2015年3月12日 アジア アジア・リート市場について アジア・リート指数が堅調な背景は? アジアの高い経済成長に支えられ、リートの業績拡大やそれに伴う配当の増加が 期待されることが主な背景です。相対的に高い配当利回りも下支えしています。 200 ■アジアは生産年齢人口の増加、中間所得層の 拡大が見込まれ、また人口が集中することで都 市化も進むことなどから高い経済成長が期待さ れます。アジア・リート市場は中長期的な不動産 市場の拡大を背景に、賃料の増加などに伴い配 当の増加も続くと期待されます。 ■2011年1月~2015年2月の期間に、リート指数は 45%上昇し、配当は36%増加しました。その結果、 配当利回りは若干低下したものの高水準を維持 しています。 ■主要国と比べ、アジア・リート市場の配当利回り が高いことも、アジア・リートの下支え要因です。 【アジア・パシフィックリート指数と配当、配当利回り】 【リートの配当利回り、10年国債との利回り差】 (ポイント) 指数は上昇したが、配当も増加して おり、配当利回りは高水準を維持。 (%) 配当利回り(右軸) 7 7 6 6 5 5 4 4 (%) リートの 配当利回り 5.4 150 リート指数(左軸) 配当(左軸) 3 3 3.2 5.2 10年国債との 利回り差 2.7 100 2 2 1 1 シン ガ ポ ール、香 港、 オース トラリ アのリ ートの 配当利回り は、 主要国と 比較しても高い。 特にシ ンガポール、 オー ストラリ ア は10 年国 債と の利回り 差も 厚く、 相対 的に 配当 に対 す る魅 力 が高くなっている。 4.0 3.2 3.4 2.9 2.6 2.5 1.4 リート指数と配当は2011年1月を100として指数化 0.7 50 0 11/1 12/1 13/1 14/1 15/1 0 シンガポール オーストラリア 香港 アメリカ 日本 イギリス (年/月) (注)データは左のグラフが2011年1月~2015年2月、右のグラフが2015年2月末。リート指数はS&Pアジア・パシフィックリート指数(現地通貨ベース)。配当は リート指数と配当利回りから算出。10年国債との利回り差は各国・地域のリートの配当利回りと各国・地域の10年国債利回りの差。 (出所)FactSet、Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 ■当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するも のではありません。■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、 将来予告なく変更されることがあります。■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今 後の市場環境等を保証するものではありません。■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証 するものではありません。■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に 帰属します。■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。
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