仕様書［PDF：274KB］

別添
入札仕様書
特
許
庁
１．件名
ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェアの調達
２．作業内容
(1) ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェアとは
公報仕様に基づき特許庁が発行している意匠公報／商標公報／公開・国際商標公
報／審決公報に収録されている公報データの閲覧、印刷及び検索を目的としたソフ
トウェアである。
実行ファイル（JPOVIEW.exe）を起動すると、電子公報データを閲覧及び検索す
ることが可能となる。
起動ＯＳを判断し、日本語ＯＳの場合は日本語ソフトウェアが、英語ＯＳの場合
は英語ソフトウェアが起動する。
(2) 本ソフトウェアの動作保証ＯＳについて
対象ＯＳ
WindowsVista（Business）
Windows7Professional
Windows8Pro
Windows10Pro
（注１）文字フォント字形については、JIS X0208 に準拠すること。
（注２）対象 OS は Windows7 Professional 32bit/64bit SP1 を対象とする。
（注３）公報仕様
意匠、商標、公開・国際商標、審決第 9.1 版までの既発行済
の公報についても動作保証すること。
（注４）自社製品以外の製品を用いる場合、予め著作権の許諾を受けておくこと。
（注５）対象の日本語 OS と英語 OS の動作保証を実施する。
(3) 必要な機能
特許庁が提供する既存のＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェアを「公報仕様
標、公開・国際商標、審決
もしくは、「公報仕様
意匠、商
第１０版及び第１０．１版」に対応した改造を行う。
意匠、商標、公開・国際商標、審決
第１０版及び第１０．
１版」及び(2)に記載した動作保証ＯＳに対応し、かつ、既存のＳＧＭＬ公報閲覧ソ
フトウェアと同等の以下の標準機能を装備した新規ソフトウェアの開発を行うこと
も可能とする。なお、詳細は貸与するソフトウェア設計書等を参照されたい。
・標準的な画面構成を有する機能。（別紙 1 を参照）
・公報仕様に基づきＳＧＭＬ解析処理を行う機能。
1
・公報仕様記載の検索キーに基づき検索を行う機能。
・公報を表示する機能。
・イメージを表示する機能。
・印刷を行う機能。
(4) 今回の主な改定内容
公報仕様
意匠、商標、公開・国際商標、審決
第１０版及び第１０．１版対応
（1）＜追加されたタグ例＞
①意匠の国際登録に関するハーグ協定のジュネーブ改正協定加入に伴う
審決公報の請求人に係る新規タグの追加、並びにタグ一覧、ＤＴＤ（別紙
2 を参照）の追加
・氏名又は名称原語表記
・住所又は居所原語表記
※詳細は別途公報仕様書を参照すること。
３．数量
・公報仕様
意匠、商標、公開・国際商標、審決
ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェア
第１０版及び第１０．１版対応
一式
４．納入期限
平成２８年１０月２８日（金）
５．貸与物
(1) 公報仕様
意匠、商標、公開・国際商標、審決
第９．１版
一式
(2) 公報仕様
意匠、商標、公開・国際商標、審決
第９版
一式
(3) ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェア（既存分）
一式
(4) ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェア
第９版対応改造仕様書
一式
(5) ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェア
ソフトウェア設計書（既存分）
一式
(6) ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェア
プログラム設計書（既存分）
一式
(7) 操作手順書（日本語版及び英語版）（既存分）
一式
(8) 意匠公報、商標・商標書換登録公報、公開・国際商標公報、
審決公報のサンプルデータを蓄積したＣＤ－Ｒ又はＤＶＤ－Ｒ
各１枚
※上記(8)については、28 年 9 月末に提供予定。
※貸与物（上記(3)及び(8)を除く）は特許庁総務部普及支援課で閲覧可能である。応
札者は本業務の作業工数の見積もりを行うにあたって参照しておくこと。(別紙 3)
2
６．納入物件
公報仕様
意匠、商標、公開・国際商標、審決
第１０版及び第１０．１版
対応
(1) ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェア仕様書
一式
(2) ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェア
ソフトウェア設計書
一式
(3) ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェア
プログラム設計書
一式
(4) 操作手順書（日本語版及び英語版）
一式
(5) 総合テスト結果報告書
一式
(6) ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェアを収録したＣＤ－Ｒ又はＤＶＤ－Ｒ
正副各１枚
＊上記の(1)～(4)は紙媒体の他に電子媒体でも納入することとし、電子媒体の形式に
ついては特許庁担当者の指示に従うこと。
７．納入場所
特許庁総務部普及支援課
８．担当者
特許庁総務部普及支援課公報企画班公報企画係長
９．課室情報セキュリティ責任者
特許庁総務部普及支援課長
１０．その他
(1) 作業方法
①ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェア仕様書の作成
特許庁の提示する発注仕様書を基に仕様書を作成すること。なお、仕様書の記
載内容から、既存ソフトウェアへの影響箇所及び詳細仕様が明確となるため、仕
様内容及びソフトウェア設計以降に係る作業工数について特許庁担当者の承認を
得ること。
②ソフトウェア設計書の作成
特許庁の提示する発注仕様書及び仕様書に基づきソフトウェア設計書を作成す
ること。
なお、ソフトウェア設計書については、特許庁の担当者の承認を得ること。
③プログラム設計書及びプログラム作成
ソフトウェア設計書に基づきプログラム設計を行い、プログラム設計書を作成
すること。プログラム設計書に基づき、プログラミング・単体テスト・連動テス
3
トを行い、プログラムを作成すること。
④操作手順書の作成
ソフトウェア設計書及びプログラム設計書に基づき、操作手順書（日本語版及
び英語版）を作成すること。
なお、操作手順については、特許庁担当者の承認を得ること。
⑤総合テスト
サンプルデータを用いて、総合テストを行うこと。また、入力データ及び出力
結果等、その際の環境・条件の全てを要約した総合テスト結果報告書を作成する
こと。
(2) 留意事項
①作業場所
作業場所については、原則請負先で行うこと。
ただし、特許庁の担当者との打ち合わせは特許庁内において行うこと。
②電子計算機及び消耗品の使用
電子計算機及び消耗品については原則請負先のものを使用すること。
③作業形態
作業にあたっては、特許庁の担当者と随時連絡をとり、疑義のある点については
協議すること。
④守秘義務の徹底
・特許庁が開示した情報（公知の情報等を除く。以下同じ）及び契約履行過程で
生じた納入成果物に関する情報を本契約の目的以外に使用、または、第三者に
開示、若しくは漏洩してはならないものとし、そのための必要な措置を講じる
こと。
・当該情報等を本契約以外の目的に使用、または第三者に開示する必要がある場
合には、事前に特許庁の承認を得ること。
⑤委任または下請け
・本仕様書に基づく作業にあたって、作業の一部又は大部分を第三者に委任し又
は請け負わせる必要性がある場合は、該当業者名、作業内容・範囲等について
事前に特許庁に通知し、承認を受けること。
⑥著作権
・納入物の著作権は納入と同時に特許庁に移転するものとし、請負者は著作者人
格権の行使は行わないこと。
・自社製品以外の製品を使用する場合、予め著作権の許諾を講じておくこと。
(3) その他
・本仕様書内の「～できること。」や「～可能なこと。」等の記載に関して、明示
的に「改造により可能であること。」等の記載でない限り、本調達範囲であり、
新たな費用負担なく各機能、要件を実現できること。
4
・本仕様書に別段の定めがない事項及び疑義が生じた場合は、適宜、特許庁の担当
者と協議の上、迅速に問題解決を行うこととする。
・データの取扱い等について「経済産業省情報セキュリティポリシー」及び「特許
庁情報セキュリティ運用細則」を遵守すること。
作業スケジュール（予定）
5
（別紙１）
標準的な画面構成
・ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェア（日本語版）の場合
ﾀｲﾄﾙ画面
JPO
ﾛｺﾞ
ｷｬﾝｾﾙﾎﾞﾀﾝ選択後、ﾀｲﾄﾙ画面表示
言語I指定ﾎﾞﾀﾝ選択後、基本画面表示
ﾌｫﾙﾀﾞ選択画面
ﾒﾆｭｰから「ﾌｧｲﾙ（F）」→「開く（O）」で
ﾌｫﾙﾀﾞ選択画面表示
OK、又はｷｬﾝｾﾙﾎﾞﾀﾝ選択後、基本画面表示
基本画面
目次画面
目次ﾎﾞﾀﾝ選択後、目次画面表示
（基本画面は表示したままとし、複数
の目次画面は表示しない）
終了で目次画面消去
終了で公報画面消去
選択、ｷｬﾝｾﾙ
ｱｼｽﾄﾎﾞﾀﾝ選択後、ｷｰﾜｰﾄﾞ一覧画面表示
検索実行後、公報画面表示
（複数の公報画面は表示しない）
一覧選択後、公報画面表示
（一覧選択は単数選択のみとし、
複数の公報画面は表示しない）
公報画面
ｷｰﾜｰﾄﾞ一覧画面
終了で公報画面消去
一覧
表示部
公報表示部
実行、ｷｬﾝｾﾙ
文字ｺｰﾄﾞ変換選択後、文字ｺｰﾄﾞ変換画面表示
文字ｺｰﾄﾞ変換画面
・ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェア（英語版）の場合
※ボタン名等の表記は英語とする。
ﾀｲﾄﾙ画面
長大画面
JPO
ﾛｺﾞ
一覧
表示部
Search And View ﾎﾞﾀﾝ
選択後、ﾌｫﾙﾀﾞ選択
画面表示（①）
①又は①’からの
遷移後ｷｬﾝｾﾙ
ﾎﾞﾀﾝ選択で
ﾀｲﾄﾙ画面表示
長大データ表示部
SeparateVolume ﾎﾞﾀﾝ選択後、
長大画面表示（①’）
①’又は③からの遷移後 OK ﾎﾞﾀﾝ選択、もしくは、
③からの遷移後ｷｬﾝｾﾙﾎﾞﾀﾝ選択で長大画面表示
ﾌｫﾙﾀﾞ選択画面
ﾒﾆｭｰから「ﾌｧｲﾙ（F）」→「開く（O）」で
ﾌｫﾙﾀﾞ選択画面表示（③）
①又は②からの遷移後
OK ﾎﾞﾀﾝ選択、もしくは、
②からの遷移後ｷｬﾝｾﾙ
ﾎﾞﾀﾝ選択で基本画面
表示
ﾒﾆｭｰから「ﾌｧｲﾙ（F）」→「開く（O）」で
ﾌｫﾙﾀﾞ選択画面表示（②）
基本画面
目次画面
目次ﾎﾞﾀﾝ選択後、目次画面表示
（基本画面は表示したままとし、複数
の目次画面は表示しない）
終了で目次画面消去
終了で公報画面消去
一覧選択後、公報画面表示
（一覧選択は単数選択のみとし、
複数の公報画面は表示しない）
検索実行後、公報画面表示
（複数の公報画面は表示しない）
公報画面
終了で公報画面消去
一覧
表示部
公報表示部
実行、ｷｬﾝｾﾙ
文字ｺｰﾄﾞ変換選択後、文字ｺｰﾄﾞ変換画面表示
文字ｺｰﾄﾞ変換画面
（別紙２）
ハーグ協定対応に伴う変更 DTD 一覧
公報発行区分
審決公報
公報名称
DTD
対象有無
特許審決公報
①APP.DTD
○
特許部分確定審決公報
②APPX.DTD
○
特許決定公報
①APP.DTD
○
特許部分確定決定公報
②APPX.DTD
○
特許再審公報
①APP.DTD
○
特許判定公報
①APP.DTD
○
実用新案審決公報
①APP.DTD
○
実用新案部分確定審決公報
②APPX.DTD
○
実用新案決定公報
①APP.DTD
○
実用新案再審公報
①APP.DTD
○
実用新案判定公報
①APP.DTD
○
意匠審決公報
③APD.DTD
○
意匠決定公報
③APD.DTD
○
意匠再審公報
③APD.DTD
○
意匠判定公報
③APD.DTD
○
商標審決公報
④APT.DTD
○
商標部分確定審決公報
⑤APTX.DTD
○
商標決定公報
④APT.DTD
○
商標部分確定決定公報
⑤APTX.DTD
○
商標再審公報
④APT.DTD
○
商標判定公報
④APT.DTD
○
特許判決公報
⑥CDP.DTD
○
実用新案判決公報
⑥CDP.DTD
○
意匠判決公報
⑦CDD.DTD
○
商標判決公報
⑧CDT.DTD
○
判決公報（汎用）
⑨CD.DTD
○
審決訂正公報/判決訂正公報
⑩CRAP/DTD
○
部分確定審決訂正公報
⑪CRAPX.DTD
○
（別紙３）
１．閲覧資料
(1) 公報仕様意匠、商標、公開・国際商標、審決第９．１版
一式
(2) 公報仕様意匠、商標、公開・国際商標、審決第９版
一式
(3) ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェア第９版対応改造仕様書
一式
(4) ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェアソフトウェア設計書（既存分）
一式
(5) ＳＧＭＬ公報閲覧ソフトウェアプログラム設計書（既存分）
一式
(6) 操作手順書（日本語版及び英語版）（既存分）
一式
(7) 経済産業省情報セキュリティポリシー
一式
(8) 特許庁情報セキュリティ運用細則
一式
※閲覧を希望する場合は、特許庁担当者から機密保持誓約書の様式を入手したのち、必
要事項を記入して同担当者に提出した上で、その指示のもと行うこと。
＜担当者の連絡先＞
特許庁総務部普及支援課公報企画班
電話番号 03-3581-1101 内線 2305
E-mail
[email protected]

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