Chapter3 スタイルシートの基本 Chapter3 スタイルシートの基本 1 2 スタイルシートを記述する方法には、大きく分けて3種類の方法があ 3 イルシートを記述するにあたって必要な基本的な記述方法を学習しま ります。この章では、「Style属性」を利用した方法とこれからスタ す。 4 Lesson1 スタイルシートの記述方法 5 6 スタイルシートを記述する際の基本的な文法について学習します。 修 スタイルシートでは「○○の××を△△にする」のような形式でデザインを定 義します。例えば、「<h1>の文字色を赤にする」といった形式です。 対象(○○の部分)をセレクタ、特徴(××の部分)をプロパティ、実際の設 定値(△△の部分)を値と呼びます。 スタイルシートでは、通常プロパティと値を次のように記述します。 プロパティ:値; 例えば、「文字の色を赤にする」という場合、文字の色を指定するプロパティ 「color」と赤を表す値「#ff0000」を利用して下記のように記述します。 color:#ff0000; プロパティの種類によっては、 プロパティ:値1 値2 値3; のように、値を複数記述する場合もあります。この時、値と値の間は半角ス ペースで区切ります。 また1つのセレクタに複数のプロパティを記述する場合(例えば、「<h1>の文 字色を赤に、文字のサイズを14pxにする」などの場合)は、 プロパティ1:値;プロパティ2:値; のように連続して記述することも可能です。 Lesson2 style属性を利用した定義 XHTML+CSSレイアウトでWebページを作成する場合の手順は、まず最初に、 HTMLドキュメントに、XHTMLの記述を行います。その後、スタイルシートを 記述します。 ◆◆ XHTMLの記述 <!DOCTYPE html PUBLIC"-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN" "http:// www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd"> 14 Chapter3 スタイルシートの基本 <html> <head> <title>style属性でCSSを定義</title> </head> <body> <h1>CSSを使おう</h1> Point 使用頻度の高いタグ ・h1 〜 h3 見出し ・p 段落 1 ・ul/ol/dl リスト ・table 表 ・form フォーム 2 <p>CSSを利用するとドキュメントとデザインを分離でき、Webコンテンツの 3 開発やメンテナンスがしやすくなります。再利用性も高いので、積極的に使っ ていきたいですね。</p> 4 </body> </html> 5 ◆◆ スタイルシートの記述 6 スタイルシートの記述方法は大きく分けて3種類ありますが、この章ではstyle属 Point CSS の定義方法 修 性を利用した記述方法で学習をします。 CSS にはさまざまな定義方法があり style属性を利用して、スタイルシートを定義する場合は次のように記述しま ます。 す。 <対象となるタグ style="プロパティ:値;"> 例えば、「<h1>タグの文字の色を赤にする」という場合、 <h1 style="color:#ff0000;">と記述します。 この Chapter ではインライン型といっ て HTML タグに直接記述する方法で 行います。 この方法は、記述しているタグだけに 有効です。今回は対象とする要素を <h1> としています。 実際に記述を加えてみましょう。 <!DOCTYPE html PUBLIC"-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN" "http:// www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd"> <html> <head> <title>style属性でCSSを定義</title> </head> <body> <h1 style="color:#ff0000;">CSSを使おう</h1> <p>CSSを利用するとドキュメントとデザインを分離でき、Webコンテンツの 開発やメンテナンスがしやすくなります。再利用性も高いので、積極的に使っ ていきたいですね。</p> </body> </html> このHTMLドキュメントをブラウザソフトで開くと次のように表示されます。 15
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