1 随意契約事前確認公募 平成28年3月11日 国立研究開発

随意契約事前確認公募
平成28年3月11日
国立研究開発法人海洋研究開発機構
分任契約担当役 経理部長 池川 和彦
(公印省略)
1.公募に付する事項
(1)事業名:海底地震計の運用・管理
(2)募集の主旨
本件は、受託研究「南海トラフ広域地震防災研究プロジェクト」の一環として行われる海底地
震計の運用・管理についての業務を行うものである。
以下の応募条件を満たし、本業務を提供できる「特定事業者」を契約の相手方とする予定であ
るが、当該特定事業者以外の者で下記の応募条件を満たし、本業務の実施を希望する者の有無を
確認する目的で、参加希望書類の提出を求めるものである。
なお、公募の結果、応募条件を満たすと認められた者がいない場合は、当該特定事業者との契
約手続へ移行するが、応募条件を満たすと認められる応募者がいる場合には、特定事業者と当該
応募者に対し、新たに企画書・技術審査資料等の提出を要請し、競争契約手続きへ移行すること
とする。
(3)業務概要
別添仕様書のとおり。
2.公募に応募するものに必要な資格に関する事項
(1)予算決算及び会計令(昭和 20 年勅令第 165 号)第 70 条及び第 71 条の規定に該当しない者であ
ること。
(2)平成 25・26・27 年度
全省庁統一競争入札参加資格において「役務の提供等」を取得している
者であること。
(3)契約担当役等から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。
(4)本公告に示した業務を指定する日時、場所で十分に履行できることを証明した者であること。
(5)本公告に示した業務の全部若しくはその主たる部分を第三者に委任、又は請け負わせる者でな
いこと。
3.応募要件
(1)別添仕様書に記載の内容について実施可能なこと。
(2)海底地震計の運用及び管理に関する知識と経験を有し、これらを一体として実施することがで
きること。
4.応募方法
(1)公募の期間 平成28年3月11日(金)から平成28年3月22日(火)まで
(2)本公募の条件を満たし、参加を希望する者は、本公告2.及び3.に示す資格及び要件を満た
1
すことを証明する資料を添付の上、以下の期日までに5.までに提出すること。
期限 平成28年3月23日(水) 12:00必着
(郵送可能ただし、書留郵便等記録が残るものに限る)
(3)上記資料の様式は任意(ただし、用紙サイズはA4版又はA3版とする。)とするが、応募事業
者の意思決定が確認できる書類とする。
(4)上記資料の提出があった場合、当機構は、業務遂行確認審査を行い、当該応募者が応募資格等
を満たすと認められた場合には書面にて通知するとともに、特定事業者と当該応募者に対して、
企画書・技術審査資料等の提出を要請し、競争契約手続きへ移行する。
(5)上記資料について、当機構から説明及び追加資料の提出を求められた場合は、それに応ずる義
務を負うものとする。これらの義務を履行しない者の資料は、公募要件を満たすことを証明する
資料として認めない。
(6)その他
1)手続きにおいて使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨とする。
2)上記資料の作成及び提出に係る費用は応募者の負担とする。
3)提出された資料は、業務遂行確認審査以外に応募者に無断で使用しない。
4)一旦受理した資料は返却しない。
5)一旦受理した資料の差し替え及び再提出は認めない。
6)資料に虚偽の記載をした場合は、当該応募者の資料を無効とするとともに、取引停止措置を行
うことがある。
5.連絡先
〒237-0061 神奈川県横須賀市夏島町 2 番地 15
国立研究開発法人海洋研究開発機構
経理部 契約第 1 課 才善 主門
TEL:046-867-9124
FAX:046-867-9125
2
1600047700X1
仕
様 書
1.件名
海底地震計の運用・管理
2.概 要
本仕様書は、受託研究「南海トラフ広域地震防災研究プロジェクト」の一環として行われる海底
地震計の運用・管理について定めるものである。
(1)株式会社東京測振製海底地震計(型番 TOBS-24N)の運用・管理
当年度の運航計画に基いて調査観測に用いる標記海底地震計を、観測可能な状態に管理する。
(2)海底地震計の保管・管理および取得データの基礎的な解析
保管場所を確保し、当年度の運航計画に基き運用に必要な台数の海底地震計を安全に保管し、履
歴管理する。また、得られたデータについて、基礎的な整理・解析を実施する。
3.数 量
海底地震計 150 式
※ 海底地震計は、下記内訳で構成されるものとする。
・海底地震計本体(レコーダ、センサー等の内装品を含む)
・ラジオビーコン、フラッシャー等の観測に必要な外装品
・海底地震計保管用パレット
4.履行・納入場所
海洋研究開発機構横須賀本部(神奈川県横須賀市夏島町 2-15)、
同横浜研究所(神奈川県横浜市金沢区昭和町 3173-25)
観測船寄港地岸壁、観測船船上、関係機関および受注者準備の保管場所
5.履行期間
平成 28 年 4 月 1 日(金)から平成 29 年 3 月 31 日(金)まで
6.仕様・作業内容
(1)海底地震計の運用・管理
1)海底地震計の状態を確認し、調査観測に使用する号機を選定すること。
2)整備の工程管理を行い、期日までに整備を完了させること。
1
1600047700X1
(2)海底地震計の保管・管理および取得データの解析
1)海底地震計の全数を安全に保管すること。
2) レコーダ、外装品など各構成機器を個々に通し番号などで管理し、その履歴を、年度を通して
記録して年度末日に報告すること。
3)任意の角度から個々の写真撮影を行うこと。
4)観測前整備、船上整備・観測、観測後整備において、本来の性能を損なう何らかの異常を発見し
た場合には、速やかに報告すること。
5)海底地震計で得られたデータについて、整理および品質管理を行うとともに、機構職員の指示に
基づき、データ登録から走時計算まで等、基礎的な解析を行うこと。
7.試験及び検査
(1)保管場所にて運用・管理を開始した際、機構職員立ち会いのもと、員数確認、外観検査を行う。
(2)提出物について、提出後機構職員立ち会いのもと、員数および内容の検査を行う。
8.保証
受注者は、善良なる管理者の義務に留意し、海底地震計の員数や性能の損なわれることのないよ
う、保管、管理を実施する。本保管・管理の実施期間中に、受注者側の責により、員数、性能が損な
われた場合は、受注者の負担により原状回復を実施する。
9.提出物
(1)個々の機器の通年の履歴、個々の写真付きリスト …書面2部及び電子媒体1式(完了時)
(2)保管状況を示す写真(保管場所内の任意の角度からの写真) …1式(完了時)
(3)データ解析の実施内容および解析結果
…電子媒体1式(完了時)
10.その他
本仕様書の記載内容について疑義が生じた場合は、機構担当者と協議し、指示を受けること。
以上
2