カンナ・プロジェクト since 2004 by Riho Tachibana カンナ・プロジェクトは、広島原爆投下からわずか1ヶ月で咲いて、人々に「生き られる」をくれたにもかかわらず、60年間忘れられた真っ赤なカンナの事実を伝 え、子どもたちとカンナの花を咲かせ、「生きる勇気と希望」「命の尊さ・人間の 尊さ」「平和のバトン」を繋いでています。 広島から発信して全国24都道府県151校。世界11カ国にバトンを繋ぎました。 (この活動は2004年から10年間、全て一人の個人の費用で行われています。 球根は長野県須坂市が協力しています。) 日本 オーストラリア フランス インド スペイン アメリカ バチカン カナダ 香港 インドネシア ベトナム タンザニア 概略 1945年8月6日、世界で始めて核爆弾が広島に落とされました。瓦礫の焦土と 化した大地には「75年は花は咲かないだろう」といわれていました。ところが、 爆心地820m というところに、たったひと月で咲いた花がありました。 真っ赤なカンナの花です。放射能にも負けずに再び芽を出し、わずかひと月で咲い てくれたカンナの花。人々はこの花に「生きる力」をもらったと思います。 しかし、球根のこの花は、他の原爆の木とは違い、復興とともにゴミとなりました。 60年の年月を経て、2004年、ひとりの女性が原爆資料館でカンナの写真と出 あいました。悲惨な展示から希望をくれたカンナの花にお礼がしたくて、取材をし て、物語りとしてカンナに再び命を吹き込みました。驚いたことにこの事実を知る 人がいなかったのです。周知活動を展開する中で、子供たちと一緒にカンナを植え てカンナのことを伝えています。 カンナ・プロジェクト キーワード 広島爆心地820m 原爆投下からわずか1ヶ月 真っ赤なカンナ 花言葉は『堅実な未来』 キャッチフレーズ 『平和と希望をつなぐ真っ赤なカンナのリレー!』 『世界中の人の心に平和と希望の花を咲かせましょう!』 「たんたんと10年」 平和は眉間にしわ寄せずカンナスマイルでたんたんと! YouTube「カンナの奇跡」 http://youtu.be/3APpYnE-MPs (10 年間が 10 分間でわかるビデオです。是非ご覧下さい) カンナ・プロジェクト HP http:// canna-project.com 今後の課題 現在、次世代に繋ぐべく、高校生大学生を育てています。
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