1 00の唐津焼展 2015 年 3 月 24 日|火| 唐 津 市 近 代 図 書 館 美 術ホールにて 観覧料無料 − 古 唐 津・献 上 唐 津・中 里 無 庵 − 5 月 5 日|火| ごあいさつ 土の味わいと素朴な作風が特徴の唐津焼。その始まりは、400年以上 作品一つ一つが個性を持つ唐津焼の魅力を、言葉で表現するのは難 前にまで ると言われています。ひとくちに「 唐津焼 」といってもその姿 しいかもしれません。本展覧会では、桃山陶の「古唐津」を中心に、御 は多種多彩で、時代によって様々な唐津焼が生み出されてきました。 用窯で焼かれた「献 上唐 津」や人 間 国 宝「中 里 無 庵」作の逸品、約 唐津市内では現在でも約70の窯元が作陶に励んでいますが、その源 100点をご覧いただきます。 は昭和になって中里無庵氏(十二代中里太郎右衛門)が復元した古唐 古と現代の対比の中で唐津焼の魅力と変遷を っていただき、 「 唐津焼 津の様式がベースとなっています。 って、 いいよね。」と感じていただければ幸いです。 古唐津 こがらつ 唐津焼は、肥前国(現在の佐賀県と長崎県)で焼かれた陶器の総称で、現在では200 箇所以上の窯跡が見 つかっています。このうち桃山時代から江戸時代初めにかけて焼かれたものを「古唐津」と呼びますが、 素朴でおおらか、そしてなおかつ大胆な鉄絵文様が特徴です。その作行きには様々な個性があり、その多 様さがまた古唐津の魅力となっています。( 写真:黒唐津素麺手茶碗 ) 献上唐津 けんじょうがらつ 享保19年(1734)から明治の廃藩置県まで、唐津藩の御用窯であった唐津・唐人町の御茶盌窯(おちゃわ んかま)で作られた製品を示す名称で、先行する坊主町窯の製品を含めることもあります。きめ細かい陶 土を使用し、象嵌(ぞうがん)や透かし、写実的な絵画文様を描くなど、洗練された作風の焼物です。 ( 写真:献上唐津湯桶 ) 中里無庵 なかざとむあん 1895年(明治28年)佐賀県東松浦郡唐津村(現・唐津市)に十一代中里天祐の次男として生まれた無庵は 古唐津の窯址調査、陶片資料をもとに古唐津の技法を研究、割竹式登窯の復元や「叩き」の技法の再現な ど、桃山時代の古唐津の復興に尽力しました。その功績から唐津焼の重要無形文化財(人間国宝)に認定 されました。1985年(昭和60年)没。享年89歳。( 写真:彫唐津茶碗「白雨」) 会場/唐津市近代図書館 北口 〒847-0816 佐賀県唐津市新興町23番地(電話 /0955-72-3467) お問い合せ先/唐津市教育委員会生涯学習文化財課(電話/0955-72-9171) 開 館 時 間 / 1 0 : 0 0 ∼ 1 8 : 0 0 ( 入 館 は 1 7 : 3 0 ま で )/ 観 覧 料 無 料 至西唐津 九州電力 唐津営業所 ※お車でお越しの方々へ /唐津市近代図書館の駐車場は建物の裏側にございます。 あ ま り 広 く あ り ま せ ん の で 、ア ル ピ ノ 駐 車 場( 有 料 )な ど も 併 せ て 利 用 く だ さ い 。 主催 協賛 損 保 ジャパ ン 唐 津 ビル 唐津市 近代図書館 バ ス / バ ス 停 「 ア ル ピ ノ 前 」 下 車 、徒 歩 5 分 唐津市教育委員会 協力 至和多田 南口 大西工業 電 車 / J R 唐 津 駅 下 車 、南 口 よ り 徒 歩 1 分 唐津市ふるさと 会館アルピノ JR 唐津駅 会 期 中 の 休 館 日 / 月 曜 日( 3 月 3 0 日 、 4月 6・1 3・2 0・2 7日 )、4月1日( 水 ) アク セ ス 方 法 バス停「アルピノ前」 町 田 川 佐賀大学ひと・もの作り肥前陶磁研究所
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