S2012情報機器論教科書08回目ウェブページの仕組みとCMS2011

ウェブページの仕組みとCMS
田村貴紀
今日の要点
 クライアントサーバーシステム
 HTMLとXHTMLというものがある
 CMSというウェブサイト構築方法
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ホームページ(Home Page)
 ホームページ(Home Page) :ウェブブラウ
ザでどこかのサイトを訪れたとき、最初に表示
される画面のこと
 ウェブページ、ウェブサイト
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クライアントサーバーシステム
 クライアント側のコンピューターとサーバーが、
互いに処理を分担しながら連携して動作する
システムのこと。C/Sと略記する場合もある。
サーバー側にデータベースを置いてクライアン
トから利用するケースが多い。
 ピアツーピア P2P
サーバーとクライアントといった主従関係がある
ネットワークではなく、互いに対等の立場になっ
ているネットワーク環境のこと。音声通話ソフト
Skype、 Winnyなどのファイル交換ソフト
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クライアント・サーバーシステム
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ウェブページとHTML,XHTML
 ウェブページは、テキストファイル。
 ウェブページは、HTML(Hyper Text
Markup Language、ハイパーテキスト・
マークアップ言語)で書かれている。
 または、XHTML(eXtensible HyperText
Markup Language)で書かれている。
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何故テキストファイルが良いのか
 共通性、汎用性がある 違うOSでも読める
 テキストファイル 文字だけ
 バイナリファイル 特定のアプリケーションソフ
トが利用するファイル
 MS Wordのファイルとテキストファイルの比
較
 テキストエディターを起動してみる。
 テキストファイルの方が便利なこともある。
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HTMLの構成
 1つのHTML文書(ファイル)は次の2つの部
分から構成されます。
 そのHTMLファイル自身に関する情報
 読者に読んでもらう本文
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HTMLの要素
 1番目の部分をHTMLのhead要素
 2番目の部分をbody要素
 タグは要素の名前を山括弧( < と > )で囲ん
だものです。つまりhead要素を示すタグは
<head>となります。
 通常タグは2つをペアで使う。:開始タグ、終了
タグ
 終了タグ→最初の山括弧を</。
 <head> </head>
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HTMLの骨格
 <html ...>
 <head>

ヘッド要素の内容
 </head>
 <body>

ボディ要素の内容
 </body>
 </html>
 これがHTMLの骨格です。あとはこれにいろいろな内
容を肉付けしていけばよいのです
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その他の要素01
 タイトル:title要素
 段落:p要素(Paragraph)。
 見出し:heading要素
 見出しを示すのは、h1~h6の6つのheading要
素です。h1が大見出し、h2が中見出しと、数
字が大きくなるにつれて下位レベルの見出し
になっていきます。通常、大見出しの次にい
きなり小見出しがこないように、h1の次に突
然h4を使ったりせず、h1, h2...と順番に使って
いってください。
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その他の要素02
 リンク:a要素 → <a>
 リンク先は、このa要素の開始タグに、属性という付加
情報を加えて示します。ここではhrefという属性を使い
ます(要素名と属性は半角のスペースで区切ります)。
 <a ref=“ http://www.seigakuin.jp/index.htm ”>
聖学院大学</a>
 画像を掲載:img要素




画像を表示しない利用者のためにalt
<img src="me.jpg" alt=”写真”/>
srcが画像ファイルの在処(URL)、altが代替文です。
画像ファイルの名前を変えてみましょう。
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HTML文書や画像ファイルのファイ
ル名は、以下の点に注意。
 基本的に 半角英数字 のみを用いる。
 使用可能な記号はドット(.)、ハイフン(-)、
アンダーバー(_)
 スペース文字を含んだファイル名は使用しな
い。
 大文字・小文字をちゃんと使い分ける。
 ○ test.html
 ○ test-page.html
 × test&page.html
 × テスト.html
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ウェブページ
 聖学院大学
 表示⇒ソース
 HTMLが正確かどうかチェックする。
 http://openlab.ring.gr.jp/k16/htmllint/ht
mllint.html
 ランキング
http://www.aland.to/~lintrank/table.htm
l
 正確でないと何が問題か?→表示できない機械
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XMLとXHTML
 XMLとは
 http://e-words.jp/w/XML.html
 教科書 50ページ
 SGML
 http://www.sophia-it.com/content/SGML
 SGMLを簡略化した→HTML、XML
 XMLをウェブ用に→XHTML
 http://e-words.jp/w/XHTML.html
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XML(XHTML)の良いところ
 XHTMLは、何がいいのか→コンピューターで
処理できる部分が増える
 ブログ検索
 http://blog-search.yahoo.co.jp/
 日付で分類されている。→コンピューターでわ
かるような目印がウェブページについているか
ら。
 RDF(Resource Description Frame)
p.50
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CMSとは

Webコンテンツを構成するテキストや画像、レ
イアウト情報などを一元的に保存・管理し、サ
イトを構築したり編集したりするソフトウェアの
こと。広義には、デジタルコンテンツの管理を
行なうシステムの総称。
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CMSの一般的な仕組み
HTML自動生成
入力
入
力
機
能
サーバー
アクセス
出
力
機
能
データベースソフト
データをデータベー
スソフトで管理
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簡単更新

Webサイトを構築:
 テキストや画像を作成
 HTMLやCSSなどの言語でレイアウトや装飾を行
ない、
 ページ間にハイパーリンクを設定する
 とっても大変。これらの要素を分離してデータ
ベースに保存し、サイト構築をソフトウェアで自
動的に行なうようにしたものがCMSである。
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CMSを導入すれば
 HTMLなどの知識を習得する必要はなく
 また、サイト内のナビゲーション要素なども自
動生成する
 ページが追加されるたびに関連するページに
リンクを追加するといった煩わしい作業からも
解放される。
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CMSには

CMSには、作成できるサイトの自由度の高い汎用
的なソフトのほかに、WikiやWeblog(Blog、ブログ)など、
コンテンツの管理の仕方やサイトのコンセプトに特徴
のあるソフトもある。
 また、それぞれについて、企業のサイト構築に利用す
るための商用ソフトウェアや、無償で公開されている
フリーソフトウェアがある。Webサイトのホスティングの
形でCMSが利用できるサービスもある。
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る
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内容とデザインの分離
 CMSにおいては、コンテンツそれぞれの内容
と、デザインは別個になっている
それらを付き合わせて初めてWebページがで
きあがる。
コンテンツの入力項目と、デザインの表示項目
とは一致していなければならない。そうした内
容項目の設定やデザイン⇒「テンプレート」と呼
ばれる。
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管理機能:【自動インデキシングと
ナビゲーション生成】

コンテンツの追加や更新により、コンテンツの関
連性が変更されると、ナビゲーション部分のインデ
キシングが自動的に変更され、コンテンツ間のリ
ンクが適切に更新される機能。
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【公開のスケジューリングや公開
サーバーへの自動配信】

コンテンツごとに、公開サーバーで公開する日時、
公開終了する日時をあらかじめ予約でき、スケ
ジュール管理が行える。また、公開サーバーの内
容を確認し、完全な形で公開(更新)を自動的に行
う機能がある。
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【ページの履歴管理】

過去のある時点で公開されていたページの情報
を蓄積し、履歴を管理(バージョン管理)することが
できる。通常はファイル単位の履歴管理であるが、
製品によってはサイト単位での履歴を残す事がで
き、任意の時点のサイトにロールバック(復旧)す
ることができるものもある。
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 RSS ( RDF Site Summary )
 ヴァージョンによって何の略か違う
 http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/rens
ai/5minrss/01.html
 http://www.google.com/reader/
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無料のcms




NetCommons
XOOPS
Drupal
Joomla!
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ナビゲーション
メ
ニ
ュ
ー
副
次
的
メ
ニ
ュ
ー
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