趣意書 会津大学や大学発ベンチャーが有するICT技術は、本市産業の特色の 一つであり、現在40社以上のICTベンチャーが地域内外で活躍してい る状況にあります。 一方、近年は社会経済の変化も影響し、ICTベンチャーの創出が停滞 し、優秀なICT技術者の多くが首都圏企業へ就職するなど人材の流出が 大きな課題となっています。 このことは、優秀なICT技術を持っていても、すぐにビジネスに結び 付きにくいことが要因の一つであり、当該技術を製品・サービスに活かす ノウハウや資金面を含めた実現力を支援する仕組みが重要であります。 そのためには、より多くの情報収集や関係機関との連携を進め、企業が 抱える技術的課題(ニーズ)と大学等が持つ研究技術(シーズ)の結び付 きを一層推進し、新たなビジネスを誘発する必要があります。 こうした取り組みを一層強化・拡大するため、今般、首都圏を中心に幅 広いネットワークを有する産学官連携専門的組織である一般社団法人コ ラボ産学官と本地域のICT技術を集積する会津大学及び本市の三者に おいて連携協定を締結するものです。
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