別紙１公益社団法人日本臓器移植ネットワークレシピエント検索システム等の再構築及び機器等一式に係る入札参加希望業者の募集について１．件名レシピエント検索システム等の再構築及び機器等一式に係る件２．システム概要公益社団法人日本臓器移植ネットワーク（以下、「当社団」という。）は、臓器の移植に関する法律（平成九年七月十六日法律第百四号）に基づき、我が国での死体（脳死体を含む）からの臓器移植に関わるあっせん業務を担う唯一の機関である。臓器提供者(以下、「ドナー」という。)が臓器提供施設において現れた場合に、その者の情報を収集し、当社団より移植施設にその医学的情報を含むあっせんに関わる情報を的確に伝達、移植を受けるか否かの意思確認を行うことにより、当該ドナーからの臓器の移植の可否が決定する。（詳細は、「臓器の移植に関する法律」最終改正：平成二一年七月一七日法律第八三号及び「臓器の移植に関する法律施行規則」平成九年十月八日厚生省令第七八号を参照のこと）。レシピエント検索システム（以下、「本システム」という。）は予め臓器移植希望者（以下、「レシピエント」という。）の情報を本システムに登録し提供施設においてドナーが現われた場合に、その者とレシピエントの医学的情報とを条件検索を行うことにより順位づけをし、レシピエントを選定、さらにそのあっせんにおいて得られた情報を集計し、移植医療の向上に資するためのシステムである。本システムは、平成 7 年 4 月当社団発足時に開発構築し、各臓器の提供適応基準改定や、臓器移植法改正に対応するべく、部分改修を繰り返しながら拡張・機能強化を進めてきた。しかしながら、本システム導入後 10 年超を経過し、現状の延長での改修・機能追加は困難な状況となってきた。また、その導入の経緯から当社団にソフトウエアの権原がなく、今後の機能拡張に支障を生じる恐れが出てきた。さらに、業務管理面での支援機能が弱いことから、これを補うため、表計算ソフトウエア等で業務の隙間を埋める対応を行ってきているが、実務においては職員の負担が大きく、問題となっている。特に検体管理については、本システムに機能が具備されておらず、あっせん業務の迅速な対応に支障が生じている。あっせん業務は、高度な医学的知識と経験を要求される業務であるが、改正臓器移植法を受け、今後想定される臓器提供・移植件数の増加に対応するために個人の経験値に依存することなく職員の活動をより的確なあっせん業務を推進することができる本システム上の対策が求められる。最後にネットワーク・サーバー機器やシステム環境であるが、導入の経緯から必ずしも標準化された情報体系になっておらず、その利活用には制限がある。今後厚生労働省をはじめとした各種医療機関等とドナー情報をはじめとした多様なデータ連携を図り、より高度な移植医療に資するシステムとしては、国際標準（PIX,PDQ,XDS,XCA）等を踏まえた見直しも必要である。また、本システムが稼働する機器についても、導入後の経年劣化により今後故障発生が想定されるため、今回の再構築に合わせてネットワーク・サーバー機器を一新する。３．契約内容レシピエント検索システム等の再構築及び機器等一式に係る業務について４．入札に係る日程下記のとおり、入札説明会を開催いたしますので、入札参加を希望される方は下記担当者までご連絡ください。入札説明書、調達仕様書は入札説明会で配布いたします。入札説明会：平成 27 年 3 月 18 日（水）午後 5 時より当社団会議室資覧：平成 27 年 3 月 19 日（木）～平成 27 年 4 月 3 日（金）料閲（予約制・1 社 1 日 1 回 2 時間まで・回数の制限はなし）提案書提出期限：平成 27 年 4 月 6 日（月）午後 5 時まで開札：平成 27 年 4 月 13 日（月）午後 1 時当社団会議室契約手続き：平成 27 年 4 月 14 日以降速やかに締結する５．応募資格以下の全ての要件を満たしていることが必要である。 (1)平成 25・26・27 年度厚生労働省競争参加資格（全省統一参加資格）「役務の提供等」のＡの等級に格付けされ、関東甲信越地域の競争参加資格を有する者であること。 (2)当該案件を確実に履行できると認められる者であること。 (3)資格審査申請書又は添付書類に虚偽の事実を記載していないと認められる者であること。 (4)経営状態が安定しており、以下のいずれにも該当しない者であること。ア会社更生法による更生手続開始申立てをした者又は更生手続開始の申立てをされた者イ民事再生法の規定により再生手続開始申立てをした者又は更生手続開始の申立てをされた者ウ破産法に基づく自己破産の申立てをした者又は同破産宣告を受けた者エ商法の規定による会社の整理の開始を命ぜられた者オその他会社法に基づく特別清算の開始等経営状況が不健全であることが明らかになった者 (5)労働保険・厚生年金保険・全国健康保険協会管掌健康保険又は船員保険の適用を受けている者にあっては、直近 1 年間について保険料に未納がない者であって、健康保険組合等の適用を受けている者にあっては、直近 1 年間について厚生年金保険料に未納がない者であること。また厚生年金保険の適用を受けない場合は、事業主が直近 1 年間について国民年金の未加入及び国民年金保険料の未納がない者であること。 (6)提案申込み時から遡って 1 年間に公的期間その他等との委託契約等において契約違反がない者。 (7)東京都暴力団排除条例（平成 23 年東京都条例第 54 号）第 2 条第 4 号に規定する暴力団関係者ではない者、東京都契約関係暴力団等対策措置要綱（昭和 62 年 1 月 14 日付財務庶第 922 号）別表 1 号に該当するとして（事業協同組合等であるときは、その構成員のいずれかの者が該当する場合を含む。）、要綱に基づく排除措置期間中でない者。＊東京都暴力団排除条例 http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/sotai/image/jourei.pdf ＊東京都契約関係暴力団等対策措置要綱 https://www.e-procurement.metro.tokyo.jp/qer/index.jsp (8)予算決算及び会計令（昭和 22 年勅令第 165 号）第 70 条及び第 71 条の規定に準じて、次の各号のいずれにも該当する者でないこと。ア当該契約を締結する能力を有さない者（未成年、被補助者であっても、契約締結のために必要な同意を得ている者は除く）及び破産者で復権を得ない者イ以下の各号のいずれかに該当し、かつ、その事実があった後 2 年を経過していない者（これを代理人、支配人その他使用人として使用する者についてもまた同様とする） (ｱ)契約の履行に当たり故意に事業の執行及び成果を粗雑にし、又は実績の数量等に関して不正の行為をした者 (ｲ)公正な競争の執行を妨げた者 (ｳ)落札者が契約を結ぶこと又は契約者が契約を履行することを妨げた者 (ｴ)監督又は検査の実施に当たり、職員の職務執行を妨げたもの (ｵ)正当な理由なく、契約を履行しなかった者 (ｶ)入札において落札者と決定された者又は随意契約において契約の相手方として決定された者が、正当な理由なく契約を締結しない者 (ｷ)前各号のいずれかに該当する事実があった後 2 年を経過しない者を、契約の履行に当たり、代理人、支配人その他の使用人として使用した者 (9)公共の安全及び福祉を脅かす恐れのある団体に属する者又は信用度が極端に悪化している者でないこと。 (10)プライバシーマーク付与認定を受けていること。 (11)JISQ27001 認証、ISO/IEC27001 認証のいずれかを取得していること。 (12)品質保証に係る認証資格として ISO9001 の認証を取得していること。 (13)入札説明会に参加した者。 (14)調達仕様書の受領者（入札説明会に参加した者）と企画提案に参加を希望する者が同一であること。＊複数の企業で構成される企業グループにおいても、入札参加を希望する構成員（企業）が入札説明会に参加すること。 (15)本事業への入札参加を希望する者は当社団と別途秘密保持契約を締結の上、資料閲覧を行い、委託する事業内容を十分理解したうえで参加すること。６．連絡先公益社団法人日本臓器移植ネットワーク入札方法に関する問合せ担当総務部宮林・川﨑システム内容に関する問合せ担当システム統括管理ＴＥＬ 03-6441-2791（平日 9：00～17：30）ＦＡＸ 03-6441-2792 森田