ありがとうございました! 自分が少年期を過ごした1970年代…大阪の万国博覧会では「人類の進歩と調和」が喧伝され、 スーパーカーそのものが漫画のヒーローになり、ロボットアニメが最初の旺盛を極めた時代でした。 今は希薄となったメカへの夢や憧れを、是非とも若い世代にも伝えておきたいのです。 「機械にも心が有るんだ。叩かれれば痛いと思う…」だったでしょうか? 少年時代に呼んだ、特撮ヒーローの原作漫画に有った描写です。 「STAR STORKS」は、心優しいメカたちの物語。 メカたちの心、痛み、喜びにも、ご期待いただきたいと思います。 ショートムービー、メカフリークから見れば、はたして2Dで良いか?という声はありましょう。 一枚絵としてカッコ良く見せるためには、立体的に破綻していても構わないから、 もっと色んな角度からの「決めポーズ」を描けば良かった…と反省しています。 それにしても特番…かくも大きな番組で、かくも大きなゲストを、かくも小さな自分で迎えようとは! 本番が始まるまで、全く存じませんでした。 そりゃあビビりまくりましたよ、トドメは富野監督! 自分は、ファーストガンダム以前…ライディーンやザンボット3の世代ですから。 (右のイラスト、当時のロボアニメの影響を受け、少年の頃に描いたロボットをリファインしたものです。) さらに富野監督は、玩具のマーチャンダイジング先行型番組のパイオニアです、 きっと私がこれまでしてきた仕事のスタイルにも、思い当たる事がったのでは…と。 玩具タイアップのアニメ作品の場合、メーカーは商品化前提のキャラやアイテムを、 映像製作現場にやたらと数多く要求してきました…商品点数を増やしたいがためです。 でも少子化と共に、そのスタイルは過去の物となりました。 むしろ登場キャラやアイテムを絞る事で、映像製作現場でもドラマの描写に集中出来て、 マーチャンダイジングも効率的になるのでは?…という発想も「STAR STORKS」にはあります。 よろしくお願いいたします! イグナック
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