募集要領(PDF形式:258KB) - 資源エネルギー庁

平成27年度日アフリカ資源大臣会合運営等事業に係る企画競争募集要領
平成27年3月11日
経済産業省資源エネルギー庁
資源・燃料部 鉱物資源課
1.事業目的
アフリカ諸国は、資源開発の「未開拓のフロンティア」とされ、従前から資源の安定供
給確保の観点から重要なエリアである。この認識の下、資源エネルギー庁では、平成25
年5月にアフリカ資源国の閣僚を日本に招き、初めての「日アフリカ資源大臣会合」及び
「国際資源ビジネスサミット」を開催し、本大臣会合にて、参加国支持の下、2年に1度
を開催する旨が合意された。
本合意をふまえ、資源エネルギー庁では、平成27年5月28日(木)、29日(金)
に「日アフリカ鉱業・資源ビジネスセミナー2015(J-SUMIT2)」、30日(土)
に「第2回日アフリカ資源大臣会合(JAMM2)」を開催することとし、アフリカ資源
国との関係強化をはかる。本事業は、本会合等を運営するため、適切かつ効率的に準備を
行い、かつ会合等を実施するものである。
2.事業内容
以下の業務を行うこと。
(1)事業統括者の体制構築及び会合等準備事務局の設置運営とその業務
平成27年5月28日(木)、29日(金)に「日アフリカ鉱業・資源ビジネスセミ
ナー2015(J-SUMIT2)」
(以下「セミナー」という。)、30日(土)に「第
2回日アフリカ資源大臣会合」
(以下「大臣会合」という。また、
「セミナー」及び「大
臣会合」を併せて、以下「会合等」という。)を開催することとし、会合等準備及び実
施開催のために必要な体制を構築する。
①事業統括者の体制について
・事業を統括する人員として、全体総括、総括コーディネーター、副コーディネーター
の3名以上を事業統括者として置くものとし、その者については再委託せず、原則、
契約期間中を通じ、同一人物とする。ただし、資源エネルギー庁資源・燃料部鉱物資
源課担当職員(以下「担当職員」という。)が認めた場合は、書面での申し出により、
交代を可とする。
・契約期間中、業務内容の打ち合わせが深夜及び営業日以外に及ぶ場合においても、上
記事業統括者は迅速かつ柔軟に対応する。
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・上記事業統括者は、事業が円滑に行えるよう、十分に英語能力が高い者とする。
②会合等準備事務局の設置運営
・会合等を実施するための準備事務局を設置し、アフリカ資源国、セミナー講演者及び
参加者、セミナーでの出展者を含む会合等関係者との連絡調整を行う。併せて、事業
を的確に遂行するために、会合等準備事務局の運営及び会合等の実施開催に必要な人
員を確保し、体制を整備する。
・会合等準備事務局は、事業の実施に当たって、担当職員と協議及び調整し、進捗状況
について担当職員へ定期的に報告し、指示を仰ぐ。
③会合等準備事務局の連絡調整及び手配業務
会合等準備事務局は、以下の連絡調整及び手配業務を行う。
・会場手配調整
会合等の会場なる場所の関係者と、会場手配の契約等含め、必要な連絡調整業務を行
う。
・機材等手配調整
会合等の実施に必要な機材・備品の手配を行う。
・飲料・食事手配調整
会合等の実施に必要な飲料・食事等の手配を行う。その際、出席者の事情(アレルギ
ー等)も考慮する。
・通訳手配調整
会合等の実施に必要な通訳の手配を行う。
・人員手配調整
会合等の実施に必要な人員(受付、警備、リエゾン等のスタッフを含む)の手配を行
う。
・アフリカ資源国担当者等との連絡調整
担当職員が指定した国について、アフリカ資源国担当者等と招へいに係る連絡調整業
務(フライト・宿泊・各種意向の調査及びデリゲーション情報の収集等)を行う。併
せて、しかるべき時期に、関係者を集め、会合等説明会を実施する。
・セミナー講演者及び参加者等との連絡調整
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担当職員が指定した、会合等参加者・講演者・招待者等と必要な連絡調整業務を行う。
特に担当職員が選定したセミナー講演者については、セミナー講演者等への講演依頼
及び調整、旅費等支払のための振込先の取得等、諸手続を実施する。
・展示出展者関係者等との連絡調整
担当職員の指示に基づき、出展関係者等との連絡調整を行う。必要に応じ、展示出展
者向けの説明会を実施する。
(2)会合等のポータルサイトの更新
①本事業の円滑な運用のため、担当職員が提供するHTMLファイルを元に、担当職員の
指示に基づき、セキュリティ対策を十分に実施した上で、会合等に関するポータルサイ
ト(日本語版・英語版)を更新する。なお、ポータルサイトの更新に必要な情報につい
ては、担当職員に対し、情報の提供を求めることができる。
(3)会合等実施のための各種マニュアル、計画の更新作業
①担当職員が提供する会合等実施のための各種マニュアル及び計画の更新作業を行う。
②必要に応じ、新たなマニュアル、計画等を作成する。
(4)印刷物の作成及び広報
①印刷物の作成
会合等に関する印刷物(フライヤー等)の作成、印刷を行う。
②広報事業の実施
必要に応じ、資源に関する会議等の機会やインターネット等を通じ、広報事業を行う。
(5)資料の翻訳・ネイティブチェック作業
①担当職員の指示に基づき、英語・フランス語・ポルトガル語・スペイン語に関し、必要
に応じ、資料の翻訳やネイティブチェック作業を行う。
(6)記録作業
①会合等の写真・音声の記録作業を行う。また、会合等のテープ起こし(日・英)を実施
する。
(7)その他
①その他、(1)~(6)の事業以外に、事業目的に照らし、必要な業務行う。
②上記事業の実施にあたっては、別添2のセキュリティ対策の項目に基づき実施すること。
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3.実施期間
委託契約締結日から平成27年6月30日まで
4.応募資格
次の本事業の対象となる申請者は、次の条件を満たす法人とする。なお、コンソーシアム
形式による申請も認めるが、その場合は幹事法人を決め、幹事法人が事業提案書を提出する
こと。(ただし、幹事法人が業務の全てを他の法人に再委託することはできない。)
①日本に拠点を有していること。
②本事業を的確に遂行する組織、人員等を有していること。
③本事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ、資金等について十分な管
理能力を有していること。
④別添1の予算決算及び会計令第70条及び第71条の規定に該当しないものであるこ
と。
⑤経済産業省所管補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止等措置要領(平成15・0
1・29会課第1号)別表第一及び第二の各号第一欄に掲げる措置要件のいずれにも該
当しないこと。
5.契約の要件
(1)契約形態:委託契約
(2)採択件数:1件
(3)予算規模:172,000,000円(消費税込)を上限とする。なお、本公募は、
平成27年度予算成立後、速やかに事業を開始できるようにするため、
予算成立前に公募の手続きを行うものであり、予算の執行に関しては、
平成27年度予算の成立が前提であり、今後、内容等が変更になること
もありえる。最終的な実施内容、契約金については、経済産業省と調整
した上で決定することとする。
(4)成果物の納入:以下の5点の成果物を治めた電子媒体(CD-R等)2枚及び事業
報告書については、30部(予定)を経済産業省(資源エネルギー
庁資源・燃料部鉱物資源課 別館4階411)に納品すること。
①事業報告書
②ポータルサイトのHTMLファイル
③音声データ
④会合等議事録
⑤記録写真
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(5)委託金の支払時期:委託金の支払いは、原則として、事業終了後の確定検査を経た
後の精算払とする。
(6)支払額の確定方法:事業終了後、事業者より提出いただく実績報告書に基づき原則
として現地調査を行い、支払額を確定する。支払額は、契約金
額の範囲内であって実際に支出を要したと認められる費用の合
計となる。このため、全ての支出には、その収支を明らかにし
た帳簿類及び領収書等の証拠書類が必要となる。また、支出額
及び内容についても厳格に審査し、これを満たさない経費につ
いては、支払額の対象外となる可能性もある。
6.応募手続き
(1)募集期間
募集開始日:平成27年 3月11日(水)
締切日
:平成27年 3月25日(水)正午12時必着
※郵送による提出の場合も、
「平成27年3月25日(水)正午12時必着」とし、
事前にその旨、連絡すること。
(2)説明会の開催
開催日時:平成27年
開催場所:経済産業省
3月16日(月)14時~15時
別館 103共用会議室
※説明会への参加を希望する場合は、「10.問い合わせ」の連絡先まで3月13日
(金)17時までに御連絡すること。
※連絡の際は、メールの件名(題名)を必ず「平成27年度日アフリカ資源大臣会合
運営等事業説明会出席登録」とし、本文に「所属組織名」「出席者の氏名(ふりが
な)」「所属(部署名)」「電話番号」「FAX番号」「E-mailアドレス」を明記
すること。
※会場の都合により、説明会への出席については、応募単位毎に2名までとする(複
数組織での共同応募を予定されている場合は、共同で応募される複数組織を一応募
単位とし、その中から2名までの出席とする。)。
※応募を行う者は、応募要領に記載された内容以外についても補足説明を行うため、
3月16日(月)の説明会に必ず御参加すること。
(3)応募書類
以下の必要書類を必要部数提出すること。封筒の宛名面には、「平成27年度日ア
フリカ資源大臣会合運営等事業申請書」と記載し、提出すること。
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・申請書(様式1)<10部(正本1部、副本9部)>
・企画提案書(様式自由、カラーで作成すること)<10部>
・見積り(様式自由)<10部>
・申請法人概要および直近の過去3年分の財務諸表<10部>
※提出された応募書類は本事業の採択に関する審査以外の目的には使用しない。なお、
応募書類は返却しない。機密保持には十分配慮するが、採択された場合は、「行政
機関の保有する情報の公開に関する法律」(平成11年5月14日法律第42号)
に基づき、不開示情報(個人情報、法人の正当な利益を害する情報等)を除いて、
情報公開の対象となる。
※応募書類等の作成費は経費に含まれない。また、選定の正否を問わず、企画提案書
の作成費用は支給されない。
※企画提案書に記載する内容については、今後の契約の基本方針となるので、予算額
内で実現が確約されることのみ表明すること。なお、採択後であっても、申請者の
都合により記載された内容に大幅な変更があった場合、不採択となることがある。
(4)応募書類の提出
応募書類は必要事項を記載の上、公募期間内に以下の宛先に提出すること。合わせ
て、提出書類と同じ内容の電子データを提出すること。
〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1
経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 鉱物資源課(別館4階
「平成27年度日アフリカ資源大臣会合運営等事業」担当者 宛て
411)
※FAX及び電子メールのみによる提出は受け付けない。資料に不備がある場合は、
審査対象とならないため、記入要領等を熟読の上、注意して記入すること。
※締切りを過ぎての提出は受け付けない。
7.審査・採択について
(1)審査方法
採択にあたっては、第三者の有識者で構成される委員会で審査を行い決定する。な
お、応募期間締切り後に、必要に応じて提案に関するヒアリングを実施する。
(2)審査基準
以下の審査基準に基づいて総合的な評価を行う。
①4.の応募資格を満たしているか。
②事業統括者の体制が確立されているか。
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③会合等準備事務局を運営できる体制(アフリカ資源国、講演者、出展者等との
調整を行う)が確立されているか。
④本事業の関連分野に関する必要な知見を有しているか。
⑤事業内容につき、過不足なく事業実施が提案されているか。
⑥会場手配、機材手配、飲料・食事手配、通訳手配、人員手配等に関する綿密な
計画が立てられているか。
⑦事業実施提案に実行可能性はあるか。
⑧本事業の必要経費の積算が、具体性、妥当性、経済性を有しているか。また必
要となる経費・費目を過不足無く考慮し、適正な積算が行われているか。
(3)採択結果の決定及び通知について
採択された申請者については、経済産業省のホームページで公表するとともに、当
該申請者に対しその旨を通知する。提出書類等は返却されない。
8.契約について
採択された申請者について、国と提案者との間で委託契約を締結することになる。な
お、採択決定後から委託契約締結までの間に、経済産業省との協議を経て、事業内容・
構成、事業規模、金額等に変更が生じる可能性がある。
契約書作成に当たっての条件の協議が整い次第、委託契約を締結し、その後、事業開
始となる。また、契約条件が合致しない場合には、委託契約の締結ができない場合もあ
る。なお、契約締結後、受託者に対し、事業実施に必要な情報等を提供することがある
ので、情報の内容によっては、守秘義務を遵守すること。
9.経費の計上
(1)経費の区分
本事業の対象とする経費は、事業の遂行に直接必要な経費及び事業成果の取りまと
めに必要な経費であり、具体的には以下のとおり。※事業の性質に応じて不要な経費
があれば、下記から適宜削除すること。
経費項目
Ⅰ.人件費
内容
事業に直接従事する者の直接作業時間に対する人件費
Ⅱ.事業費
旅費
事業従事者に対する事業を行うために必要な交通費、日当、宿泊費
会場費
事業(会議、講演会、シンポジウム)を行うために必要な会場借料
及び茶菓料(お茶代)等
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謝金
事業を行うために必要な謝金(委員謝金等)
設備費
事業を行うために必要な機械装置及び工具器具備品等の購入、製造、
借用、修繕又は据付けに必要な経費
物品購入費
事業を行うために直接必要な物品(当該事業のみで使用されること
が特定・確認できるもの。原材料及び消耗品費等(諸経費の中の一
般管理費で購入するものを除く。))の購入に要する経費
外注費
事業を行うために必要な経費の中で、事業者が直接実施することが
出来ないもの又は適当でないもの(機械装置又は工具器具部品等の
設計、製造、改造、修繕又は据付け、試料の製造、分析鑑定等)の
外注に要する経費
※ただし、軽微な再委託(①50万円未満の再委託・外注、②印刷
費、会場借料(会場提供者からの付帯設備を含む。)、翻訳費その
他これに類するもの)については、この項目には計上せず他の適
当な項目に計上すること。
印刷製本費
事業で使用するパンフレット・リーフレット、事業成果報告書等の
印刷製本に関する経費
補助職員人件費
事業に直接従事する補助職員(アルバイト等)に係る経費
その他諸経費
事業を行うために必要な文献購入費、法定検査、検定料、特許出願
関連費用等に係る経費
Ⅲ.再委託費
事業を行うために必要な経費の中で、事業者が直接実施することが
出来ないもの又は適当でないもの(調査、工作物の作成、組立等及
び大学、高等専門学校、独立行政法人化した研究所、公設試験研究
機関等からの技術指導費等)の一部を委託するのに必要な経費
※ただし、軽微な再委託(①50万円未満の再委託・外注、②印刷
費、会場借料(会場提供者からの付帯設備を含む。)、翻訳費その
他これに類するもの)については、この項目には計上せず他の適
当な項目に計上すること。
Ⅳ.一般管理費
事業を行うために必要な経費の中で、エビデンスによる照合が困難
な経費(当該事業とその他の事業との切り分けが困難なもの)につ
いて、契約締結時において一定割合支払を認められる間接経費。
具体的には、当該事業を行うために必要な家賃、水道光熱料、コン
ピュータ使用料、回線使用料、文房具などの汎用的な消耗品等、当
該事業に要した経費として抽出・特定が困難な経費。
(これらにあっ
ても事業の特定が可能なものは、事業費に計上すること。)
(2)直接経費として計上できない経費
・建物等施設に関する経費
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・事業内容に照らして当然備えているべき機器・備品等(机、椅子、書棚等の什器類、
事務機器等)
・事業実施中に発生した事故・災害の処理のための経費
・その他事業に関係ない経費
10.問い合わせ先
〒100-8901 東京都千代田区霞が関1丁目3番地1号
経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 鉱物資源課内
担当:第2回日アフリカ資源大臣会合準備事務局
電話 :03-3580-8490
FAX:03-3580-8484
E-mail:[email protected]
※お問い合わせは原則、電子メールにて受け付ける。その際、件名(題名)を必ず「平
成27年度日アフリカ資源大臣会合運営等事業」とすること。他の件名(題名)
ではお問い合わせに回答できない場合がある。
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