投資者の
ファンドの購入価額によっては、分配金の一部または全部が、実質的には元本の一部払戻しに相当する場合があります。ファンド購入後の運用状況により、分
配金額より基準価額の値上がりが小さかった場合も同様です。
● ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありません。
ご購入の際は、必ず投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
お申込みメモ
信
託
決
期
算
間
平成27年2月25日から平成36年12月9日までとします。(平成27年2月25日設定)
日
毎年12月7日(休業日の場合は翌営業日)※初回決算日は平成27年12月7日
収
益
分
配
年1回の決算時に委託会社が基準価額水準、市況動向等を勘案して分配金額を決定します。ただし、分配を
行わないことがあります。分配対象額は、経費控除後の繰越分を含めた配当等収益および売買益等の全額とします。
※将来の分配金の支払いおよびその金額について保証するものではありません。
購
入
単
位
販売会社が個別に定める単位とします。詳しくは販売会社にお問い合わせください。
購
入
価
額
購入申込受付日の翌営業日の基準価額とします。
換
金
単
位
販売会社が個別に定める単位とします。詳しくは販売会社にお問い合わせください。
換
金
価
額
換金申込受付日の翌営業日の基準価額とします。
換
金
代
金
原則として、換金申込受付日から起算して7営業日目からお支払いします。
申 込
締 切
時 間
原則として、販売会社の営業日の午後3時までとします。
購
入
・
換
金
申 込 受 付 不 可 日
申込日当日が次のいずれかの場合は、購入・換金のお申込みを受け付けないものとします。
(休業日については、委託会社または販売会社にお問い合わせください。)
・ニューヨーク証券取引所の休業日 ・香港証券取引所の休業日 ・シンガポール証券取引所の休業日
・ニューヨークの銀行休業日 ・香港の銀行休業日 ・シンガポールの銀行休業日
課
課税上は株式投資信託として取り扱われます。公募株式投資信託は税法上、少額投資非課税制度の適用対象です。
税
関
係
ファンドの費用
▼お客様が直接的にご負担いただく費用
購入時
購 入 時 手
数 料
換金時
信 託 財 産 留 保 額
購入価額に販売会社が個別に定める手数料率を乗じて得た額とします。
( 上限3 . 2 4 %( 税抜3 . 0 %) )
あり ま せん。
▼お客様が間接的にご負担いただく費用
保有期間中
運 用 管 理 費 用
( 信 託 報 酬 )
保有期間中
その他の費用・手数料
純資産総額に対して年率1 . 6 7 4 %(税抜1 . 5 5 %)
監査費用、有価証券の売買・保管、信託事務に係る諸費用等をその都度(監査費用は日々)、ファンドが負担します。
これらの費用は、運用状況等により変動するなどの理由により、事前に料率、上限額等を示すことができません。
※ 上記の手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、上限額等を事前に示すことができません。
ま た、上場投資信託は市場の需給により価格形成されるため、上場投資信託の費用は表示しておりません 。
委託会社およびファンドの関係法人
■ 委 託 会 社 : 三井住友トラ ス ト・アセットマ ネジ メ ント株式会社 [ファンドの運用の指図]
ホームページアドレス http://www.smtam.jp/
■ 受 託 会 社 : 三井住友信託銀行株式会社(再信託受託会社:日本トラ ステ ィ・サー ビス信託銀行株式会社)
[ファンドの財産の保管および管理]
■ 販 売 会 社 : 当フ ァンドの販売会社については委託会社にお問い合わせください。 [募集・販売の取扱い、目論見書・運用報告書の交付等]
当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類ではありませ
ん。当資料のお取扱いについては最終ページをご覧ください。
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販売用資料
【 ご留意事項 】
● 当資料は三井住友トラスト・アセットマネジメントが作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示書類で
はありません。
● ご購入のお申込みの際は最新の投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご
判断ください。
● 投資信託は値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替変動リスクを伴います。)に投資しますので基
準価額は変動します。したがって、投資元本や利回りが保証されるものではありません。ファンドの運用によ
る損益は全て投資者の皆様に帰属します。
● 投資信託は預貯金や保険契約とは異なり預金保険機構および保険契約者保護機構等の保護の対象では
ありません。また、証券会社以外でご購入いただいた場合は、投資者保護基金の保護の対象ではありませ
ん。
● 当資料は信頼できると判断した各種情報等に基づき作成していますが、その正確性、完全性を保証するも
のではありません。また、今後予告なく変更される場合があります。
● 当資料中の図表、数値、その他データについては、過去のデータに基づき作成したものであり、将来の成果
を示唆あるいは保証するものではありません。また、将来の市場環境の変動等により運用方針等が変更さ
れる場合があります。
● 当資料で使用している各指数に関する著作権等の知的財産権、その他の一切の権利はそれぞれの指数の
開発元もしくは公表元に帰属します。
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