特定胚及びヒト ES 細胞研究専門委員会の運営について

資料 28-2
特定胚及びヒト ES 細胞研究専門委員会の運営について
平成 13 年 11 月 27 日制定
平成 13 年 3 月 27 日改正
平成 16 年 10 月 7 日改正
平成 17 年 7 月 15 日改正
平成 17 年 9 月 1 日改正
科学技術・学術審議会生命倫理・安全部会
特定胚及びヒト ES 細胞研究専門委員会
特定胚及びヒト ES 細胞研究専門委員会(以下「専門委員会」という。)は、以下のと
おり運営する。
1.会議及び会議資料の公開について
(1) 専門委員会においては、会議及び会議資料を原則として公開する。ただし、
個別利害に直結する事項に係る案件、または審議の円滑な実施に影響が生
ずるものとして、専門委員会において非公開とすることが適当であると認める
案件については、非公開とする。
(2) また、「特定胚の取扱いに関する指針」及び「ヒト ES 細胞の樹立及び使用に
関する指針」(以下「指針」という。)に関連する審査における会議資料のうち、
申請書、事前審査論点表、追加資料については、知的財産権の保護、個人情
報の保護及び審査の中立性等の観点から、専門委員会の委員及び説明者へ
の配付に限るものとする。
(3) 審査を非公開で行った場合においては、審査の透明性の確保の観点から、
会議終了後、議場において主査及び事務局からプレスに対してブリーフィング
を行うこととする。
2.議事録の公開について
専門委員会においては、1.(1)ただし書きの場合を除き、原則議事録を公開する
ものとする。なお、1.(1)ただし書きの場合には議事概要を公開するものとする。
3.審査の際に委員が退席すべき場合について
専門委員会の委員が、専門委員会で審査される研究計画の実施者又は関係者
である場合は、審査の際には退席するものとし、関係者の範囲については、以下
のとおりとする。ただし、その他疑義が生じる場合は、専門委員会において審議す
ることとする。
(1) 委員が研究実施者として計画書に記載されている場合
(2) 委員が計画書に記載されている研究実施者の直接の上司又は部下の関係
にある場合
(3) 委員が計画書に記載されている研究実施者と同一の研究機関(注)に属する
場合
(4) 委員が計画書に記載されている研究実施者と当該研究に関する共同研究を
行っているなど密接な関係にある場合
(5) 委員が研究計画を提出した機関の機関内倫理審査委員会の委員である場
合
(6) その他委員が研究実施者と利害関係にあると考えられる場合
(注)ただし、大学にあっては学部単位であること。
4.研究計画の変更の審査について
専門委員会において、すでに文部科学大臣の確認を受けた研究計画の変更に
ついて審査を行う場合は、主査の判断により書面審査によることができる。この場
合、委員の 1 名以上からの求めがあれば、会議を開催して審査を行う。書面審査
の結果は、委員全員の同意を得た場合に限り、専門委員会の結論とする。なお、
書面審査に当たり委員より提出された意見及びこれに関する申請者の見解につ
いては、すべての委員に対して通知し、書面審査の参考とする。
5.作業部会の設置について
(1) 専門委員会は、その定めるところにより、特定の事項についての調査・検討
を機動的に行うため、作業部会を置くことができる。
(2) 作業部会の主査及びメンバーは、専門委員会の主査が指名する。主査は、
専門委員会の委員以外のメンバーを指名することができる。