サケ大規模実証試験No.2(3月5日)

サケ大規模実証試験No.2 釜石市唐丹町「熊野川」に、試験のための
サケ稚魚約60万尾を放流し、調査を開始しました
2月26日(木)、サケ大規模実証試験施設で「適正飼育密度試験(前回の記事を参照)」を行ってい
たサケ稚魚約60万尾を、隣接する熊野川に放流しました。
今回放流したサケ稚魚は11月18日に採卵し、2月4日に給餌を開始したものです。
今後、唐丹湾内で3月上旬以降、当センターの漁業調査指導船「北上丸」により火光利用敷網で採
捕し、放流後の稚魚がどのように成長しているかなどについて調べる予定です。
また、数年後、熊野川への回帰状況についても調査することとしています。
体長約5cm、体重約1gに
成長しました
屋外水槽内を元気に泳ぎ回るサケ稚魚たち
飼育水槽を出たサケ稚魚は水路を通り熊
野川に旅立ちました
鳥に食べられないように夕方暗くなってから放流開始
放流された稚魚を見守る山野目上席専門研
究員(右)と山根専門研究員(左)
唐丹湾に注ぐ熊野川
故郷の川にたくさんのサケが帰ってきますように