答申書(案)

(案)
平成
川口市長
奥ノ木
信夫
年
月
日
様
川口市特別職報酬等審議会
会 長
小 林 政 氏
市長及び副市長の給料の額について(答申)
平成27年2月12日付で諮問を受けたことについて、慎重に審議した結果、下記
のとおり答申します。
記
1
給料の額
市長及び副市長の給料額の改定は見送り、据え置くことが妥当である。
なお、平成15年度から実施している給料の6パーセント削減については、引き
続き行うものとし、削減期間についても、当分の間とすることが適当である。
2
理
由
来年度から国家公務員においては人事院勧告を受け、民間の給与水準に準拠した
地域間、世代間の適正な給与配分等の実現を図る観点から、一般職職員の給料の減
額改定を行うなど、給与制度の総合的見直しが実施され、地方公務員においても必
要な措置を講ずるよう、国から要請されている状況にある。
本市においても、一般職職員の給料の減額改定は、国をはじめ近隣市や同規模自
治体等の状況を鑑みても、やむを得ないものであり、特別職の給料についても一般
職同様、給料の削減を実施することが望ましいものと判断される。
しかしながら、特別職の給料については、平成15年度より6パーセントの削減
を行っており、職務の特殊性や市民感情等を考慮しても、現在の給料の額は妥当で
あると考えられることから、さらなる改定は行わず、引き続き削減を行っていくこ
とが適当であるとの結論に達した。
したがって、市長及び副市長の給料については、上記のとおりとすることが妥当
である。
なお、削減期間については、今後、一般職職員において大幅な給与改定が行われ
るまでの当分の間とし、市内の経済情勢や各自治体の状況等を十分に検討した上で、
改めて審議を行うこととする。