業界におけるインターネットの活用 PDF

仮名
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各社代表取締役向
企画書
(株)千葉ラブリン
西内毅
(株)丸高ラブリン
高野寛康
世間の動向
トフラーが「第三の波」で述べているとおり、農業革命、産業革命に匹敵する変革期
であるといえる。
(未来学者アルビントフラー)
郵政省通信白書より
増えつづけるインターネットユーザー
インターネットの本来の環境がこの秋に出現します
理由
①通信価格の大幅な引き下げ
専用回線 3 万円/月が 3 千円/月位
②通信転送量の大幅な増大
128kbps(ISDN)が 1Mbps 以上
③現段階ではパソコンの低価格化
パソコン自体は鈍化する予測
④パソコン以外にソニーのゲーム機に代表される PS2(プレステツー)などで
後々の拡張機能を装備しインターネットへの接続が増加する見込み
今年の秋販売が予定されているマイクロソフト社の X-BOX
PS2 の三倍の能力があるといわれていますが?詳細不明
いずれにせよ現在のパソコンを部分的に凌ぐ性能を保有している
パソコンに変わるテクノロジドライバとしてゲーム機が浮上してきた
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⑤競争に勝つためネット販売を取り入れざるをえない。
インターネットは即人件費の削減に結びつきます(※1)
⑥最も期待のできる携帯電話のiモード等
インターネット情報を
検索できる世界最小の端末、現在はカラー化の段階
現在
たくさんのコンテンツが作られています、
その中に飲食店の検索サイトも含まれています
資料①
日本の携帯普及率は先進国の中でもダントツの方です
ケータイ王国といわれています
豆知識
1999 年 2 月スタートしたiモード一年で既に 2 月現在 400 万台突破
作成中に新しい情報 ⇒ 500 万台突破(毎日新聞3月 17 日付)
(ドコモ他機種からの乗り換え 6 割 新規契約の占める割合 4 割)
2002 年開始予定の次世代携帯電話(※2)は NTT ドコモが提唱する
日欧方式に国内事業者が足並みをそろえた、そしてそれが国際標準に
なる可能性が高くなってきた、日本が主導権を取る可能性も…
これらの理由によりネット市場はこの秋に爆発的に拡大します
インターネットユーザー郵政省通信白書
インターネット環境のある方は下記をご覧ください↓
http://www.mpt.go.jp/policyreports/japanese/papers/index-98wp.html
98 年現在 1694 万人確定
99 年現在 2000 万人を超えるか?
00 年
拡大中
そして通産省 1999 年 3 月「日米電子商取引の市場規模調査」より
推測される市場規模は
2003 年、日本のネット販売の市場規模は 3 兆 1600 億円
3
アメリカは既にブレイク中
98 年の市場規模 90 億ドル(約 1 兆円)
2000 年は約三倍の 300 億ドル(約 3.3 兆円)
それに比べて日本の市場
98 年 1665 億円
まだまだ発展途上
日本最大級飲食店検索サイト設立
目的
おしぼり業界が飲食店関連業界のイニシアチブ(主導権)を取ること
=飲食業関連業界の総合的囲い込み
意義 これから始まる 21 世紀にむけておしぼり業界の確固たる地位を築く。
=各社が生き残るため
おしぼりサイト(仮名)とは簡単にいえばホームページのようなものですが、大量の情報
と検索機能をつけることにより飲食店を探す人にはこのうえなく便利に、そして人が集ま
ればお店にとってもなくてはならないものになります、そこで通販部門とそれに付随して
店配(宅配ではない)部門も設立、大変役に立つものとなります
最近の幹部会でもオシボリだけでは先が見えてきているといわれます、
もともとのキャパシティが限られているので近年雑貨等にその矛先が
向かっているのも自然の成り行きだといえます、が、雑貨などの流通も
変化がはじまっています。例えば最近のソニーの例です
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PS2 の例
販売店を通さない流通、一分間に 400 万件?アクセス
システムがパンクしアクセス不能、それでも実際ネット上で 70 万台
を予約販売、販売店の不満続出などの構図が見られました
やろうと思えば400万台直販できたのです、行列で買っていた人も
次回はその PS2を使って PS3 をインターネットで購入する確率が
高いといえます
面白いインタビューがあったのでそれを掲載します
PS2で何を配信するのかという問いに対して
ソニー・コンピュータエンタテインメントの社長の答えです
「ビット(デジタル)化できるものすべてだ。まずはゲームソフト。
近い将来に音楽や映画に広がるとみている。
現在のエレクトロニック・コマース(EC)は注文と決済が電子化されているだけ。
それでも産業構造が変わりつつある。
ビット化された商品そのものがネットで流通するようになれば革命に近い。
我々はこれをE−ディストリビューションと呼んでいる」
久多良木健社長
我々おしぼり業界にとっては緑色の字の部分がポイントです
簡単に言い換えればEコマースにより
割り箸や紙オシボリ、名入り商品などの雑貨はネット上で購入可能
大量に扱うため非常に安価に取り扱いできるようになり製造業者が
直接販売しやすくなるのが
Eコマース
ということです。※3
NHK連続テレビ小説の「あすか」での一節
Eコマース=老舗の商売=お客様と直接向かい合える
この部分がポイントです、雑貨は我々の頭越しに販売される可能性が
大きくなるということです。
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SONYやイトーヨーカ堂(セブンイレブン中心)は顧客囲い込み作戦でEコマースのシ
ステム及び金融まで支配していこうとしています。振返って私たちの業界にも独自の脅威
があります、他業界のユニマット
ダスキン等の参入も見え隠れしていますが、その他に
も別のルートが考えられます。それはせっかく育ってきた雑貨の芽を摘まれる事も徐々に
進行していることです。製造業者が直販をやらなくても大きな資本アスクル等がそれらを
まとめるでしょう。どうせならオシボリ業界がまとめられれば大きな利益につながるので
は?
各社が全ての顧客データを公表しさえすれば現時点で間違えなく日本最大級の飲食店検索
サイト。現在飲食店検索サイト最大手は「グルナビ」というところです。
その他メジャーなサイトはピア、イサイズグルメ、タウンページなど数多くあります
しかし現時点では超有名なグルナビでも実際の情報量は貧弱に感じました※4
「グルナビ」の一日の検索量はiモードを含めると
一日何と1000万件(営業マン曰く)ということです
多分、ページアクセスの合計件数だと思いますが
10分の1としても100万件 月に延べ約 3000 万人
が見るのでは?
それでは実際にどう商売につながるのか?
どうイニシアチブがとれるのか?
メジャーなサイトになることでユーザー及びエンドユーザーが
必ず見に来るサイトとなります
ネット上で飲食店を検索するということはすでに一般的であり有名なポータルサイト上で
はあたりまえなものといえますし、携帯電話のiモード,EZアクセス等にとってもいまや
必須アイテムであることは明々白々です。資料①
もうひとつ無料の原則について
パソコン無料
プロバイダ無料
情報無料
無料を武器に毎日5万人加盟?
インターネット電話無料
資料②
毎日数百万人規模が訪れるサイトになる事が前提条件
(グルナビは嘘か誠か 1000 万人といっているので…)
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① 基本は無料でも付加価値を加えたものには付加価値分のサイト利用料も徴収でき
ます、あくまで無料の原則は維持しつつ、情報量(写真量)、ページ付加により利用
料を課す仕組みです
②
エンドユーザーや既存店、新規に店を出す人にとっても何でも揃っているサイト。
統一ブランド 例えば「O(ORK)ブランド」の割り箸、ナプキン、洗剤
有名ブランドでは値引きできない分このブランドで安く提供。
その他店内にある全ての雑貨、内装ハード面(ホシザキ製品のような器機)
も含めた総合ビジネスにつなげることができるのではないでしょうか
③ それに付随して各社が関東の津々浦々に走らせている車は
実働部隊としての立派な運送トラック軍団だということです
サイト上で販売する品物を配達まで含めて面倒見ることが出来ます
一日何台、新宿の町を我々のトラックが走り抜けているでしょうか?
10台でしょうか?その十倍以上かもしれません、日本でも指折りの
立派な運送業者というです。
これは顧客の囲い込みの大きな武器といえます
④ さらに今後のインターネットの普及により、たくさんの店が
電話による予約のほかに電子メールによる予約も主流になると思われます
(お店の検索後にそのまま予約という形)
そこでEメール予約代行サービス
⑤ エンドユーザーを会員にするようなサービス
丸秘情報や開店情報など特に価値ある情報の提供
⑥ 「グルナビ」は飲食店の求人広告もネット上で始めました
「グルナビJOB」
⑦ サイト運営自体にはサイト上に大企業の広告や関連企業の広告
を載せ、そこから得られる広告費でも充分にまかなえると思われます
(個人の出した人気サイトにも企業は広告を出しています)
⑧ 電子メール(メールマガジン)の配信 ここでも広告費が期待できます
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これらの事によりこのサイトを中心に飲食店経営者らが
かっぱ橋に行く必要もなく毎月の消耗品、すべての必需品
を安く購入できる最大のサイトとなる可能性が大です。
アスクルのように翌日にはお店にすべてお届けするシステムで。
つまり飲食店経営者にとっての
になればいいのです
関連業者がこのサイトに殺到するのは自然の流れでしょう。
大きくなるというよりは化ける可能性が大です
現在の状況
我々業界にとっては 四つの強み があります
①日本全国津々浦々の情報を既に持っていること。
②無料で載せることができること。※5
③ 輸送手段を持っている
④ 雑貨などの流通に強いこと
(他のサイトは運送手段を他社に頼らざるをえないので雑貨などの販売で我々が有利)
毎日毎日数十件?数百件?他のサイトは情報量が増えているとおもいます。
選択肢
選択可能な戦略案として
★ 1
各社がそれぞれ共通のシステムと顧客データを持ち
別会社からアクセスする
分散型???
★ 2
別会社に情報すべての顧客データを提出
一社に集める
集中型???
★ 3
IT関連を何もしない
別の道を歩む…
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(★1)の長所と短所
・独立性が保たれるような気がする(あまいかもしれない)
・各社で人材を育成する必要がある。
・時間が非常にかかる(致命的)
・挫折する会社がでる
(★2)の長所と短所
・短時間でできる
・人材を確保しやすい
・各社出資と情報収集のみですむ。
結論
★ 2の別会社に情報すべての顧客データを提出
一社に集めるのがベストの選択だと思います。
費用
?????
各社の出資金
レンタルサーバー?
システム一式
メニューのコピー
ホームページ作成スタッフ=外注?
予測される事態の推移
1万件を突破すれば自然と顧客が殺到し自然増殖が始まるのでは?
新たな顧客をオシボリや雑貨納品を条件に無料を打ち出していくことで
オシボリ受注件数が増える。
また将来オシボリ自体を無料サービス化できる可能性もあります
資料②
なすべきアクション
各社のホームページを作る段階からすぐ次のステップ=利用する段階となります。
まずは各社必要項目(タウンページなどを見本にして)のデータを集める
検索しやすいサイトの作成、この道のエキスパートと組んでいくことが早道。
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まとめ
ネット上で販売会社を持たざるものはいまや不利益を被りつつあります、ゆえに 20 世紀最
大の革命と言われるインターネットを業界が率先して取り込み、21世紀の業界の生き残
りを確実にしなければならないと思います。
情報は公表しなくても他社に自由に扱われてしまいます、どうせなら今もっている情報を
自分の物とし活用するほうが賢い選択ではないでしょうか?オシボリ組合主催
日本最大
OR
の飲食店サイト、まずはO
RK
Kが
がは
はじ
じめ
める
る関
関東
東最
最大
大級
級サ
サイ
イトトを
を。
おしぼりをどうぞ
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